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J-BMP 日本地図学会作品・出版賞を受賞

PR TIMES / 2024年6月10日 14時45分

高精度で網羅的な生物多様性保全地図が評価



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100724/20/100724-20-82e61ed2d55b9b03015702fb856fd5d8-1893x887.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
J-BMP

株式会社シンク・ネイチャー(本社:沖縄県那覇市、代表取締役CEO:久保田 康裕、取締役社長:舛田 陽介、以下「当社」)が開発した、日本の生物多様性地図化プロジェクト「J-BMP」(以下「J-BMP」)が、日本地図学会(本部:東京都目黒区 会長:熊木洋太)が表彰する学会賞『作品・出版賞』を受賞しました。
1.日本地図学会 学会賞とは
日本地図学会 学会賞とは、「地図に関する研究活動や情報収集交換につとめ、すぐれた地図情報を提供し、地図作成・地図情報利用技術等の発達に寄与すること」を目的として設立された日本地図学会において、毎年1回、地図学の理論構築と普及、地図・空間情報等に関する技術の向上に尽力された個人や法人、団体を表彰するものです。
2.J-BMPとは
J-BMPとは、2020年に開発した、当社が保有する生物多様性ビッグデータを活用・解析し、生き物分布を可視化したWebアプリケーションです。あらゆる場所について、生物多様性の価値を数値的に評価した多数の指標の地図情報が閲覧できます。特に、日本全国の土地区画ごとの保全利用情報は、1km x 1kmスケールの空間解像度と高精度で可視化しており、元となっている生物多様性ビッグデータの質と量、分析テクニックにおいて、世界的に見ても最先端な内容となっています。
J-BMPはこちらからアクセスください:https://biodiversity-map.thinknature-japan.com/
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100724/20/100724-20-71de57ed1095f6dededb06c3ad12edd6-1257x858.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
J-BMPで表示される、地点毎の生物多様性基本情報の例

3.受賞理由(日本地図学会による原文を抜粋)
ウェブ閲覧サイト「日本の生物多様性地図化プロジェクト」,生物多様性に関するビッグデータの整備,そしてそれらの情報内容を分かりやすく表現する地図インターフェースの構築により,地図による一覧性・網羅性・重層性及びそれらを通した発見や気づきを促す刺激的な極めて優れた作品となっている。地図の表示項目は,生物多様性(植物,哺乳類,鳥類,爬虫類(はちゅうるい),両生類,淡水魚類,沿岸魚類,イシサンゴ類),保全優先地域(自然保護区、優先地域分析),リスク(生物要因、気候変動、人口),生物系サービス,種の個体数,と極めて多様な視点を提供している。情報の表示単位は1kmメッシュであり,また背景図にレリーフ表現の選択が可能であり地形との関係による理解を助けている。これらが日本全土をカバーしており行政区画による統計地図では得られない滑らかな表現となっている。データ構築と地図表現はユニークであり,標記プロジェクトが評価された。
4.当社概要
株式会社シンク・ネイチャー
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100724/20/100724-20-48ca93eea16fcc2d298cbca0055b1daf-2036x922.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


生物多様性科学において卓越した実績を有する研究者で構成されている琉球大学発スタートアップです(https://think-nature.jp)。世界の陸・海を網羅した野生生物や生態系の時空間分布を、自然史の研究論文や標本情報、リモートセンシング(人工衛星・ドローンによる観測)、環境DNA調査、野生生物の行動記録(バイオロギング)、植物・動物愛好者の研究などで収集された生物関連データ(地理分布、遺伝子、機能特性、生態特性など)を元にビッグデータ化し、AI等の最先端技術を用いたネイチャーの可視化や予測やシナリオ分析技術を有しています (*1)。TNFDのデータカタリストイニシアティブに参画し、自然資本ビッグデータを活用した自然の持続的利用に関する分析、評価、 ソリューション(TN LEAD *2)で、金融機関・機関投資家・企業の生物多様性対応を支援しています。さらに、「生物多様性ネットゲイン」を可視化し、ネイチャーポジテイブ事業を推進するためのサービス(TN GAIN *3)を提供しています。また、生物多様性の記載に尽力している研究者を表彰する「日本生態学会自然史研究振興賞」を提唱し、賞金を提供して基礎科学の裾野を支える活動を行い(*4)、さらには一般向けに、生き物の豊かさを、地図で見える化したスマートフォンアプリ「ジュゴンズアイβ版」(無料)をリリースし( *5)、生物多様性の主流化(教育普及)を推進しています。
*1:日本の生物多様性地図化プロジェクト J-BMP https://biodiversity-map.thinknature-japan.com
*2:全産業セクター&グローバルな事業拠点に対応した TNFD対応支援サービス TN LEAD https://think-nature.jp/service03
*3:住宅の庭づくり、都市再開発における不動産物件の緑化計画 、企業緑地や社有林の森づくり、ビオトープの計画など、ネイチャーポジティブ関連事業の効果量をビフォー・アフターの比較を基に算定し、生物多様性ネットゲインを可視化するサービス TN GAIN https://services.think-nature.jp/gain/
*4 日本生態学会の新賞、生物多様性に関する記載研究を推進している会員を表彰する新たな賞 https://note.com/thinknature/n/n885ba7f11009
*5:ジュゴンズアイ(DugongsAI)β版:豊かさを知る冒険が、待っている!https://services.think-nature.jp/dugongsai/

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