VicOne独自のゼロデイ脆弱性検知と文脈化された攻撃経路のソリューションがAWS Marketplaceで利用可能に
PR TIMES / 2024年6月19日 10時15分
~AWS MarketplaceとVicOneとの協業により、自動車業界はゼロデイの脆弱性とサイバー攻撃に対してサプライチェーンをより効率的かつシンプルに保護~
トレンドマイクロ株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長 (CEO) エバ・チェン)の子会社で、自動車向けサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーであるVicOne株式会社(ヴィックワン、東京都新宿区、最高経営責任者(CEO)マックス・チェン)は、同社のxNexusとxZETAソリューションがアマゾン ウェブ サービス (AWS) Marketplaceで利用可能になったことを発表しました。xNexusは次世代の車両セキュリティオペレーションセンター (VSOC)プラットフォームであり、xZETAは自動車の脆弱性とソフトウェア部品表(SBOM)の管理システムです。これらソリューションは、独自のゼロデイ脅威インテリジェンスにより車載ソフトウェアのサプライチェーンを保護し、リスク評価のために状況に応じた正確で実用的な知見を提供します。
[画像: https://prtimes.jp/i/122275/20/resize/d122275-20-b580326b05ae5402b88f-0.jpg ]
xNexusはVicOneの車載VSOCセンサーと統合され、独自の大規模言語モデル(LLM)アプローチを活用して、VSOCチームをサポートするカスタマイズされたレポートを提供します。xNexusは、さまざまなステークホルダーのニーズに基づいて、実用的で状況に応じた攻撃経路に関するインサイトをVSOCチームに提供します。VicOneの次世代VSOCプラットフォームが提供する機能は、脅威に関する調査を加速し、さまざまな攻撃への適切な対応を可能にし、誤検知への対処といった負担も効果的に軽減します。
xZETAは、自動車の脆弱性とSBOMを管理するシステムであり、車両のソフトウェアをスキャンして、ゼロデイ、未公開、既知、および顧客が発見した脆弱性に加えて、CWE、マルウェア、標的型サイバー攻撃などを特定します。xZETAにおける特許出願中のVicOne脆弱性影響度評価(VVIR)技術を通じて、外部と内部の知見が統合され、より高リスクの脆弱性へ対処するといった優先順位付けが可能となります。
これにより、高リスクの問題を迅速に特定し、対応すべき戦略を策定できます。これらの情報は、ISO/SAE 21434プロセスとの整合性を確保し、継続的な監視を維持するために、脅威分析やリスクアセスメント(TARA)の結果にもフィードバックされます。
AWS Marketplaceは、ソフトウェア、データ、サービスの調達、プロビジョニング、ガバナンスを簡素化することを目的としています。日本においては今後、準備が整い次第、サービスの提供を予定しています。
AWS Marketplaceで利用可能なVicOneソリューションの詳細については、以下のリンクをご覧ください。
https://aws.amazon.com/marketplace/seller-profile?id=seller-ytyg2ymimzjnu
VicOne CEO:マックス・チェン コメント
「AWS Marketplaceとの協業は、自動車メーカーがSDV(ソフトウェア定義車両)のグローバルなソフトウェアサプライチェーン全体に必要な多くの高品質なソリューションを安全に導入するのを支援するための、当社のさまざまな形による取り組みのもう一つの例です。AWS Marketplaceは、世界中の市場で新たな顧客にVicOneのソリューションを紹介するだけでなく、MSSP(マネージドセキュリティサービスプロバイダー)やその他のパートナーが、ゼロデイの脆弱性やサイバー攻撃から自動車ソフトウェアのサプライチェーンを保護するために、当社の製品のより効率的かつシンプルな提供を可能にするでしょう。」
VicOne について
VicOneは、これからの自動車を守るというビジョンを持ち、自動車産業向けに幅広いサイバーセキュリティソフトウェアやサービスを提供しています。自動車メーカーの厳しい要求に応えるために開発されたVicOneの各ソリューションは、現代の車両が必要とする高度なサイバーセキュリティの各種要件に適合し、大規模な運用にも応えるように設計されています。
VicOneは、トレンドマイクロの子会社であり、トレンドマイクロが30年以上にわたって培ってきたサイバーセキュリティ技術をベースにしています。自動車サイバーセキュリティのグローバルリーダーとして、サイバーセキュリティにおける独自の深い知見を活かした先見性を提供し、お客様が安全でスマートな車両を開発できるよう支援しています。
詳細はhttps://www.vicone.com/jpをご覧ください。
■ご参考:現在のVicOneパートナー日本企業
・富士通 :高付加価値なVSOCサービスの実現に向けた協業
・ティアフォー :セキュアな自動運転実現に向けた協業
・日立Astemo :コネクテッドカー向けセキュリティソリューション連携・協業
・パナソニック オートモーティブ:次世代コックピットシステム向け仮想化セキュリティの共同開発
【日本法人名】VicOne株式会社(英語名:VicOne Corporation)
【グローバル代表】CEO マックス・チェン
【日本法人役員】会長 マヘンドラ・ネギ、 マックス・チェン等
【設立日(台湾)】2022年6月
【設立日(日本)】2023年6月(登記月)
【従業員数(グローバル)】約100名
【本社所在地】日本、東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー
【事業内容】自動車向けサイバーセキュリティソリューション
【U R L】https://www.vicone.com/jp
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