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社内研究チーム「ハーブのはたらき研究プロジェクト」立ち上げのお知らせ

PR TIMES / 2015年6月3日 17時6分

自社ブレンドハーブティーの効果について、確認研究情報を公開していきます。

ハーバルライフを総合的にスタイリングするハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」を運営する株式会社コネクト(所在地:東京都千代田区 代表取締役:吉川由紀子)よりお知らせです。

(株)コネクトは、以前より行っていた研究調査や新たな調査結果などをわかりやすく伝えるための【ハーブのはたらき研究プロジェクト】を立ち上げました。

第1弾としては、ハーブティー「ストレスでキリキリしちゃう時に」の癒し効果について、 (株)ANBAS(大阪大学名誉教授・永井克也)と共同研究を行った結果について情報を公開いたします。

当該商品はネーミングの通り、イライラして気持ちが高ぶる時、不安を感じて食欲がわかない時、お休み前のリラックスに、お飲み頂きたいハーブティーです。副腎交感神経の働きをおさえて、癒し効果をもたらすことがわかりました。本年秋頃には、人にもたらすリラックス効果についても臨床試験を行う予定です。

弊社は創業以来、「健康と美容をサポートするものとしてのハーブのご提供」にこだわって参りました。これからもハーブを通じてお客様のお悩みをサポートできるハーブコミュニケーションを深めていきたいと考えます。



[画像1: http://prtimes.jp/i/4085/21/resize/d4085-21-424694-4.jpg ]



1)研究対象商品:enherbオリジナル ブレンドハーブティー「ストレスでキリキリしちゃう時に」


[画像2: http://prtimes.jp/i/4085/21/resize/d4085-21-613089-7.jpg ]

ジャーマン・カモミール、リンデン、スカルキャップなど、リラックス効果をもたらすと言われるハーブを中心としたブレンド。
レモングラス、コリアンダーシードなどの胃腸の不調にアプローチすると言われるハーブもブレンドし、心配事や不安、緊張といった気持ちの高ぶりから起きる消化不良や食欲不振をサポートするハーブティーです。
心配事やストレスから気分を切り替えられないときにおすすめです。


■ブレンド内容
オレンジピール(スイート)、ローズヒップ、レモングラス、ジャーマン・カモミール、カレンデュラ、コリアンダーシード、 スペアミント、リンデン、スカルキャップ
⇒商品詳細情報は別途添付


2)探索試験 目的
ブレンドハーブティー「ストレスでキリキリしちゃう時に」の機能性を明らかにするため、副腎交感神経、
褐色脂肪組織交感神経、皮膚動脈交感神経、胃迷走(副交感)神経などの遠心枝の4つの自律神経の活動に対し、
それらのうち、このハーブティーが最も著明な効果を示す自律神経活動について確認的な試験を行うことを目的として、ハーブティーが与える影響の探索的試験を行った。

1.副腎交感神経
活動的になると、アドレナリンを分泌させ、血圧や血糖を上昇させてストレッサーと戦える状態にする。活動が低下するとストレスがない癒し効果を引き起こす。

2.褐色脂肪組織交感神経
活動が促進されると取りすぎた糖分から生じた脂肪を燃やし、熱産性を促進し体温が上昇する。活動が低下すると、熱産性が抑制されて体温が低下し、睡眠へと誘う。

3.皮膚動脈交感神経
活動が促進されると皮膚の動脈が収縮し、末梢抵抗が高まり血圧が上昇する。また、皮膚への血流が低下するので、保湿度や育毛が抑制され、傷の治りも抑えられる。逆に活動が低下すると、皮膚の動脈が弛緩(拡張)し、末梢抵抗が減弱して血圧は下降する。また、皮膚への血流が増加するので、保湿度や育毛などが高まり、傷の治りも促進される。

4.胃迷走(副交感)神経
活動が促進されると消化・吸収能が高まり食欲が更新する。また、腸の運動(蠕動)が促進されるので便通が改善すると共に腸でのガスの貯留が減少することにもなり、リラックス効果をもたらす。逆に、活動が抑制されると消化・吸収能が低下して食欲が抑制される。また、腸の運動(蠕動)が抑制されるので便通が抑制され便秘を引き起こす。この状態では腸でのガスの貯留が増加して、腹部の不快感を引き起こし、イライラ感をもたらす。


3)探索試験および、確認試験 試験方法
実験には12時間毎の明暗周期(8時~20時まで点灯)下に、一定の温度(24℃)に保った恒温動物室にて、1週間以上飼育した体重約300gのWistar系雄ラット(約9週齢)を使用。探索試験としては、経口胃内投与用のカニューレを挿入し、その後、上記の4つの自律神経の遠心枝を銀電極で吊り上げ、それぞれの自律神経の電気活動を測定。測定値が一定に落ち着いた時間から実験を開始。

ハーブティーは160mLの熱湯で茶葉6gを3分間抽出したものと、茶葉3gを3分間抽出したものを、300g体重のラットの胃に1mL投与。これらの自律神経活動の変化を観察した(添付資料 図1~図4)。

その後、日程を変更し、変化が著明であった神経活動値のひとつ=副腎交感神経に対しての確認試験を実施。
同条件で、3匹のラットを使用し、対照実験として水を投与した場合の試験も行った(添付資料 図5) 。
自律神経の活動データは5分間毎の5秒あたりの発火頻度(pulse/5s※運動単位)の平均値にて解析し、経口胃内投与前5分間の平均値(0分値)を100%とした百分率で表した。


4)探索試験 結果(ラット1匹/神経活動数値変化の確認)

[画像3: http://prtimes.jp/i/4085/21/resize/d4085-21-618192-0.jpg ]



6mg/100mLにて抽出したハーブティー溶液1mlを300g体重のラットに経口投与した時、副腎交感神経(図1)と褐色脂肪組織交感神経(図2)を抑制し、胃迷走(副交感)神経(図4)を促進する結果が得られた。皮膚動脈交感神経活動(図3)については、変化が見られなかった。


5)確認試験結果(ラット3匹/副腎交感神経活動に対する数値変化の確認、及び水との対比試験)

[画像4: http://prtimes.jp/i/4085/21/resize/d4085-21-614878-1.jpg ]



<水を1mL投与した時:青線>
ほとんど変化なし。投与5分後に98.2%(個体差4.8%内)に減少するものの、その後60分後に109.1%(個体差2.8%)に。測定期間中はそれらの間の値にとどまった。

<ハーブティー1mL投与した時:赤線>
※茶葉6g/160mLの熱湯で抽出
投与直後若干上昇し、5分後には101.4%(個体差3.6%)に増加するものの、ゆっくりと徐々に数値は低下し、投与40分後に81.3%(個体差5.2%)に。
60分後には88.4%となった。


⇒有意差を分散分析法により統計学的に検討すると、水投与時とハーブティー投与時の副腎交感神経活動値には有意差が認められた。

6)考察
茶葉6gを160mLの熱湯で抽出したハーブティー1mLを体重300gのラットに経口投与した時、副腎交感神経を抑制して、癒し効果、血糖ならびに血圧を低下させる効果などを引き起こす可能性があることが示唆された。

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