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看護師育成で大規模災害時の、日本・タイ両国からの迅速な医療人材派遣を目指す

PR TIMES / 2016年1月26日 14時47分

国際医療NGOジャパンハート、Dr. カセー・チャナオン財団とMOU締結

日本の国際医療NGO「特定非営利活動法人ジャパンハート」(所在地:台東区、代表:吉岡秀人、以下ジャパンハート)とタイの「Dr. カセー・チャナオン財団」は、ASEAN圏内の大規模災害時に対応する人材の育成をタイ国内で行うことについてMOUを締結した。このパートナーシップにより、タイの看護師・看護学生などを対象に人材育成を行う。
さらに、タイと日本の医療者が協働し、被災地で効果的な人道支援活動を行う仕組みを作り、実施することを最終的な目標に置く。



 
[画像1: http://prtimes.jp/i/12298/21/resize/d12298-21-537115-1.jpg ]



特定非営利活動法人ジャパンハートは、拠点を置く支援国3か国(ミャンマー、カンボジア、ラオス)とその他ASEAN連合国との円滑な連携化を進めるため、地理的・文化経済的開発の有利性から、社会貢献活動においてタイ・バンコクを拠点化し、人的・物的リソースの配置を有効に行う仕組みの構築する活動を行ってきた。
一方、タイでは、看護教育が進歩を遂げ、先進医療に対応する看護技術・知識も進んでいる中で、国際協力・災害看護などに関する教育は、カリキュラムに組み込まれていない現状がある。タイは洪水・津波などの水害が主である、限定された災害リスクと言う認識にとどまっており、人々の災害に関する意識はそれ程高くない。隣国での緊急対応を含め、緊急人道支援に自らが支援国になり得るという啓発に関しては、正にこれからがスタートになる。
アジアの中でのタイの地理的な意義をより多くのタイ国の国民が理解し、ASEAN圏内の緊急時に対する自国の緊急人道支援の担い手としての役割認識を育て、その際に提供される活動が、質の良い被支援者と支援者の、あるいは異国間の相互理解の上に成り立ち、ボランティア精神を発揮できるよう、お互いの目的を確認した。

今後の協働活動・社会貢献
現在は、タイ日両国が行う緊急人道支援に必要になる「国際協力」「ボランティア活動・精神」などについて理念構築を行う段階と言え、既にパートナーシップの関係機関であるタイ北部のKhon Kaenにある私立大学College of Asian Schlarにおいて交流・人材育成を開始。

また、経済発展を続けるタイは、今後、中進国としてのさらなるグローバライズを視野に入れ、日本とタイの両国において、国際的な医療者の輩出に寄与できるよう活動を進めていく計画である。

[画像2: http://prtimes.jp/i/12298/21/resize/d12298-21-358647-2.jpg ]



<特定非営利活動法人ジャパンハートとは>
2004年、小児外科医の吉岡秀人医師が、国際医療ボランティア団体として設立。「医療の届かないところに医療を届ける」を理念として、ミャンマー、カンボジア、ラオス、日本国内の僻地・離島、東日本大震災の被災地などで活動。海外では年間2万件を超えるの診療・手術を貧しい人々に無償で行っている。
これらの団体の活動に参加した日本人医療者の数は年間のべ500人を超える。
・ホームページURL http://www.japanheart.org/

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