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アスタキサンチンで、飲む『先制美容』環境や加齢が引き起こす肌状態の悪化を抑制する作用をヒトで確認 

PR TIMES / 2017年6月27日 15時38分

~肌内部の炎症を抑えることで、シワや乾燥の進行が遅くなる。日本酸化ストレス学会誌(Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition)で発表~

 天然アスタキサンチン原料と製品を世界中に供給しているアスタキサンチンのパイオニア、
アスタリール株式会社(富士化学グループ、本社:東京都港区、代表取締役社長:西田光徳)は、
アスタキサンチンの肌への作用に関する研究を行い、アスタキサンチンが肌内部(表皮層)の炎症を抑制することで、紫外線や乾燥のような外部環境要因による肌状態の悪化を抑制する作用があることを確認しました。本研究は、日本酸化ストレス学会誌(Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition)に掲載されるのに先立ち、オンライン版(2017年6月20日付)において先行発表*されました。



 アスタリールは皆様の健康と幸せに貢献することをミッションとし、天然アスタキサンチンの研究と開発を通して、先制医療の領域に挑み続けてきました。肌についても、「美しい肌を保ちたい」「健康な肌でいたい」という多くの方の思いにお応えするべく研究を続けており、本研究では、飲む『先制美容』ともいえるアスタキサンチンの肌への効果を確認しました。アスタリールは、高品質の天然アスタキサンチン製品を世界中にお届けするとともに、今後ともアスタキサンチンの研究と開発につとめてまいります。


 紫外線、気温の低下、乾燥や花粉症の時期など、環境による肌状態の悪化は、年齢に関係なく多くの女性が悩んでいます。紫外線や乾燥などは肌にとって様々な刺激となり、表皮層に炎症を起こす原因となります。表皮層の炎症は、シミの原因となるメラニンを作るだけではなく、肌の水分やバリア機能に関係する肌表面の角化異常や、肌の深層に影響してシワにつながるため、肌状態を悪化させる要因の一つであることがわかっています。

 アスタリールでは、アスタキサンチンの強い抗炎症作用に着目し、まずヒトの表皮角化細胞を使って実験を行いました。その結果、アスタキサンチンは、紫外線(UV-B)で炎症を起こした表皮角化細胞において、炎症性サイトカインの分泌を抑制する結果が得られ、アスタキサンチンが表皮層の炎症を抑制することが示唆されました。また、表皮層で起こった炎症は、真皮・表皮の相互作用によって、真皮層のコラーゲンを分解するマトリックスメタロプロテアーゼ-1( MMP-1)を分泌させることがわかっています。アスタキサンチンで処理した表皮角化細胞の分泌液で真皮線維芽細胞を培養したところ、MMP-1の分泌を抑制することが確認され、シワの進行を抑制することが示唆されました。

 この細胞試験の結果を検証するために、健常女性65名に16週間の臨床試験(UMIN000018550)を2015年に行いました。本試験は、肌にダメージを与える環境要因であり、紫外線(日照)や乾燥(湿度)の変化が大きい、日本の8月から12月に行われました。試験の参加者らは、1日当たり6mg(低用量)または12mg(高用量)のアスタキサンチンあるいはプラセボのいずれかを経口摂取しました。プラセボ群のシワパラメータと角層水分量は、摂取前に比べて摂取16週後に有意に悪化しました。一方、アスタキサンチンを摂取した両群では有意な変化は起こらず、これらの悪化が抑えられたことが示唆されました。

 また、試験期間内に参加者の肌内部に起こった炎症度合いを調べるために、摂取前後に参加者の角質細胞を採取して炎症性サイトカイン(インターロイキン1α、以下IL-1α )量を測定したところ、プラセボ群と低用量群では摂取前に比べて摂取後のIL-1αは有意に増加し、肌内部で炎症反応が起こっていましたが、高用量群では増加しておらず、肌状態悪化の一因である肌内部の炎症が抑えられたことが確認されました。

 このことから、アスタキサンチンの摂取により、肌内部の炎症が抑えられ、環境や加齢による肌状態の悪化から肌を守り、健康な状態を維持できることが期待されます。
*:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcbn/advpub/0/advpub_17-35/_pdf

天然アスタキサンチンについて
 その多くがヘマトコッカス藻を原料とした抽出物を用いて、動物試験および臨床試験が広く行われています。生体膜保護作用やミトコンドリアへの作用など、細胞レベルで作用することが確認されており、メタボリックシンドローム、アトピー性皮膚炎などの病態だけでなく、脳機能の改善、運動機能の向上など、健康増進における有効性も多く報告されています。

アスタリールについて
 富士化学グループの子会社で、天然アスタキサンチンの研究開発、製造販売と、アスタキサンチンに関する情報提供を行っています。天然アスタキサンチン原料アスタリール(R)の製造・供給のほか、医療機関・医療関係従事者向けの独自製品、および一般消費者向けの独自製品を開発・販売しています。アスタリールグループは、米国、スウェーデンにアスタキサンチン製造工場を、日本、米国、スウェーデン、シンガポール、オーストラリア、インドに販売拠点を置き、世界中で、天然アスタキサンチンの製品やサービスを提供しています。


[画像: https://prtimes.jp/i/16011/21/resize/d16011-21-646468-6.jpg ]

アスタリ-ル 公式サイト http://astareal.co.jp/
アスタビータオンラインショップ http://www.astavita.jp/
最新研究データサイト「アスタキサンチンラボ」 http://www.astaxanthin-lab.com/about/

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