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さくらねこ10万頭突破目前!

PR TIMES / 2019年9月10日 11時40分

どうぶつ基金の手術費全額助成で、殺処分ゼロまであと一息

犬や猫の殺処分ゼロを目指す公益財団法人どうぶつ基金は、2004年から猫の不妊手術事業を継続して行ってきました。2012年に事業名を「さくらねこ無料不妊手術」と改称して以降、手術数は急速に増加を続け、2014年に1万頭、2016年に3万頭、2017年に5万頭を突破。そして今月、2019年9月中にも10万頭を達成する見通しです。



[画像1: https://prtimes.jp/i/33795/21/resize/d33795-21-353051-5.jpg ]

「さくらねこ」とは、不妊手術済みのしるしとして、耳先をさくらの花びらのようにV字型にカットした猫のことです。この呼称は、どうぶつ基金が2012年に石垣島で行った一斉手術の際に生まれた名称です。

[画像2: https://prtimes.jp/i/33795/21/resize/d33795-21-562656-2.jpg ]


「さくらねこ無料不妊手術」事業では、どうぶつ基金の協働ボランティアに登録された全国の愛護団体や個人ボランティア、そして地方自治体などの行政に対して、全国に136ある協力病院で使える無料不妊手術チケットをどうぶつ基金が発行します。チケットを使って不妊手術が実施されると、支援者の皆様から頂いた寄付金を使って、どうぶつ基金が提携病院へ支払いを行う仕組みです。

これに加えて、野良猫の多い地域や猫が増えている離島では、どうぶつ基金が獣医師や職員を派遣して出張手術を行う「さくらねこ一斉TNR」を行っています。出張手術には、協力病院の獣医師がボランティアで参加してくれる他、周辺地域から多くのボランティアの皆様が集まり、猫の捕獲や手術前の毛刈りや耳カット、器具の洗浄などを行ってくれます。

[画像3: https://prtimes.jp/i/33795/21/resize/d33795-21-924457-7.jpg ]

このように、志を同じくする全国の協力者の皆様との二人三脚のあゆみの中で、どうぶつ基金の活動を通して誕生したさくらねこの数は、次のグラフのように毎年順調に増えてきました。

これも全て、全国の協力病院の獣医師の皆様のご厚意、協働ボランティアとして活動の柱となってくれているボランティアや行政の皆様の尽力、そしてさくらねこサポーターをはじめとする寄付者の皆様のご支援のおかげです。

全国の協働ボランティアの皆様の地道な活動の積み重ねのおかげで、さくらねこの認知度は徐々に向上しています。心ある個人の思いが周りの意識を少しずつ変えていくことで、どうぶつ基金を応援してくれる人が増え、より多くのさくらねこを誕生させる活動につながっていくのです。

[画像4: https://prtimes.jp/i/33795/21/resize/d33795-21-931520-0.png ]


上のグラフと同じ時期の猫の殺処分数の推移を表したのが、次のグラフです(2018年度の数値は未発表)。さくらねこの増加に伴って、猫の殺処分数が激減していることがわかります。

2007年まで20万頭を超えていた猫の殺処分数も、2017年時点で3万頭台にまで減少しました。殺処分ゼロの実現まで、あと一息です。

もちろん、殺処分数の減少の背景には他の要因もあります。2013年の動物愛護法改正により、行政が引き取りを拒否できるようになり、動物愛護センターでの引き取り数が大幅に減少しました。

引き取り数が減ればそれに伴って殺処分数も減ります。ですが、その裏で、引き取りを拒否された不妊手術をしていない猫が野に放たれることになります。その結果、野良猫は増え、近隣住民の苦情も増えるというしっぺ返しがすぐにやってきます。

だからこそ、野良猫を増やさないための努力が一層必要です。どうぶつ基金では、1匹でも多くの猫に不妊手術を施すことが殺処分ゼロを実現するもっとも有効な手段だと考え、さくらねこ無料不妊手術事業を核とするTNR活動に注力しています。

[画像5: https://prtimes.jp/i/33795/21/resize/d33795-21-590503-6.png ]

このように、全国の皆様との協働で積み重ねてきたどうぶつ基金の活動によって生まれたさくらねこの数が、まもなく10万頭に達します。

そして、記念すべきこの時期に、ちょうど動物愛護週間が巡ってきます。日本では、動物愛護管理法(動愛法)により、9月20日から26日までの一週間が「動物愛護週間」に定められています。

どうぶつ基金では、毎年4月から7月に「いのちつないだ♥ワンニャン写真・動画コンテスト」を開催し、10月には、動物愛護週間事業として、コンテストの入賞作品の写真展を実施しています。

「買わずに飼ってね!」を合言葉にしたこのコンテストでは、行政または動物愛護団体や個人ボランテイアから譲渡された犬や猫、町で保護した犬や猫、さくら耳のさくらねこや地域猫の写真と動画を募り、入賞作品を決定しています。

[画像6: https://prtimes.jp/i/33795/21/resize/d33795-21-856458-3.jpg ]

コンテストを通して、本当なら殺されていたかもしれない状況から、優しい人たちのおかげで命をつなぐことができた動物たちの姿を追ってきました。

入賞作品には、殺処分寸前で愛護センターから救い出された犬や、虐待現場で保護された猫など、辛い過去を負った動物たちの写真も多くあります。悲劇を乗り越えて幸せそうに写真に収まっている動物たちの姿を見ると、そんな彼らの心の傷を癒し、一歩一歩共に歩んできた優しい人々の、シャッター越しのやわらかなまなざしに胸を打たれるばかりです。

ペット業者から「買う」のではなく、保護された動物の里親になって「飼う」という選択を多くの人に知ってもらい、動物を飼うことに伴う責任を感じてもらうことが、この活動の背景にあるどうぶつ基金の願いです。

[画像7: https://prtimes.jp/i/33795/21/resize/d33795-21-192385-4.jpg ]

今年のコンテスト入賞作品の写真展は、10月17日(木)から19日(土)に大阪の本町ガーデンシティで行います。製作した写真パネルは無料で貸し出しを行っていますので、有志の皆様のご協力により、大阪での写真展の後も全国各地でコンテスト入賞作品の写真展が開催されます。

毎年多くの皆様に参加いただいているおかげで、この活動も今年で10年の節目を迎えることができました。

10年の間に、被写体の犬や猫のおかれている状況も変化してきました。近年は、多頭飼育崩壊や悪徳ブリーダーから救われた犬や猫の写真の応募が増えています。

[画像8: https://prtimes.jp/i/33795/21/resize/d33795-21-898691-8.jpg ]

不妊手術をしていないために飼い猫が繁殖を繰り返し、面倒を見切れなくなる多頭飼育崩壊や、お金目当てで劣悪な環境で犬猫を繁殖させる悪徳ブリーダーの問題は、全国で増加しており、どうぶつ基金に寄せられる相談も急増しています。

その他にも、離島でのさくらねこ毒殺事件など、動物虐待事件が大々的に報道されるようになり、動物愛護への関心は確実に高まっています。

9月20からの動物愛護週間をきっかけに、さくらねこを通して一人でも多くの人に動物愛護について考えて頂きたく、メディア関係者の皆様におかれましては、是非どうぶつ基金への取材をご検討いただけますと幸いです。

★さくらねこサポーターに参加してあなたの力を分けてください。
[画像9: https://prtimes.jp/i/33795/21/resize/d33795-21-471944-1.jpg ]

産まれてすぐに殺される、そんな悲劇をゼロにするために、皆様の温かいご支援を願いいたします。
https://www.kifukara.jp/form/doubutukikin/monthly/

「さくらねこサポーター」は、毎月2,222円から継続的にさくらねこTNR無料不妊手術の取り組みを応援いただく仕組みです。

さくらねこが10万頭を突破するこの節目に、殺処分ゼロへの機運をいっそう高められるよう、どうか皆様のお力をお貸しください。

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