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ワクチン定温輸送用保冷ボックス「ネオマックスS(R)」がマイナス70℃を72時間キープすることに成功

PR TIMES / 2020年11月26日 10時15分

医療機関への医薬品配送を目的に開発された定温輸送システム

日本で初めてウレタンフォームの生産を始めた高分子素材のリーディングカンパニーである株式会社イノアックコーポレーション(代表取締役:井上聰一、名古屋本社:愛知県名古屋市・東京本社:東京都品川区、以下イノアック)は、自社で製造・販売するワクチン輸送用保冷ボックス「ネオマックスS(R)」が、評価試験において内容物の温度をマイナス70℃で72時間保持に成功したことをお知らせします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/41260/21/resize/d41260-21-735761-0.jpg ]




開発の背景


イノアックが製造および販売する「ネオマックス(R)」シリーズは、極めて断熱性に優れた計量設計のワクチン輸送用保冷ボックスです。ドライアイスや蓄冷剤と組み合わせることで、ハイレベルな保冷管理が可能となります。

ワクチンの完成を世界中の人々が待ちわびる中、「イノアックとして、何ができるのか」を考えました。一部報道では「現在開発中のワクチンは、一般的なワクチンの保管に必要な温度よりもさらに低い摂氏マイナス70℃で保管・輸送する必要がある」と報じられています。

そこで、ワクチンを安全かつ効率的に医療機関へ届けるため、「ネオマックスS(R)」で摂氏マイナス70℃を目標とした超低温管理試験を実施しました。様々な寒剤(ドライアイス・蓄冷剤)の種類と量を組み合わせ、試行錯誤を重ねた結果、内容物の温度をマイナス70℃のまま、72時間保持することに成功しました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/41260/21/resize/d41260-21-283934-1.jpg ]


また、任意の時間ごとに温度を測定し、そのデータをPCやスマホに簡単に記録・保存できる温度ロガーも2021年2月に発売予定です。

■「ネオマックスS(R)」製品サイト
https://www.inoac.co.jp/package/cold_storage/neo_max.html


保冷性能試験の概要

<試験製品と試験条件>

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/41260/table/21_1.jpg ]



<試験結果>

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/41260/table/21_2.jpg ]



[画像3: https://prtimes.jp/i/41260/21/resize/d41260-21-216903-2.jpg ]

※本リリースに記載したデータはあくまでも参考値になります。製品性能を保証するものではありません。


本プレスリリースに関しまして

■本リリースに記載されている会社名および製品名は、イノアックの商標または登録商標です。
■本プレスリリースに掲載されている内容、製品の仕様その他の情報は、発表時点での情報です。予告なく変更する場合があります。予めご容赦ください。

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