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犬・猫オーナーの空気清浄機に関する調査(犬と猫で求める性能に違いも)

PR TIMES / 2024年11月7日 13時15分

「空気清浄機を買う目的ランキング」1位はペットの臭い対策。しかし、実は犬と猫で、対処すべき主な臭い成分は異なる?

犬や猫と一緒に暮らす部屋を、光触媒で消臭・除菌する空気清浄機『ブルーデオ』の製造販売を手掛ける株式会社フジコー(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:萩尾 寿昭 以下フジコー)は、2024年6月~8月にかけて、空気清浄機を使用しているペットオーナー400名(犬オーナー:200名、猫オーナー:200名。全国の20~69歳の男女)を対象に、空気清浄機に関する調査を実施しました。調査の結果、犬と猫のオーナーで空気清浄機に求める性能は共通点が多い一方、ニーズが異なる点もあることが分かりました。調査結果を、犬と猫の主な臭い成分の違いと併せて、レポートいたします。



調査概要



調査名称:「犬・猫オーナーの空気清浄機に関する調査」
調査期間:予備調査:2024年6月20日(木)~6月24日(月)、本調査1:2024年6月26日(水)~6月30日(日)、本調査2:2024年7月29日(月)~7月31日(水)
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国20~69歳の男女で、犬・猫を室内で飼っており、空気清浄機を使用されている方。本調査1_犬・猫オーナー各100s、本調査2_犬・猫オーナー各100s(合計で犬オーナー:200s、猫オーナー:200s)
分析手法:株式会社MSSのオリジナルメソッドである投稿評価法
実施委託会社:株式会社MSS

調査まとめ


空気清浄機を買った目的としては、犬オーナー、猫オーナーともに一番は「ペット臭の臭い対策」、二番目は「ペットの健康」、三番目は「自分や家族のため(コロナ対策、タバコのにおい対策など)」という結果でした。 

猫オーナーは、犬オーナーよりも空気清浄機に「抜け毛対策」を期待している方が多いです。

当然備えておいてほしい機能としては、消臭力以外では、「お手入れ簡単」、「場所をとらない小型がよい」「音が静か(ペットが嫌がらない)」が上位に。

“あるある”ニーズ(そう言われれば欲しい機能)としては「オーナーのアレルギー対策」が挙がりました。



空気清浄機を買う目的1位は犬オーナー、猫オーナーともに「消臭」


 自分のペットの臭いはきらいではない(むしろ好き)な方も多いかと思いますが、お客様が来られた時には、やはり心配です。体臭はいいとしても、ペットの糞尿の臭いは何とかしたいと思われている方が多いようです。

問)空気清浄機購入時の利用目的
[画像1: https://prtimes.jp/i/45600/21/resize/d45600-21-0de19abf949722f9853b-0.jpg ]

問:空気清浄機に求める機能ランキングトップ10(57の選択肢からいくつでも選択)
[画像2: https://prtimes.jp/i/45600/21/resize/d45600-21-bf69196b577a533bf0ff-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/45600/21/resize/d45600-21-1c18422612e9e722a4c4-3.jpg ]

猫オーナーは犬オーナーよりも「抜け毛」を気にする


 「空気清浄機に求める機能」について、本調査1(犬オーナー、猫オーナー各100名)で自由回答をしていただいたところ、57の項目が出てきました。それらの項目について、本調査2(犬オーナー、猫オーナー各100名)で、共感度の高いもの(是非欲しいもの+できれば欲しいもの)をセレクションしていただきました。この2軸について、カテゴリー別にプロットしたのが下図です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/45600/21/resize/d45600-21-45649323fd6fe9bc5cb2-3.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/45600/21/resize/d45600-21-afebacffddd653165c32-4.jpg ]

犬、猫ともに共通している点


■顕在化ニーズ(上図緑枠)
・お手入れが簡単であること
・消臭力が優れていること
・小型であること(置き場所をとるのはいや等)
・運転音が静かであること(運転音が大きいとペットが嫌がるなど)
・付加機能(加湿、除湿などの機能も付いている)
■ “あるある”ニーズ(=そう言われれば欲しい機能。上図青枠)
 アレルギーに関するニーズとして、「ペットが室内を動きまわって舞い上がる埃を吸い取ってほしい」や、「ペットについているダニ、花粉、フケなどを吸い取ってほしい」といった声が、犬、猫のオーナーともに上がりました。
犬、猫で異なるニーズ(上図赤枠)


 抜け毛対応(空中に舞う抜け毛や床に落ちた抜け毛を吸い取る等)に関しては、犬のオーナーはさほどでもない(=“あるある”ニーズ)ですが、猫のオーナーは高い関心を持っていることがわかります。これは一般的に猫の毛の方が細く、空中に舞いやすいことや、猫の方がアレルギー発症を起こしやすいことが関係している可能性があります。(参考文献:米国喘息・アレルギー基金 https://aafa.org/
依然、日本製は信頼が高い


 
 最後に、本調査2において、使用する空気清浄機の製造国について尋ねました。(母数:犬:100、猫:100) 結果は下記の通りで、Made in Japanに対する信頼感は依然強いことがわかりました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/45600/21/resize/d45600-21-90e1d940cc1834a845e1-5.jpg ]


【追記】猫と犬では臭いの種類が違う
 犬の臭いの主な成分は、アンモニア、アセトアルデヒド、低級脂肪酸であるといわれています。(参考文献:ペット臭に関する実測調査-臭気発生量と対策/大同大学建築学部 建築学科かおりデザイン専攻/https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11079923_po_ART0010226623.pdf?contentNo=1) これは、犬にはアポクリン腺という汗腺があり、この汗が皮脂や被毛についた汚れや菌と混ざって酸化することで、強い臭いを発するようになるのです。
 一方、猫はあまり体臭がしません。これは猫が待ち伏せスタイルの「狩猟動物」であり、体臭があると獲物に気付かれてしまうからです。猫は起きている時間の3分の1を、毛づくろい(グルーミング)に費やしているといわれますが、これは身だしなみのためだけではなく、狩猟の成功確率を上げるためということでもあるのです。
 ただ、猫については、糞尿が犬よりも臭いと一般的にいわれています。主な成分は、「3−メルカプト−3−メチル−1−ブタノール」(MMB)という物質ですが、臭いのは、縄張り行動のほか、臭いによって、種の識別や雄雌の識別を行っている可能性があるという研究結果があります。(参考文献:糞のにおいを介したネコの縄張り行動を解明”/岩手大学 農学部 応用生物化学科/ https://www.iwate-biomolecular.net/_files/ugd/8e814c_60db4bacd01e4866873ec7a8248bcc2a.pdf
それぞれの臭い成分に応じた対策が有効ということになります。

【フジコーについて】
会社名:株式会社フジコー
創立:1952年4月
本社所在地:福岡県北九州市戸畑区中原西2丁目18-12
代表取締役社長:萩尾 寿昭
事業内容:複合金属製品(ロール製品・原料工程向製品)、環境プラント向製品の製造・販売・補修、操業関連作業、産業機械等の設計・製作・据付、光触媒製品の製造・販売等
会社URL:https://www.kfjc.co.jp/
製造販売している主な空気清浄機:ブルーデオS型

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