Smoltの高温耐性サクラマス、長崎県の昌陽水産が新養殖魚種として試験養殖を開始
PR TIMES / 2025年1月21日 10時45分
地域金融機関と自治体の連携により実現した新たな養殖チャレンジ。赤潮リスクの低い冬春期の養殖魚種として期待。
株式会社Smolt(宮崎県宮崎市、代表取締役CEO:上野賢)は、株式会社昌陽水産(長崎県長崎市、代表取締役:長野陽司)において、当社が研究開発を行う高温耐性サーモン(サクラマス)の試験養殖を2024年12月24日より開始したことをお知らせいたします。本取り組みは、長崎市と十八親和銀行が推進するオープンイノベーションによる新規事業創出を目指すプログラム「NAGASAKI CHALLENGE PLUS」(ナガチャレプラス)を通じて実現したものです。
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地域が直面する養殖環境の課題解決へ
昌陽水産では、主力魚種であるトラフグ、シマアジやマダイの養殖において、2年連続で赤潮被害に見舞われています。橘湾地域では2023年6月にも赤潮が発生し、養殖魚の大量へい死による被害総額が約11億円に上るなど、深刻な影響を受けています。このような状況を受け、赤潮発生リスクの低い冬から春期に養殖可能な新規魚種の導入を検討していた昌陽水産と、高温耐性サーモンの開発に取り組むSmoltとのマッチングが、ナガチャレプラスを通じて実現しました。
取り組みの概要
・養殖開始日:2024年12月24日
・養殖規模:約3,000尾
・養殖場所:昌陽水産 海面養殖生け簀(長崎県長崎市)
・出荷予定:2025年3月~4月
・販売計画:長崎県内スーパーマーケットにて長崎県産サクラマスとして販売予定
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Smoltの高温耐性サーモンについて
当社は2019年の創業以来、サーモン養殖に適さないとされてきた温暖な環境である宮崎県で、サクラマスの海面養殖を行ってきました。6世代にわたる選抜育種により、20℃前後の高水温環境でも育成可能な系統を確立し、九州や四国、本州での実証実績を重ねています。
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昌陽水産について
長崎県長崎市に拠点を置く昌陽水産は、トラフグ、真鯛、シマアジの養殖を手がける水産企業です。餌へのこだわりと品質管理により、顧客満足度の高い養殖魚の提供に努めています。長崎ゆかりの柑橘類の”ゆうこう”を配合した飼料でそだてる「ゆうこうシマアジ」は食品業界から高い評価を得ています。若手の力を活かした新しい取り組みにも積極的に挑戦しています。
NAGASAKI CHALLENGE PLUS(ナガチャレプラス)について
ナガが推進する地域創生プログラムです。地場企業、県内外の事業者、U/Iターン希望者、学生など、あらゆる参加者がオンライン上の「バーチャル長崎」に集まり、オープンイノベーションを通じた新規事業の創出を目指しています。本プログラムは、長崎市での新規事業に関心を持つすべての方に開かれています。(https://nagachalle.com/)
会社概要
社名:株式会社Smolt 所在地:宮崎県宮崎市学園木花台西1丁目1番地 産学地域連携推進機構
代表者:代表取締役CEO 上野賢
設立:2019年4月11日
事業内容:水産養殖業、水産に関する技術開発
お問い合わせ先: 株式会社Smolt
TEL:0985-40-2904
Email:k.ueno@smolt.co.jp
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