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Revorf、総額約3億円の資金調達を実施

PR TIMES / 2024年11月1日 20時40分



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 株式会社Revorf(本社:東京都中央区、代表取締役:末田伸一、以下「Revorf」)は、この度、日本ベンチャーキャピタル株式会社、UntroD Capital Japan株式会社、住友商事株式会社、東芝デジタルソリューションズ株式会社、ZACROS株式会社、Bio Engineering Capital株式会社、ならびにBeyondge株式会社を引受先とした総額約3億円の資金調達を実施しました。Revorfは本資金を自己免疫疾患の新規メカニズムに基づく不育症・不妊症の検査である「β2GPIネオセルフ抗体検査」の国内外での展開や、さまざまな自己免疫疾患を対象としたネオセルフ検査・創薬、ならびに量子関連技術を用いたアロステリック創薬技術の研究開発に投資していく予定です。

■β2GPIネオセルフ抗体検査について
 不育症の原因の約 2 割を占める流産や⾎栓症などを引き起こすネオセルフ抗体を⾎液検査で調べることができる新たな検査で、近年では不妊症にも関連することも報告されています。臨床研究では、検査結果が陽性の場合、対応する治療が実施された群において、不妊症では妊娠率が 2 倍以上、不育症では生児獲得率が約 1.7 倍以上高い結果であったことが確認されています。Revorf は 2022年より同検査事業を開始し、国内 150 以上の医療機関向けに展開しています。今後、本検査が先進医療として承認された場合は、自治体からの医療費補助の適用が想定され患者の自⼰負担が軽減されることで、更なる普及が期待されています。

■量子関連技術を用いたアロステリック創薬について
 Revorfでは、量子インスパイアード最適化ソリューション「SQBM+」を活用することで、従来多大な労力とコストを要する実験的手法で特定していたアロステリックサイトを、タンパク質の立体構造情報から計算により高精度に予測する技術を東芝デジタルソリューションズ株式会社と共同で開発してきました。本技術を基盤とした独自のアロステリック創薬では、創薬困難とされていたタンパク質(undruggable target)についても創薬可能な新規ターゲット領域を検出し創薬が可能となるため、創薬ターゲットの枯渇により有効な治療薬の創出が困難であるという課題の解決が期待されています。

■投資家からのコメント
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日本ベンチャーキャピタル株式会社ベンチャーキャピタリスト 劉 宇陽 氏
この度、Revorfへの追加投資を行いました。創業シードラウンドで投資し、今回は二回目の投資となります。不妊や不育症などは日本社会を取り巻く大きな課題となっています。Revorfは高い技術力と臨床現場での知見を融合し、新しいソリューションを社会に提示することとなります。さらに、既に海外での展開を始めており、より高いレベルでの不妊治療ソリューションを世界に提示出来たら幸いです。今後とも支援して参ります。




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UntroD Capital Japan株式会社代表取締役社長 永田 暁彦 氏
Revorfが持つβ2GPIネオセルフ抗体検査技術により不育症や不妊症患者の生児獲得確率を向上できること、アロステリック創薬技術によりあらゆる自己免疫疾患および感染症に対する検査薬及び治療薬の開発が期待されること。この2つの稀有な技術は、世界を変えるインパクトを持っていると信じています。末田代表をはじめとするRevorfのチームおよび投資家の皆様と共に、『人々の当たり前の健康が脅かされない世界を目指す』というビジョンを達成してまいります。




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住友商事株式会社ライフサイエンス部SBU長代理 石橋 泰徳 氏
住友商事は、Revorfが国内で展開している不妊症・不育症の検査事業に関して、日本を除く全世界での独占代理店契約を締結しています。不育症・不妊症の新たな検査として取り組まれているネオセルフ抗体検査は、社会的意義も高いと考えており、日本で蓄積されたエビデンスをもとに、同様の課題を抱える海外へも展開されることで、グローバルベースで少子化の課題解決に貢献していくことを期待しています。




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東芝デジタルソリューションズ株式会社取締役常務 月野 浩 氏
Revorfと東芝デジタルソリューションズは、これまで量子インスパイアード最適化技術の社会実装へ向けて、創薬分野におけるユースケースの探索とパートナーシップを確立してきました。今後も、Revorfの先進的なアロステリック創薬技術と、当社の量子インスパイアード最適化ソリューション「SQBM+」を組み合わせることで、協力して創薬プロセスの革新実現に向けた取り組みを進めて参ります。




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ZACROS株式会社上席執行役員 ウェルネス事業本部長 石坂 治俊 氏
ZACROSは、バイオ医薬品等製造用シングルユースバッグ及びその関連製品のカスタムオーダーメイドサービスである BioPhaS(R)、また槽振とう培養装置を独自に開発し、再生医療用ヒト細胞の大量培養の実績(ヒト間葉系幹細胞の 100リットル 培養やヒト iPS 細胞の 10リットル 培養など)を積んでまいりました。ZACROSは、Revorfが検査に使用するネオセルフ抗原発現細胞の効率的製造方法を開発し、その製造を受託します。ZACROSの細胞培養技術とRevorfの革新的な検査技術を融合させることで、バイオテクノロジー分野における新たな可能性を切り開き、医療分野に大きな進歩をもたらすことを確信しています。両社の技術力と知見を結集し、革新的なソリューションを創造し、社会に大きな価値を提供してまいります。




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Bio Engineering Capital株式会社代表取締役 島原 佑基 氏
Revorfの優れた研究開発力と末田代表の力強いビジョンのもと、不育症・不妊症の「β2GPIネオセルフ抗体検査」や量子技術を用いたアロステリック創薬への挑戦に大きな期待を寄せています。これらの取り組みは、自己免疫疾患の治療に新たな可能性を開き、多くの患者の生活の質向上にも貢献するでしょう。Bio Engineering Capitalとして、Revorfと共に医療エコシステムの発展に携わることを嬉しく思います。




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Beyondge株式会社代表取締役CEO 野上 隆徳 氏
Revorfの持つ「β2GPIネオセルフ抗体検査」と「量子関連技術を用いたアロステリック創薬」技術は、人類の未来を良くしていくために非常に重要な技術になると考えています。今回の資金調達を通じて世界中の不育症・不妊症に悩む方々を助け、新たな創薬を通じて人類に貢献していくことを期待しています。




■代表挨拶
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株式会社Revorf代表取締役社長 末田 伸一
Revorfは、『人々の当たり前の健康が脅かされない世界』を目指し、情報解析技術と独自のバイオ技術を融合させることにより、検査事業・創薬事業・創薬支援事業を展開しています。弊社は、自己免疫疾患および感染症を注力領域とし、当たり前に過ごしていた日常が病によって壊されることが無い世界を実現するために日々事業に邁進しています。この度の資金調達により、検査事業の海外展開、基盤技術の堅牢化、株式上場に向けた準備を進め、世界に大きく貢献する企業となるように事業を進めます。



【代表経歴】2008年京都大学医学部を卒業し、その後腎臓内科医として臨床に従事。臨床現場では、自己免疫疾患、感染症、慢性腎不全などを中心に診療を経験した。2014年より京都大学大学院にて腎再生医療を学ぶ。2016年にiPS細胞から心筋細胞へ分化誘導する技術を持つバイオベンチャー企業の取締役最高技術責任者、最高経営責任者を経て、2019年11月に株式会社Revorfを創業。

■株式会社Revorfについて
株式会社Revorfは感染症領域・自己免疫疾患領域を中心に情報解析技術と独自のバイオ技術を融合させることにより、検査事業・創薬事業・創薬支援事業を展開し、人々の当たり前の健康のために、貢献し続けます。

株式会社Revorf
HP:https://www.revorf.jp/
本件に関するお問い合わせ先:information@revorf.com

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