i.MX 8ULP搭載、超小型で省電力な実装型CPUモジュール「Armadillo-900」を開発
PR TIMES / 2024年10月16日 18時45分
~ JC-STAR★1にも適合可能なセキュアIoT機器を短期間に開発可能 ~
株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市、代表取締役:實吉 智裕)は、NXPセミコンダクターズ製SoC「i.MX 8ULP」を採用した組み込みプラットフォーム"Armadillo(アルマジロ)"の新シリーズの第一弾として、CPUモジュール型の「Armadillo-900(以下、本製品)」を開発しました。本製品は31mm角の実装型CPUモジュールとLinuxベースのIoT機器向けOS「Armadillo Base OS(以下、ABOS)」を組み合わせた超小型の組み込みプラットフォームです。本製品により省電力でセキュアなIoT機器を短期間に開発することができます。
本製品は実装型のCPUモジュールで、31mm角のサイズに、SoC、メモリ、ストレージ、電源回路などIoT機器としての主要な機能が高密度に集積されています。IoT機器のハードウェア設計者は、本製品を利用することでSoC周りの煩雑で高度な設計が不要となり、要求仕様に合わせたインターフェース部分(マザーボード)の開発に特化することができます。また本製品に搭載されているABOSはセキュリティ機能が充実しているため、本製品を採用することで、省電力かつセキュアなIoT製品を短期間に開発・製造することが可能です。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85119/21/85119-21-3b973a54105c069ac3e90cf9e9117cdf-1048x556.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85119/21/85119-21-7abb2f985ac8b6da0e5bde5b91acfcda-870x556.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(1) i.MX 8ULP搭載 省電力なシステム設計が可能
搭載するSoC「i.MX 8ULP」は、28nm FD-SOIプロセスで製造され、高い処理能力ながらも、省電力性に優れています。多彩な電力コントロール機能を持つことも1つの特長です。本製品ではShutdown、Deep Sleep、Sleep、Activeの4つの動作モードを提供し、これらの動作モードを組み合わせることで間欠動作を実現し、バッテリーを搭載したモバイル端末への適用も可能です。
(2) ヘテロジニアスマルチコアを活用したLinux+FreeRTOS環境で柔軟なシステム開発
i.MX 8ULPには複数の異なるタイプのCPUコアが搭載されており(ヘテロジニアスマルチコア)、通信機能やGUIにはArm Cortex-A35上で動作するLinuxアプリケーションで、高速な周期処理やアナログ信号の計測にはArm Cortex-M33上で動作するFreeRTOSアプリケーションで処理することが可能です。多様な要求仕様へ柔軟に対応し、IoT機器のシステム開発を実現します。
(3) コンテナ型でセキュアなOS、JC-STAR★1適合のIoT機器も簡単に開発
ABOSはIoT機器向けのLinuxベースのコンテナアーキテクチャのOSです。ABOSそのものがセキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)の★1に適合しやすい構造であるため、ユーザーは工数を大幅に増やすことなくセキュリティ対応IoT機器を開発することが可能です。IoT機器の運用管理クラウドサービス「Armadillo Twin」と組み合わせることで、現場に設置したIoT機器の死活監視のほか、遠隔操作や、ソフトウェアのアップデート(OTA)も可能です。
本製品は2025年春に発売、サンプル価格は15,000円(税込: 16,500円)の予定です。発売に先立ち、本製品は幕張メッセにて開催される「Japan IT Week 秋」(主催: RX Japan株式会社、会期: 2024年10月23日~25日)のアットマークテクノブース(3ホール, 小間番号: A10-2)にて展示します。
本製品は2025年春に発売、サンプル価格は15,000円(税込: 16,500円)の予定です。発売に先立ち、本製品は幕張メッセにて開催される「Japan IT Week 秋」(主催: RX Japan株式会社、会期: 2024年10月23日~25日)のアットマークテクノブース(3ホール, 小間番号: A10-2)にて展示します。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85119/21/85119-21-3c966867a7d6d7e6dfe5c9325b5b3911-980x660.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85119/21/85119-21-09ff0192269c501a952961b65781ada4-980x660.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
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Armadillo-900 製品仕様
[表: https://prtimes.jp/data/corp/85119/table/21_1_488331432d42af56312cdfbdb6dc659d.jpg ]
株式会社アットマークテクノおよび「Armadillo」について
株式会社アットマークテクノは、組み込みプラットフォームのリーディングカンパニーとして、独自ブランド「Armadillo(アルマジロ)」を展開しています。「Armadillo」は2001年に初代機を開発して以来、20年以上にわたり累計80万台を超える省電力CPUボードとIoTゲートウェイ、その関連技術を提供し、データロガーや通信機器、産業機器の操作盤や情報端末など、IoT機器プラットフォームとしてご採用いただいています。
株式会社アットマークテクノの詳細情報
https://www.atmark-techno.com
購入に関するお問い合わせ:
株式会社アットマークテクノ 営業部
TEL: 03-5904-8031 E-mail: sales@atmark-techno.com
*「Armadillo」は株式会社アットマークテクノの登録商標です。その他本リリースに記載の会社名および商品名は、各社・各団体の商標または登録商標です。TM、(R)マークは記載していない場合があります。
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