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2024年 年頭のご挨拶

PR TIMES / 2024年1月4日 12時15分



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[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85763/21/85763-21-a36d9fcd04abb47b440408d18079d4df-1596x2144.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


皆様に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。




2023年の振り返り
 2023年は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類へ移行したことを背景に、経済活動が堅調に推移するとともにインバウンド需要も増加し、日本国内の景気は緩やかな回復基調となりました。また、半導体・部品供給不足の解消に伴い、日系自動車メーカーの生産台数が増加傾向であることから、当社グループの2024年5月期第1四半期業績はコロナ禍以前の水準を上回る勢いで着地し、計画に対し順調に進捗しております。
 昨年創業140周年を迎えた当社グループは、改めてグループとしての価値を抽出し、「企業の持続的な成長」と「社員の幸せの実現」を検討しながら社員の精神的支柱となるグループ理念を策定しました。その理念のもと、インナーブランディングを強化しつつ、今まで以上に消費者や投資家などあらゆるステークホルダーのみなさまから共感していただける企業を目指し、「SUMINOE GROUP」として心機一転、スタートした一年でもありました。

中長期経営目標「SUMINOE GROUP WAY 2022~2024~2027」の進捗について
 2022年5月期よりスタートした中長期経営目標「SUMINOE GROUP WAY 2022~2024~2027(以下、SGW)」の最終目標である売上高1,000億円、営業利益率5%以上を達成するため、2020年から始まった新型コロナウイルス感染症拡大の長期化や自動車生産台数減少、原材料価格の高騰など様々な外部要因の影響を受けながらも、着実に未来を見据えた「種まき」を進めております。

 進行中である2024年5月期は、SGWのなかで発表した3ヵ年連結収支計画の最終年度です。これまでに企業価値の最大化に向けて既存事業の強化はもちろん、社員一人ひとりが積極的に企業価値向上について考え、行動していかなければ企業の持続的成長は成しえない、ということを念頭に、グループとしての一体感を高めてシナジーをより発揮できる体制構築を行うとともに人事制度改革や経営基盤の強化も進めてまいりました。
 また、戦略的な構造改革として、国内で不動産売却や工場買収などによる生産・物流拠点の見直しを推進しました。海外でも、北中米拠点で事業再編の完了および次なる事業拡大への準備を整え、機能資材事業においては中国工場からベトナム工場への生産移管を進めることで、国内外それぞれの拠点において収益力のあるサプライチェーンの再構築を進めることができました。併せてこれら構造改革で財務体質の強化を図り、そこで生まれた経営資源を成長戦略に振り向けていくための事業戦略も策定、推進中です。


 今後の成長戦略のひとつは、自動車内装材向け合成皮革事業への投資です。拡大を続ける合成皮革市場への対応と今後の需要多様化に備えてさらに事業を強化するため、メキシコ子会社Suminoe Textile de Mexico, S.A. de C.V.の合成皮革新工場の建設を進めており、昨年12月11日(月)にはメキシコ政府関係者をお招きして工場の開所式を執り行いました。本年6月には量産開始を予定しております。2027年5月期までに合成皮革事業の売上100億円以上を目指し、より一層の生産性向上と受注拡大を図っていきます。また併せて、メキシコにはこの合成皮革新工場と同規模の工場を建設できる土地を確保しており、次なる投資についても模索してまいります。その他、自動車内装材のトータルサプライヤーとして、外資系自動車メーカー向けの新規受注と日本で培った加飾技術の拡販により2030年までに売上100億円を新たに生み出すことを目指します。
 また、SUMINOE GROUPが2050年に「ありたい姿」を見据え、社会や事業環境の予測を進めるとともに既存事業の方向性を勘案し、事業ポートフォリオの転換を含む将来の戦略についても検討してまいります。

2024年の抱負
 2024年はSGW後半である2024~2027の3ヵ年連結収支計画初年度がスタートします。中長期を見据えた事業戦略を策定し、それぞれの地域戦略に沿って海外での事業開発を積極的に進める方針であり、非繊維事業の拡大で外資系自動車メーカー向け売上高を一つの事業部門規模になるまで引き上げていきます。またSDGs などの企業として責任をもって果たさなければならない課題に対して、SUMINOE GROUPが貢献できる知見を活かして、確実に対応してまいります。

 140年の歴史に坐するのではなく、常に先駆者であり続ける気概を持ってさらなる企業価値の増大を目指し、SUMINOE GROUPとしてあらゆる空間にイノベーションを起こしていくべく本年も活動してまいりますので、ご支援のほど宜しくお願い申しあげます。

                                 住江織物株式会社
                                  代表取締役社長
                                     永田 鉄平

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