能登半島地震復興支援 被災蔵共同醸造支援プロジェクト「能登の酒を止めるな!」が「ACC TOKYO CREATIVE AWARDS」クリエイティブイノベーション部門 ACCゴールドを受賞
PR TIMES / 2024年11月5日 11時45分
「能登の酒を止めるな!」事務局及びcamo株式会社は、能登半島地震復興支援 被災蔵共同醸造支援プロジェクト「能登の酒を止めるな!」 https://notosake.com/ が日本最大級のクリエイティブアワード「ACC TOKYO CREATIVE AWARDS」https://www.acc-awards.com/ のクリエイティブイノベーション部門にてACCゴールドを受賞したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/100343/21/resize/d100343-21-836ba69fa5a7e8a00da0-0.jpg ]
「能登の酒を止めるな!」は、石川県白山市で「手取川」「吉田蔵u」を醸造する酒蔵「吉田酒造店」と美味しい日本酒と文化を世界に広めるcamo株式会社が中心となり、2024年の能登半島地震により被災し、酒造りの継続が困難になってしまった酒蔵の復興を支援するプロジェクトです。
本プロジェクトでは、全国の酒蔵に協力を仰ぎ、それらの蔵と共同で被災蔵のオリジナルのお酒とコラボレーションによるお酒を醸造し、酒屋さんを通して市場に流通させることで、被災蔵に売上を通じたお金の循環が生まれ続ける仕組みを提供しています。
これまで応援購入サービス「Makuake」にて、2回の共同醸造支援プロジェクト https://www.makuake.com/member/index/2807772/ を実施し、第一弾・第二弾合わせて、のべ2,783名のサポーターから52,410,000円の応援購入を集めています。「能登の酒を止めるな!」は、今後第5弾まで実施を予定しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/100343/21/resize/d100343-21-74dfd44d4d115e4f4c75-0.png ]
「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」は、あらゆる領域におけるクリエイティブを対象とし、優れたクリエイティブを表彰する日本最大級のアワードです。アワードには大きく9つの部門が設けられ、各部門最高峰のプロフェッショナルな審査委員により審査が行われます。
■受賞者コメント
・吉田 泰之(吉田酒造店 代表取締役社長)
この度は、輝かしい賞を頂戴し誠に光栄に思っております。受賞できたのもこのプロジェクトを支えてくださった関係者の皆様、協力蔵の皆様、そしてご支援してくださった皆様のお陰です。
石川県には30以上の酒蔵がありますが、その半分近くが能登にあり、ほとんどの酒蔵が今回の地震で大きな被害を受けました。
能登のお酒には能登のお酒にしかない魅力がたくさんあります。この味わいを後世に絶対残さなくてはいけない!あの優しく懐の深い味わいを残したいと思い、カワナさんと共にこのプロジェクトを始めました。
初めての試みだったため、思うように進まないこともたくさんありましたが、本当に多くの方々に支えていただき、ご支援いただいたことにより、このプロジェクトを続けることができております。
日本は様々な伝統産業があり、100年以上続く企業が世界で1番多い、素晴らしい国です。しかし、毎年のようにどこかで自然災害が起きております。このプロジェクトは酒蔵支援のために始めたものですが、他の産業の支援にも活かせる取り組みだと考えております。この受賞を機に様々な支援の輪が広がり、能登の復興もさらに進むことを願っております。
・カワナ アキ(camo株式会社 代表取締役)
2024年1月1日に地震速報を受けてテレビをつけたとき、津波警報で赤く染まる能登半島を見て真っ先に脳裏をよぎったのが能登町鵜川で「谷泉」を醸造する鶴野酒造店の鶴野さんのことでした。2023年に吉田さんの紹介で伺った際も、2023年5月の地震の影響が大きかった中で、蔵の復活に向けて意気込んでいた最中での震災に、心配で心が休まりませんでした。
その日の夜から吉田さんを始め東日本大震災で被災した蔵元たち、常日頃より志を共にする全国の蔵元たちとこうした震災のときにどのような支援が中長期的に必要になるのかをヒアリングしました。そしていつどこでこうした自然災害に見舞われるかわからない我々日本酒の事業者が全国的に支援を集められる仕組みができないかと考え、今回のプロジェクトを起案しました。
今回の受賞は衰退する日本酒産業の状況を知ってもらうとともに、復旧・復興がなかなか進まない能登半島震災への注目を上げるためのものとして大変うれしく思っています。この場をお借りして、本事業の実現と今後の継続に多大な尽力をしてくださっている全国の蔵元の皆様に感謝を申し上げると共に、世界に憧れられる日本酒産業を創っていけるよう、邁進してまいります。
関係者の皆様、ここまでのご尽力、誠にありがとうございます。そしておめでとうございます。
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