Crystal株式会社、GPT-4oを用いた共創マッチングAIを共同開発
PR TIMES / 2024年6月20日 16時40分
- 生成AIを活用した企業間マッチングの実現で万博共創を支援 -
Crystal 株式会社(本社: 名古屋市西区、代表取締役社長:蒼佐ファビオ)はこのほど、
共創マッチングAI の共同開発を行いました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/116322/21/116322-21-566a010a36fd8ed98807af59bb5a0d5d-650x920.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
共創マッチングAI
この開発は、Crystal株式会社AIディベロップメント事業部、日本最大級のAIコミュニティ「CDLE(シードル)」の生成モデルチーム、そして株式会社カナメプロジェクトとの協力により実現しました。このAIを活用することで、大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラムに参加する企業は、共創が実現しうる企業の検索と情報の取得が容易になります。
この共創マッチングAIは、万博協会から“準公式”的なアプリとして扱われており、特に今回の第4回EXPOミーティングでは「共創チャレンジ AI マッチング紹介リレー」と称したプログラムとして、EXPOミーティングのスケジュールに組み込まれ、その認知度をさらに高めています。
開発の背景と目的
「TEAM EXPO 2025」には、5月時点で1,700を超える「共創チャレンジ」チームや「共創パートナー」チームが参加しています。出展している数多くの企業の中から、テーマが近いチーム同士の共創を支援するために、今回開発したAIが活用され、最適なマッチングを実現します。過去に開発した企業間マッチングAIのβ版では、最適なマッチングを実現できたものの、選定された企業が固定化され、意外性を含んだマッチングが実現されにくいという課題がありました。今回はプログラムを刷新し、既存の共創が実現されうるマッチング企業の提案に加え、新たにキーワード検索によるマッチングが可能となりました。この機能が加わることで、互いの熱意を維持しながらも、想定外のマッチングが可能となり、新たな着想に基づく共創の機会を創出しました。
主な特徴
今回共同開発した共創マッチングAIでは、柔軟な検索機能、スキルとニーズの一致を考慮したマッチングアルゴリズム、そして視覚的で直感的な結果表示が可能になり、以下の機能をユーザーが享受できるようになりました。
1. LINE上でのマッチングした企業の提供:
- LINE上でチーム名を入力すると、チームの提供するサービスや興味に合致した関連度の高い上位3チームの情報を提供します。
2. キーワードマッチング機能:
- 共創したい特定のキーワードを入力することで、そのキーワードにマッチした企業をアウトプットし、共創の化学反応を生み出すきっかけを提供します。
3. 提案企業の出展ブース情報:
- 提案された企業の出展ブース情報も追記される新機能を追加しました。これにより、マッチングした企業同士が実際に対面しやすくなり、さらなる協業の機会を促します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/116322/21/116322-21-b8ad61eec136130a068da6cf92a4c600-2080x984.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
共創マッチングAI:「出典チームを探す」を選び、「生成AIで社会貢献」というキーワードを入力すると、そのキーワードに該当した企業が表示される
期待される効果
5月28日に開催された第4回「TEAM EXPO 2025 Meeting」では、共創マッチングAIを提供しました。このAIにより、共創相手の検索が容易となり、企業間の効率的なマッチングと想定外で新たな共創の可能性が広がることが期待されます。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/116322/21/116322-21-bdc9b74b97f2478e2a2a4e508376517a-807x606.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出展ブースの様子:CDLE生成モデルメンバーと共に
◎Crystal(クリスタル)株式会社について
2019年6月に名古屋で創業した自動車関連のソフトウェア、MaaS開発企業です。車載システム開発では、組込ソフトウェア開発や1D、3D解析といった領域で自動車業界の様々な課題に取り組んでおります。その中でも、主にモデルベース開発を推進。2022年1月より日本自動車研究所のMBD推進センターに参画し、技術の普及展開活動も行っております。
2021年 6月から名古屋市のスタートアップインキュベーション施設、なごのキャンパスに採択されております。また、2023年4月から愛知県のスタートアップインキュベーション施設、プレステーションAiのスタンダードメンバーとしても採択されております。
◎代表取締役社長 蒼佐ファビオについて
1988年ブラジル・サンパウロ州生まれ。某自動車メーカー系の学校に進み、メカニカルエンジニア、アドバイザー、営業を経験。車の整備現場と販売現場での経験から、開発に興味を抱くようになり、ソフトウェア企業に転職。国内の自動車メーカーの各開発現場に携わり、日本のモノづくりに魅了されて起業を決意。2019年6月にCrystal株式会社を創業。
Crystal株式会社:
https://crystal-tec.co.jp
◎関連情報
大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創パートナー:
https://team.expo2025.or.jp/ja/
CDLE生成モデル:
https://cdle.jp/contents/78e43b61f071
CDLE生成モデルブログ:
「第4回「TEAM EXPO 2025 MEETING」参加レポート」
https://cdle.jp/blogs/0eea83c960ba
株式会社カナメプロジェクト:
https://kaname-prj.co.jp
カナメプロジェクトでは、25年のAI経験+Web3を軸に、社会実装型DXコンサルティング・開発ソリューションを提供しています。
本件に取材に関するご連絡は以下までお願いいたします。
また、写真の画像データをご入用の際は、こちらのメールアドレスにご連絡ください。
担当:AIディベロップメント事業部 北村
TEL:052-526-3692
Mail: tomotaka_kitamura@crystal-tec.co.jp
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