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QS Jobs & Salary Trends Report 2018 - 求人&給与トレンドレポート発表!

PR TIMES / 2018年9月25日 11時1分

イギリスを拠点とする世界的な大学評価機関 QSが発表する調査レポート

アジア太平洋地域の学生はMBA取得のチャンス



MBA取得を検討されている方に大変良いお知らせがあります。それは「QS 2018年度求人&給与トレンドレポート」(QS Jobs & Salary Trends Report https://www.topmba.com/jobs/career-trends/qs-topmbacom-jobs-salary-trends-report-2018 )最新版で、昨年全世界のすべての地域において、企業によるMBAホルダーの採用率が予想を超える成長があったとの報告がされたことです。

[画像1: https://prtimes.jp/i/20963/22/resize/d20963-22-331586-0.jpg ]


特にアメリカ、カナダ、東欧など先進諸国では、控えめな予測をしていただけに10%の成長がより目立った結果となりました。アメリカとカナダの場合、今年の成長はややスローダウンしでしたが、近年の強い成長トレンドは依然として継続しており、控えめな成長予測を覆す結果となりました。アメリカや世界にとって先行き不透明な政治的イベントが、企業の人材採用計画を練り直す要因になったと考えられています。

東欧では、長い期間に渡る不景気の影響が懸念されますが、近年の調査では好転の兆しも見せ始めています。2016年の成長率は4%に留まり2017年はイギリスの政治的イベントが背景にあることからも控えめな予測となっていました。

しかしながら、現実はより楽観的で成長期待が高まっています。数字的には決して大きな成長とは言えませんが、それでも5%は超えたことは見逃すことはできません。ユーロ圏における強い成長率は2008年以来初めてアメリカを超えるペースとなっており、強い自信が伺えます。

しかしながら、これら2つの最先進国市場以外、特にアジア太平洋地域に目を向けると、大変興味深いことが分かります。ここ数年アジア太平洋地域のMBAブームは健在で、雇用市場では18%増という信じがたい数字を叩きだしています。日本、オーストラリア、シンガポール、香港などの先進市場に加えインド、中国の牽引もあり、アジア太平洋地域を拠点としている企業はMBAホルダーに対して留まることの知らないどん欲さを見せている形になります。

ただ興味深いことは、この数字は来年には西洋の基準まで下がるだろう、という声があることです。これは成熟市場に達したというサインとも読むことができ、安定的な雇用を維持すると考えられています。地域の成長率は依然として強いものの、再度予想を上回る結果を出す可能性は低いと見られます。

ここ数年でアジア太平洋地域におけるMBAホルダーの採用熱は高まりを見せており、今年もその傾向に変わりなく18%の成長率を叩きだしています。来年は多少なりとも東欧や北米と同等レベルの控えめな予測になると考えられますが、たとえ予測を上回る数字を叩きだしたとしてもそれは驚くに値しません。

また、ここ数年はハイテク業界が注目されていていましたが、その勢いが今年は一段落すると考えられます。それでも来年はアジア太平洋地域では活発さが続くでしょう。コンサルティング業界は、経済成長とともに金融市場で西洋を上回り好調な年が続いています。面白いことに、2017年にアジア太平洋地域で注目されたのは、ハイテク、コンサルティング以外のその他の企業です。それはこれらのマーケットが多様化していることを示しています。

MBA ROI - MBAのリターンはどのくらい?

ご存知の通り、MBAホルダーの給与は世界各地域によって誤差が生じます。アジア太平洋地域ではMBAホルダーの給与は(2014年に報告された異常に高い数字を超えないまでも)長期的な経済成長を反映して変わらず上向きトレンドです。一般的な報酬金額はややダウンしているものの、これは(MBAの雇用市場は別として)ブームとなる新たな国や産業が予測不可能なようにボーナスレベルも同じく予測が難しいことが理由と考えられています。

他の地域に目を向けると、北米のMBAホルダーの基本給与は、昨年微減したものの今年は6桁(100,000ドル以上)近くを記録しました。これらを考慮しても、MBAの発祥地は昨年世界の他の地域の群を抜いて高いものでした。これは2015年の記録をほんの僅かながら更新したものとなります。もしあなたに資金に余裕があれば、英語圏(そしてフランス語圏)の北米が行くべき場所でしょう。

しかしながら、ボーナスに関していえば、過去のQS MBA給与調査ほど気前のよい数字ではありません。つまりボーナスに大きな変化はないということです。

東欧では、MBAホルダーの給与は2013年から2015年に見られたほどのレベル(2013年は北米に大変近い金額が報告されています)までの増加はみられません。トレンドとしては上昇で基本年収は85,000ドルでボーナスを含めると100,000ドルに達します。この成長は、過去数年の数字の乱高下を経験した後にやっと安定的な成長を迎えたことを示しています。

西欧、中央アジア地域では、MBAホルダーの給与は安定しています。給与金額が実績ベースから基本給与保証型にシフトしたことは、企業側が採用する人材の品質に対して自信を持っている表れといえます。残念ながら、トータルの報酬額は昨年からややダウンしています。

中東、アフリカ地域でも(報酬金額のトレンドは上向きですが)同じような現象が見られる一方で、小規模雇用主による給与金額の乱高下が見られます。それでも今年の給与データでは満足度の高い数字が報告されています。ラテンアメリカ地域では、給与と報酬で僅かな上昇が見られます。

企業側が求めるもの

我々は、採用するMBAホルダーのどんなスキルに価値を見出すのか、そしてどの程度それに満足しているのか、について企業側に質問をしました。そこで分かったのは、彼らの回答には何年にも渡って一貫性があるということです。

企業側は採用するMBAホルダーに対して多種多様な期待をしていますが、もちろん決してすべて実現できるとは考えていません。これまでは、コミュニケーションスキル、インターパーソナルスキル、リーダーシップスキルなどのソフトスキルが代表的なスキルとして挙がっており、今年もそれに大きな違いはありません。

また、MBAのどの専門分野に最も価値を見出しているのかという質問に対しては、上述とあまり変わらず、イノベーションにおけるリーダーシップや戦略策定力でした。MBAホルダーへのメッセージはとても明確です。機能的に動くだけではなくビジョンを持ったマネージャーを求めているということです。あなたはそんなマネージャーですか?

次にやるべきこと

[画像2: https://prtimes.jp/i/20963/22/resize/d20963-22-984126-1.jpg ]


もしあなたがMBAホルダーを採用したがっている多くの企業がひしめくアジア太平洋地域で有利なキャリア形成を考えているのなら、一番簡単な手段はQSが主催するイベントでビジネススクールと直接話をして自分の選択肢を広げることです。QS World MBA Tour はひとつの会場ですべての必要な関係者と話をすることができる場です。是非10/27(土)に開催されるQS World MBA Tour Tokyo(QS東京MBAフェア)にオンライン登録を。必要な情報はすべてこちら www.topmba.com/MBA_News からご覧いただけます。


開催概要 ワールドMBAツアー QS World MBA Tour Tokyo
【日時】 10/27 (土曜日) 13:00 - 18:00
【会場】 ベルサール新宿グランド
【登録・参加】 途中入退場自由・参加費無料
参加登録はこちらから:www.topmba.com/MBA_News


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