超高感度カメラを搭載した小型ドローン新型IBISを10月よりリリース
PR TIMES / 2020年10月5日 11時33分
世界初、屋内設備点検用ドローンとしてSTARVIS(※)搭載カメラを開発大型タンク内やボイラー内等の暗所における点検品質を向上
屋内設備点検用の小型ドローンIBIS(アイビス)を開発する株式会社Liberaware(所在地:千葉県千葉市、代表取締役 CEO:閔弘圭)は、2020年10月より超高感度カメラを搭載した新型のIBISをリリースいたします。
暗所設備の映像がより鮮明になることで、当社が得意とする3D化や点群化といった映像解析の幅が格段に広がります。ボイラーやタンク、配管内など、人が進入するのに危険や費用がともなう設備の点検業務について、ドローン及び映像解析技術により、設備保全業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に貢献してまいります。
※STARVISはソニー株式会社の商標です
[画像1: https://prtimes.jp/i/31759/22/resize/d31759-22-773695-0.png ]
【新開発の“人間の目よりも明るく見える”超高感度カメラについて】
IBISにはLED照明が装備されており、プラントや建設現場における暗所設備にて、これまでも数多くの点検を実施してきております。ただ、暗闇の深い大型のタンク内や配管内では、ノイズが多く鮮明さに欠ける映像となってしまうことがあり、点検の品質や映像処理業務(3D化や点群化など)に影響が出てくることが課題でございました。
この度、この課題を解決するべく、高感度なCMOSイメージセンサー「STARVIS」を採用したIBIS搭載用カメラを開発しました。これにより、暗闇の深い空間であってもノイズの少ない鮮明な映像を撮影することが可能になりました。屋内設備点検用としてSTARVISを採用したカメラを搭載するドローンは世界初となります(当社調べ)。
新型IBISのリリースにあたり、株式会社竹中工務店に協力いただき、免震ピットの点検を実施いたしました。免震ピットは免震構造ビルの建物を支える免震ゴムやダンパーなどの装置が配備されている空間で、暗くて狭い環境です。IBISを活用した撮影により、作業員は免震ピットに進入することなく、免震ゴムやダンパーの異常の有無をチェックできることを確認したほか、IBISの新カメラが旧カメラと比べ効果的であることも実証されました(比較写真はいずれも照明が完全にOFFの環境下での飛行撮影)。
[画像2: https://prtimes.jp/i/31759/22/resize/d31759-22-338661-13.png ]
※写真上段が新カメラ、下段が旧カメラ。旧カメラはノイズが多く暗い映像になってしまう
[画像3: https://prtimes.jp/i/31759/22/resize/d31759-22-321316-12.png ]
※写真左側が新カメラ、右側が旧カメラ。新カメラの方が全体的明るく鮮明に撮影できる
【新型IBISの主な特徴】
新型IBISは超高感度カメラ以外にも、新たな機能を追加しています。主な新機能な以下のとおりです。
◆超高感度カメラ搭載
※カメラ比較(チャート編)
[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=3tN6nz6McIA ]
※カメラ比較(オフィスフロア編)
[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=MKIGJBQwEQ0 ]
◆狭小空間における安定飛行性能の向上
→フライトコントローラーの改良を図り、狭い配管内での飛行がより安定しました。
◆操縦者用モニターに相対方位を表示する機能を追加
→煙突内のような同じ模様が続く空間では、パイロットが方向感覚を失うこともあります。この機能により、3D化などの映像処理を行ううえで必要なオーバーラップを維持した撮影を行いやすくなります。
◆広角仕様のため外周部が湾曲してしまう映像について、点検現場にて即座に補正して確認できる機能
→ドローン機体(ハード面)だけでなく、点検現場にてスムーズなドローン飛行をアシストできるアプリケーション(ソフト面)の充実も図っています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/31759/22/resize/d31759-22-724939-8.png ]
新型IBISは、既存のIBIS導入会員企業に対しまして、順次旧機体との入れ替えを進めて参ります。IBIS導入会員企業は、会員の期間中、「新機体リリース時には旧機体との入れ替えサービス」のほか、「機体壊したい放題サービス」「操縦講習会受講し放題サービス」の提供を受けられます。
【産業用小型ドローンIBIS(設備点検型)の概要】
[画像5: https://prtimes.jp/i/31759/22/resize/d31759-22-869458-11.png ]
◇サイズ :191×179×54mm (プロペラガード込み)
◇重 量 :185g(バッテリ込み)
◇装備類 :LED照明、防塵用モーター、独自設計のプロペラ 他
◇活用シーン:
煙突の中や配管内、ボイラー内部、屋根裏といった人が進入ることのできない、もしくは進入すると危険な場所の点検や計測に活用されています。特に足場の設置が必要な現場などでは、安全面・時間面・費用面において大きなメリットを生み出します。今後は、橋梁やエレベーターの内部、大型船舶のバラストタンクやカーゴホールドの内部等の新たなフィールドでの活用も開拓していきます。
【株式会社Liberawareの概要】
Liberawareという社名は、ラテン語で「自由な」を意味する“libera”と、「気がつく」を意味する“aware”、そしてhardwareやsoftwareの“ware”を組み合わせたものです。「正しく作る、自由に動かす、社会を変える」をモットーにして、自由な発想でモノづくりに取り組むエンジニア集団です。
会社名 :株式会社Liberaware(リベラウェア)
設 立 :2016年8月22日
代 表 :閔 弘圭(ミン・ホンキュ)
資本金 :278,670,000円
本 社 :千葉県千葉市中央区3-3-1
社員数 :24名(役員含む)
業務内容:◇産業用ロボット・ドローンの研究・開発・製造
◇IoT技術・人工知能を活用したシステム開発
◇映像加工・編集サービス(距離計測、異常検知等)
本件に関するお問い合わせ先
株式会社Liberaware
〒264-0025千葉市中央区3-3-1
TEL 043-497-5740
E-mail:pr@liberaware.com
ホームページ:http://liberaware.co.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
プラント設備DXを推進する岡野バルブ製造株式会社がドローン事業を展開する株式会社Liberawareと資本業務提携を開始
PR TIMES / 2024年9月19日 14時15分
-
世界60ヵ国の発電所に100万台以上のバルブを導入する岡野バルブ製造株式会社と資本業務提携を開始
PR TIMES / 2024年9月19日 13時45分
-
都政課題の解決に向け、東京都下水道局と共同実証実験を開始
PR TIMES / 2024年9月6日 13時45分
-
三菱地所が所有する都内オフィスビルにて小型ドローンの技術検証を開始 東京都スマートサービス実装促進プロジェクト「Be Smart Tokyo」に2年連続で採択
PR TIMES / 2024年9月5日 17時45分
-
株式会社デック、KDDIスマートドローンが小型ドローン「IBIS」の点検サービスを実施直径80cmの水道管内部を人が腹這いになって進む品質確認作業をドローンで代替従来の点検稼働時間を1/3カット
PR TIMES / 2024年8月28日 14時40分
ランキング
-
1吉野家がカレーをリニューアル 牛丼チェーンの“カレー商戦”激化
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月26日 12時2分
-
2悲惨すぎて笑えます…〈勤続46年・月収30万円〉のサラリーマン、65歳で手にした「年金額」に唖然「たったこれだけ」
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月26日 5時15分
-
3専門家が指摘、福島の廃炉「2051年完了」は無理 宮野廣・原子力学会廃炉委委員長に聞く
東洋経済オンライン / 2024年9月26日 9時0分
-
4優秀な上司でも「性格が原因で降格」が急増のナゼ これから「仕事できる」定義が激変する深刻背景
東洋経済オンライン / 2024年9月26日 9時0分
-
5各社が進める「小型店舗」 コンビニと飲食チェーンで明暗が分かれそうなワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月26日 6時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください