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分断から共創を生み出すために。クロスフィールズ代表小沼氏を含む4名がWELgeeのCo-Creative Advisorに就任!

PR TIMES / 2021年3月15日 19時45分

2021年3月に任意団体設立より5周年を迎えるNPO法人WELgee(所在地: 東京都渋谷区、代表理事: 渡部 カンコロンゴ 清花、以下 WELgee)は、日本社会と難民とのさらなる共創を生み出すために、4名をCo-Creative Advisorとして迎え入れます。また、5周年記念に伴い、3月20日から4月11日まで「#分断から共創へ」をコンセプトに、マンスリーサポーターを100人募集するキャンペーンを実施します。




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5年間の仮説検証の中で見えてきた『難民 x 民間セクターのイノベーション創出』の可能性

国連による持続可能な開発目標(SDGs)が注目を集めるかたわらで、国家や社会から取りこぼされている難民という存在。日本における彼らは、不安定な法的地位や、日本社会からの断絶、母国の複雑な状況により、将来の見通しがつかない日々の中で、生きづらさを抱えながら生活しています。

他方で、WELgeeが出会ってきた難民185名のうち、半数以上が高等教育を受けており、母国において社会的地位や資金力、知名度のあるリーダーも少なくありません。難民と呼ばれる彼らは、医者やエンジニア、実業家、ジャーナリストなど、多様な職歴と、社会を変える志に溢れるユニークなタレントの宝庫でした。

本来イノベーションを生み出す可能性を秘めた難民たちの身も心も腐らせてしまうのは、本人にとって過酷なだけでなく、日本や世界にとっての社会的損失といえます。

「国家からも守られない難民を、どのようにすくい上げることができるか?彼らの強みをどのように日本社会の新たな価値創造に生かすことができるか?」

任意団体の設立から5年間、上記の問いをもとに、様々な仮説検証を行ってきました。難民と市民社会を繋げるイベントやホームスティ事業、難民とともに暮らす取り組みなど当事者と近い距離で活動を行う中で見えてきた答えは、難民支援や難民を受け入れるための活動ではなく、難民と「ともに創る」活動でした。

[画像2: https://prtimes.jp/i/32891/22/resize/d32891-22-411735-9.png ]

難民一人ひとりの強みをビジネスを通じて日本社会に還元し、イノベーションを創出すること。難民が活躍できる日本社会は、多様な背景を持つ人々が活躍できる社会であり、よりインクルーシブでワクワクした未来になるはず。私たちは難民と、民間セクターとともに、誰一人取り残さない社会を作ります。


Co-Creative Advisorとは?

Co-Creative Advisorとは、WELgeeが目指す日本社会と難民との共創をさらに加速してゆくために、経験や専門性を生かし助言を行う人々のことです。この度、青年海外協力隊にて2年間シリアに滞在し、シリア内戦や難民問題に強い課題意識を持つことに加え、事業面で多様な協働を行なっているクロスフィールズ代表の小沼氏。自社で難民採用を積極的に進め、WELgeeの事業や経営にまつわるアドバイスを幾度もいただいてきたヤマハ発動機の白石氏。事業や経営面でのアドバイスに加え、数多くのビジネスリーダーとWELgeeを繋いでくださった岩谷産業の太田氏。世界一周をする中で難民の青年と出会い、難民問題に強い関心を持つことに加え、難民人材の採用に向けて、数多くのキーアクターとWELgeeとを繋いでくださった、GLOBE PROJECT代表の菅原氏の4名をCo-Creative Advisorに迎えることとなりました。


Co-Creative Advisorの紹介


[画像3: https://prtimes.jp/i/32891/22/resize/d32891-22-239482-5.jpg ]


■ NPO法人クロスフィールズ共同創業者・代表理事 小沼大地氏
一橋大学社会学部・同大学院社会学研究科修了。青年海外協力隊として中東シリアで活動した後、マッキンゼー・アンド・カンパニーにて勤務。2011年5月、ビジネスパーソンが新興国で社会課題解決にあたる「留職」をはじめとした活動を展開するNPO法人クロスフィールズを創業。2011年に世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Shaperに選出、2016年にハーバード・ビジネス・レビュー「未来をつくるU-40経営者20人」に選出される。国際協力NGOセンター(JANIC)の理事、新公益連盟の理事も務める。著書に『働く意義の見つけ方―仕事を「志事」にする流儀』(ダイヤモンド社)がある。


■就任にあたって:WELgeeについて初めて話を聴いたのは、まだ渡部代表が事業の構想を練っている段階のことでした。難民の方々に徹底的に寄り添い、難民の方々とともに活動するという、いまも変わらないWELgeeの姿勢と迫力に触れ、これは社会を力強く変える活動になるとその場で確信しました。それから5年、WELgeeは多くの難民の方々に活躍の機会を提供し、沢山の仲間が集まる力強いチームに成長しました。私が代表を務めるクロスフィールズもWELgeeの皆さんとは様々な連携をさせて頂いていますが、これからはCo-Creative Advisorとして、ますます意味のある協働を仕掛けていければと思います。



[画像4: https://prtimes.jp/i/32891/22/resize/d32891-22-881672-2.png ]

■ ヤマハ発動機株式会社 フェロー 技術・研究本部 NV推進担当 白石章二氏
大学卒業後、米系戦略コンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニーで20年勤務。東京、サンフランシスコ、ミュンヘン、ソウルの事務所で、自動車、エネルギーなど幅広い業界での戦略コンサルティングに従事。後半10年はパートナーとしてクライアントの新事業・イノベーション戦略を支援。2008年自ら戦略コンサルティング会社を起業、複数の事業会社マネジメントを歴任。2014年からPwCコンサルティング合同会社戦略コンサルティングチーム自動車エネルギー製造業担当パートナーを経て、2018年1月ヤマハ発動機入社。新事業開発とベンチャー投資を担当。2019年ヤマハ発動機株式会社フェローに就任。カリフォルニア大学バークレー校MBA。

■就任にあたって:渡部代表から難民申請者の能力やアスピレーションが活かされていない現実を聞き、とても勿体ないと感じました。「難民」という形で国を追われる人が多くいることの課題解決ということも重要ですが、これからの世の中「カラフルな人材がそれぞれの個性を活かして社会を創っていく必要性をより強く感じた」ことが、WELgeeの活動を応援する原動力になっています。そして、その考え方を実際の仕事でも活かして行こうと常に考えて取り組んでいます。そういう意味で、WELgeeの仲間たちは私が仕事に取り組む姿勢を一緒に応援してくれる同士のような存在です。


[画像5: https://prtimes.jp/i/32891/22/resize/d32891-22-259658-6.jpg ]


■岩谷産業株式会社 取締役 専務執行役員 太田晃氏
関西学院大学法学部卒業後、エネルギー系専門商社の岩谷産業株式会社に入社。営業、新事業開発、海外子会社経営、IR、人事、総務、法務など、幅広い職務を経験してきた。人生100年時代の活動領域として、社会課題解決と教育分野に関心を持ち、オープンマインドで諸課題を思考し、感性に従って行動してみる事を心がけている。現在は、経営企画部門、広報部門、イノベーション部門を担当する役員として、東京大阪間を頻繁に行き来している。


■就任にあたって:2018年にワークショップを受講した事がきっかけで、WELgeeの難度の高い社会課題解決に挑戦する活動に共感し、折に触れ間接的に応援を続けてきました。コロナ禍で本来の活動がままならない事や、難民自身の経済的困窮も加速している中、次のステップに歩みだすWELgeeも様々な意味で転機を迎えていると考えています。カラフルな社会へのアプローチは、容易なことではありませんがとても大切なことです。未来への道筋を、共に考えていければと願っています。


[画像6: https://prtimes.jp/i/32891/22/resize/d32891-22-870921-7.jpg ]


■ 特定非営利活動法人GLOBE PROJECT 代表理事 菅原 聡氏
世界一周から帰国した2006年に、「スポーツを通じた社会課題の解決」GLOBE PROJECT設立。2011年NPO法人化。設立以来地雷のなくなるフットサル大会「KICK THE MINE CUP」を開催、100回以上開催し7万平方メートル のタイカンボジア国境沿いの地雷原を除去。現地への視察スタディツアーを例年開催。2008年株式会社リクルート入社し、事業開発室医療領域にて営業に従事。2014年、株式会社リクルートホールディングスソーシャルエンタープライズ推進室にてサステナビリティ、D&I推進に従事。2017年よりMinit Asia Pacific Co.,Ltd.にてメディアコミュニケーションや事業提携、新規事業立ち上げに従事。


■就任にあたって:今も2秒に1人が家や故郷を追われていること、日本に難民申請者がこんなにも多くいること、そして彼らが母国では医者や法律家やエンジニアなど、多様なキャリアを持った人たちでもあることを、WELgeeと出会うまで知りませんでした。私は、自分が戦争や紛争によって強制的に国を追われ、異国に逃れ何とか生き延びている状況をうまく想像が出来ません。あなたは想像ができますか。そんな想像を絶する状況の中で来日した人達へ、可能性を見出し、ともに未来を築こうとするWELgeeの活動を尊敬しています。活動の輪が拡がっていくよう、微力ながら尽力していきたいと思います。




『#分断から共創へ』3月20日から100名のマンスリーサポーターを集めるキャンペーンを実施

5周年記念に伴い、2021年3月20日(土)12時~2021年4月11日(日)24時まで「#分断から共創へ」をコンセプトに、マンスリーサポーターを100人募集するキャンペーンを実施します。期間中は、Co-Creative Advisorの方と職員との対談を開催する予定なので、ぜひご参加ください。キャンペーンの詳細は逐次お伝えいたします。


NPO法人WELgee(ウェルジー)の概要

日本に逃れた難民とともに未来を築く団体です。厳しい難民認定の日本で、一人ひとりがキャリアや人生の目標を追求できる道筋を、多様なセクターとの協働を通じて目指します。難民人材の強みを、日本企業のダイバーシティ推進・イノベーション創出に生かす人材紹介サービス「JobCopass」、日本に逃れた多国籍な「アンバサダー」たちから、世界を学び、自分を知る、社員育成の場である「企業研修」、難民という言葉の先の、ユニークな個性と出会う場である「WELgeeサロン」を運営しています。詳しくは https://welgee.jp/ をご確認ください。

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