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レンチング、リアルタイムの出荷追跡と炭素排出量の可視性を組み合わせ、サプライチェーンの透明性を高める

PR TIMES / 2023年9月16日 15時40分



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サプライチェーンのソリューションを提供するproject44とのコラボレーションにより、透明性と効率性を向上し、炭素排出量の可視性の改善を目指す

新しいリアルタイム出荷追跡機能により、ここ数年で増加している繊維業界のサプライチェーンの複雑さに対処

AIと予測分析技術によって実現された追跡システムは、俊敏で相互接続された持続可能なサプライチェーンのためにデジタル技術を活用するレンチングの新しい試み


2023年9月15日、レンチング - 木材由来の原料を使用した特殊繊維の世界的サプライヤーであるレンチング・グループ(本社:オーストリア、最高経営責任者:Stephan Sielaff、以下レンチング社)は、デジタルなサプライチェーンソリューションを提供するproject44と共同で、先駆的なリアルタイムで海上輸送を追跡する機能を導入し、グローバルな繊維のサプライチェーンの透明性と効率性を高めるための重要な一歩を踏み出しました。この追跡機能は、レンチングのサステナビリティの目標を順守するだけでなく、パートナー間の二酸化炭素排出量の可視性を向上させ、顧客体験も改善します。

業界のサプライチェーンの複雑さに対応するため、レンチングはシステムアプリケーションおよび製品(SAP)とproject44のプラットフォームであるMovementの間に、完全に統合されリアルタイムに更新されるアプリケーションプログラミングインターフェイス(API)を導入しました。これを高度な人工知能(AI)、GPSセンサー、機械学習技術と組み合わせることで、出荷状況、コンテナの場所、船舶の経路追跡、世界中の港での推定到着時間など、繊維の注文に関する正確なリアルタイムの洞察をお客様に提供できるようになりました。

リアルタイムデータと予測の洞察を活用
レンチングAGのグローバルサプライチェーン担当でバイスプレジデントのThomas Panholzerは次の通り述べています。「ここ数年、サプライチェーンの混乱によって高度な海上輸送追跡の重要性が浮き彫りになりました。当社のリアルタイム出荷追跡機能は、レンチングの『Better Growth』(より良い成長)という企業戦略の証であり、繊維および不織布のサプライチェーンにおけるデジタルトランスフォーメーションと透明性の確保への取り組みを強化するものです。サプライチェーンの透明性とサステナビリティがますます重要になる中、出荷時からコンテナレベルで画期的な炭素排出量追跡を実現できることは、当社が、お客様と協力して意欲的な炭素削減目標を共同で策定する準備と意欲があることを証明しています」

二酸化炭素排出量の可視性を高めるという共通の目標を達成するためのパートナーシップ
レンチングのサステナビリティへの取り組みの一環として、リアルタイムで更新される海上輸送追跡機能は、グローバルロジスティクス排出評議会(GLEC)のフレームワークによって認定されたスコープ3の炭素排出データを出荷およびコンテナレベルでお客様に提供でき、バリューチェーンパートナーの炭素排出目標の達成をサポートするソリューションです。リアルタイムデータにより、レンチングとお客様は共同で目標を設定し、輸送計画を調整して炭素排出量を削減することができます。

project44の創設者兼CEOであるJett McCandlessは次の通り述べています。「サプライチェーンの可視性は、コラボレーションの成功によって決まります。project44の独自のデータと洞察を活用したレンチングの出荷追跡機能により、お客様は、世界中の出荷を特定するためのこれまでにないリアルタイムの情報にアクセスできます。私たちは、新しいソリューションや技術をサービスに組み込むことを目指しているレンチングのようなパイオニアとのパートナーシップを継続的に模索しています」

レンチング社のテキスタイルのグローバルセールス部門バイスプレジデント、Jayaraman Sethuramanは次の通り述べています。「この新しいカーボン可視化ソリューションは、レンチングにとって極めて重要なマイルストーンです。パートナー各社が二酸化炭素排出量を最小限に抑える努力を強化する中、私たちは信頼できる協力者として、さらなる削減を推進するための重要なインサイトをパートナーの皆様に提供してまいります」

Pallavaa GroupのエグゼクティブディレクターであるDurai Palanisamyは次の通り述べています。「私たちは、二酸化炭素排出量削減に向けた私たちの努力をサポートするレンチングの継続的なコミットメントを高く評価しています。当社の持続可能性への姿勢は、紡績と織布の生産工程にグリーンエネルギーを使用していることからも明らかです。Pallavaa Groupでは、グレーファブリックの段階まで、カーボンニュートラルなソリューションを提供する準備が整っています」

デジタル化を推進し、グローバル繊維バリューチェーンの効率性と透明性を向上
レンチング社のグローバルIT&デジタルイノベーション部門バイスプレジデントのChristian Platzerは次の通り述べています。「レンチングのITに関するビジョンは、情報とテクノロジーの力を解き放つことで、世界をより良く変えていくという弊社の願いを加速させることです。このプロジェクトは、私たちのビジョンを実現する数多くの素晴らしい例のひとつです。レンチングは、顧客満足度とサプライチェーンの透明性をさらに高めるデジタル・コラボレーションの育成に全力を注いでいます」

レンチングのリアルタイム海上出荷追跡機能は、9月から世界中のすべてのレンチングのお客様が利用できるようになります。
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レンチング・グループについて
レンチング・グループは、環境に配慮し、再生可能な原料木材を使用した特殊繊維の生産に注力しています。そして、技術革新のリーダーとして、世界のテキスタイルや不織布のメーカーのパートナーとなり、数多くの新技術の開発を推進しています。

当社の高品質な繊維は、エレガントな婦人服から多目的なデニム生地や高性能スポーツ衣料まで、様々なテキスタイルの用途の主素材として幅広く使用されています。レンチングの繊維は一貫した高品質を誇り、生分解性を有し、堆肥化することができるため、衛生用品や農業用にも非常に適しています。

当社のビジネスモデルは、従来の繊維メーカーの枠組みを大きく超えるものです。お客様やパートナー企業と共に、バリューチェーンに沿って革新的な製品を開発し、消費者のために付加価値を創り出しています。レンチング・グループは、すべての原材料の利用および加工において効率性を追求し、テキスタイル産業のクローズドループ経済、つまり循環型経済への移行を促すソリューションを提供しています。地球温暖化のスピードを抑え、パリ協定および欧州連合の「欧州グリーンディール投資計画」のターゲットを達成するために、レンチングは明確なビジョンがあります。それはすなわち、ゼロ炭素の未来を実現することです。

レンチング・グループ 2022年の企業データ
売上:25.7億ユーロ
公称生産量:1,145,000トン
従業員数:8,301名

TENCEL(TM)、VEOCEL(TM)、LENZING(TM)、REFIBRA(TM)、ECOVERO(TM)、LENZING MODAL(TM)、LENZING VISCOSE(TM)、MICROMODAL(TM)、PROMODAL(TM)は、Lenzing AGの商標です。

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