Formosa社より2.5百万米ドルのマイルストンを受領
PR TIMES / 2019年7月18日 23時40分
当社グループは、Formosa Pharmaceuticals, Inc.(以下「Formosa社」)が開発中のAPP13007について、米国食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)より、米国での臨床試験開始のための臨床試験実施申請(Investigational New Drug、以下「IND」)が承認されましたので、お知らせいたします。APP13007は、副腎皮質ホルモンであるクロベタゾールのナノ粒子製剤であり、術後眼炎治療薬として開発が進められています。今回の進捗により、当社グループはFormosa社より2.5百万米ドル(約271百万円[1])のマイルストンを受領することとなります。
APP13007は当初、当社の100%子会社であった株式会社アクティバスファーマ(以下「アクティバス社」)が、デザイン・研究開発を行っていました。2017年8月、当社は、アクティバス社の全株式を、医薬品原薬(Active Pharmaceutical Ingredients:APIs)製造に強みを持つ台湾証券取引所上場企業Formosa Laboratories, Inc.の100%子会社であるFormosa社へ譲渡いたしました。本譲渡は、当社グループの成長戦略の中心が、Gタンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自のStaR(R)技術ならびに構造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬のデザイン・研究開発へと移行したことによるものです。
アクティバス社の全株式を譲渡することにより、当社グループはFormosa社より、契約一時金として3.5百万米ドル(約379百万円1)と5百万円を受領しました。さらに、アクティバス社が保有していたパイプラインについて、Formosa社による開発の進捗に応じてマイルストンを受領し、開発品が上市された場合はロイヤリティを受け取れる契約となっています。
APP13007は、アクティバス社が副腎皮質ホルモンであるクロベタゾールプロピオン酸に特許取得済みの独自のナノ粉砕化技術(以下「APNT」)を応用することにより、ナノ粒子製剤の術後眼炎治療薬として開発を進めていました。譲渡後は、Formosa社がAPP13007の開発を引き継いで進め、現在米国での臨床試験を計画しています。
当社グループの会長兼社長CEOである田村眞一は次のように述べています。「Formosa社が開発中のAPP13007について、臨床試験開始のためのINDが承認されたことは大きな進展であり、大変喜ばしく思います。Formosa社はAPNTを活用した新薬候補の開発により、患者さまにとっては新たな製品を、ステークホルダーにとっては価値を生み出せる立場にあります。今後も同社の取り組みが成功することを願っています。」
[1] 米ドル=108.32円
以上
Sosei Heptaresについて
当社グループは、Gタンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自のStaR(R)技術並びに構造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬のデザイン・研究開発にフォーカスした、国際的なバイオ医薬品企業グループです。当社グループは、中枢神経系疾患、がん、代謝疾患、その他希少疾患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。現在進行中の開発プログラムには、Allergan社との提携によるアルツハイマー病の対症療法を目的とした候補薬や、AstraZeneca社との提携によるがん治療を目的としたがん免疫療法の開発も含まれています。その他に、これまでジェネンテック社、ノバルティス社、Pfizer社、第一三共株式会社、ペプチドリーム社、Kymab社、MorphoSys社等と提携しています。東京に本社を置き、英国のケンブリッジに研究開発施設を有しています。
「Sosei Heptares」は、東京証券取引所に上場しているそーせいグループ株式会社(証券コード4565)のコーポレートブランドです。
詳しくは、ホームページhttps://www.soseiheptares.com/をご覧ください。
LinkedIn: @soseiheptaresco
Twitter: @soseiheptaresco
YouTube: @soseiheptaresco
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