2025年春 京都の寺院特別公開情報が解禁!
PR TIMES / 2024年11月7日 11時45分
京都・禅宗寺院 大徳寺塔頭3寺院や壬生狂言で有名な壬生寺などで、非公開文化財を特別公開
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写真左:大徳寺 黄梅院 方丈庭園 / 写真右:大徳寺 興臨院 花頭窓
「京都の伝統文化と世界を繋げる」を企業理念に、非公開寺院の特別公開やワンランク上の京都の文化体験を企画・運営する株式会社京都春秋(本社:京都市中京区、代表取締役:市川 豊)は、2025年春季の寺院特別公開情報を解禁いたします。
2025年3月より、京都でも有数の規模を誇る禅宗寺院「大徳寺」内にある塔頭寺院「黄梅院」、「興臨院」、「総見院」の春季特別公開を順次開催いたします。大徳寺は織田信長や豊臣秀吉など戦国大名ゆかりの地で、その戦国武将に仕えた茶聖 千利休や日本美術史上の重要人物の一人、狩野永徳を代表とする狩野派などが活躍した当時の文化の最先端であり、後世の日本文化に多大な影響を与えた場所です。毎年春と秋に特別公開する黄梅院、興臨院、総見院では、その季節ならではの風景の移り変わりとともに、通常非公開である建造物や重要文化財を拝観できるため、観光シーズンには全国から多くの拝観者が集まり賑わいを見せます。
また、地蔵信仰・壬生狂言・新撰組で知られる「壬生寺」は、毎年ゴールデンウィークに上演される壬生狂言に合わせ、4月26日(土)~5月5日(月・祝)の期間に通常非公開の本堂や京都市指定登録文化財の庭園、寺宝を特別公開いたします。本年は「壬生寺の地蔵信仰」をテーマとした寺宝が特別展示されます。心地良い春の季節、日常の喧騒を忘れ、新緑を愛でながら贅沢な拝観の時間をお過ごしください。
2025年春季特別公開 寺院紹介
大徳寺 黄梅院
織田信長が創建し、のちに豊臣秀吉が増築するなど戦国大名ゆかりの寺院。千利休が66歳の頃作庭したと言われる「直中庭」があることでも有名です。苔とモミジが美しく新緑の季節の観光スポットとしても名高い寺院です。
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黄梅院 作仏庭
【実施概要】
公開期間:2025年3月28日(金)~5月18日(日)
休止日 :4月25日(金)※法務により増える可能性があります
拝観時間:10:00~16:00(受付終了)
拝観料 :大人800円・中高生400円・小学生以下無料(保護者同伴)
特別公開:
- 千利休作庭「直中庭」
- 武野紹鷗好み茶室「昨夢軒」
- 方丈庭園「破頭庭」
- 【重文】雲谷等顔筆 本堂障壁画(複製)
- 【重文】庫裡
<特別公開の見どころ>
【重要文化財】日本最古の庫裡(くり)
寺院の台所で僧侶の居住空間だった場所。日本に現存する禅宗寺院の庫裡としては最古のものです。
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黄梅院【重要文化財】日本最古の庫裡(くり)
千利休作庭と伝わる「直中庭」
千利休66歳の時に作庭されたと伝わる直中庭。秀吉公の希望により軍旗の瓢箪を象った空池を手前にし、加藤清正公伝承の朝鮮灯籠などを配した苔一面の枯山水庭園です。千利休が茶の世界だけでなく、マルチクリエイターとしての様々な才能と素質が垣間見れる庭の一つです。
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黄梅院「直中庭」
【重要文化財】雲谷等顔筆 本堂障壁画(複製)
桃山四大巨匠の一人で、毛利家の御用絵師として雲谷派を築いた雲谷等顔による障壁画。桃山時代を代表する画僧 雪舟の水墨画を手本とし、大胆な構図の水墨画を多く残しました。(現在は複製を展示)
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黄梅院【重要文化財】雲谷等顔筆 本堂障壁画(複製)
大徳寺 興臨院
室町期の建築様式の特徴を見せる本堂(重要文化財)や唐門を持つ大徳寺興臨院。桃山期には豊臣政権の五大老を務めた前田利家が本堂屋根を修復、また菩提寺とするなど前田家とも非常に縁の深い寺院です。優美で安定感のある姿が静寂と落ち着きを感じさせる本堂や、「昭和の小堀遠州」とも言われた作庭家、中根金作が復元した方丈庭園を持ちます。例年、5月中旬ごろから庭園にサツキが咲き誇ります。
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興臨院【重要文化財】本堂
【実施概要】
公開期間:2025年3月15日(土)~6月15日(日)
休止日 :3月20日(木・祝) ※法務により増える可能性があります
拝観時間:10:00~16:30(受付終了)
拝観料 :大人800円・中高生400円・小学生300円(保護者同伴)
特別公開:
- 【重文】表門
- 【重文】本堂
- 方丈庭園
- 茶室「涵虚亭」(かんきょてい)
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63967/22/63967-22-b696806cd16520ed9181c0852463db0c-1920x1281.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
興臨院 方丈庭園
方丈庭園
白砂に石組みを配して理想の蓬莱世界を表します。本堂の解体修理時に、資料をもとに足立美術館の作庭者でもある中根金作氏が復元しました。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63967/22/63967-22-cbd313e4cc41de45869788f9887289ce-1142x760.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
興臨院【重要文化財】唐門
【重要文化財】唐門
唐破風、檜皮葺で、室町時代の建築の特徴を表します。波型の連子窓、客待の花頭窓などは禅宗の建築様式のひとつです。
大徳寺 総見院
羽柴(後の豊臣)秀吉が、本能寺の変に倒れた織田信長の追善菩提のために建立した大徳寺総見院。木造織田信長公坐像(重要文化財)はその葬儀に際して造られました。信長亡き後の政権争いの中、秀吉がその主導権を握るため建立した歴史的背景のある寺院です。
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総見院【重要文化財】木造織田信長公坐像
【重要文化財】木造織田信長公坐像
その大きさは信長公の等身大。らんらんと輝くその眼光は信長の面影が良く伝わります。
【実施概要】
公開期間:2025年3月29日(土)~5月6日(火・祝)の土日祝日のみ公開
※ 4月26日(土)~5月6日(火・祝)は毎日公開
※ 4月6日(日)・5月4日(日)は11:30~公開
休止日 :法務により拝観休止日が増える可能性があります
拝観時間:10:00~16:00(受付終了)
拝観料 :大人800円・中高生400円・小学生以下無料(保護者同伴)
特別公開:
- 本堂
- 【重文】木造織田信長公坐像
- 信長公一族の墓碑
- お茶室
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総見院 信長公一族の墓碑
信長公一族の墓碑
信長公をはじめ、徳姫(信長の息女)、濃姫(正室)、おなべの方(側室)など、一族7基の五輪石や墓碑が並びます。
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63967/22/63967-22-ea9395cb8ae89d2ec323ad55eb362fe9-1920x1277.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
総見院 茶室
茶室
総見院と茶の湯は関わりが深く、当時の総見院方丈において、“秀吉が大徳寺大茶会では茶席を設けた”と記録が残ります。
壬生寺
壬生寺は、毎年ゴールデンウィークに上演される壬生狂言(上演は2025年4月29日~5月5日)に合わせ、通常非公開の本堂や京都市指定登録文化財の庭園、寺宝を特別公開しています。
本堂には平安時代前期に彫られた本尊 地蔵菩薩立像(重文)が安置されています。本堂西側の枯山水庭園は、江戸時代中期(1735年)に当時最も広く普及した作庭書「築山庭造伝」にも名庭と紹介され、今もその当時の風情を感じることができます。本年は「壬生寺の地蔵信仰」をテーマとした寺宝が特別展示されます。
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壬生寺【重要文化財】本尊 地蔵菩薩立像
【実施概要】
公開期間:2025年4月26日(土)~5月5日(月・祝)
拝観時間:10:00~16:00(受付終了)
拝観料 :大人800円・中学高校生400円・小学生以下無料(保護者同伴)
特別公開:
- 本堂
- 【特別展示品】
- 重要文化財「錫杖頭」(しゃくじょうがしら)
-「十王図 閻魔王」
-「地蔵講式」(鎌倉・伝解脱上人筆)
- 【重要文化財】本尊 地蔵菩薩立像
- 【京都市指定・登録文化財】庭園
- 復元 縄目地蔵尊像(延命地蔵菩薩)
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壬生寺【京都市指定・登録文化財】庭園
【京都市指定・登録文化財】庭園
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壬生寺【特別展示】「地蔵講式」(鎌倉・伝解脱上人筆)
【特別展示】「地蔵講式」(鎌倉・伝解脱上人筆)
仏や菩薩、高僧などに功徳を讃え、節をつけて 読み上げるものを講式と呼ぶ。鎌倉時代の解脱 上人の筆と伝わる。
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壬生寺【特別展示】重要文化財「錫杖頭」
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壬生寺【特別展示】「十王図 閻魔王」
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