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エネルギー取引のリスク管理ツール「eScan」を北陸電力が使用開始

PR TIMES / 2024年6月26日 12時45分

日本最大のエネルギー卸取引マーケットプレイスを運営する株式会社enechain (本社:東京都港区、代表取締役:野澤 遼) は、開発したエネルギー取引のリスク管理ツール「eScan」を北陸電力株式会社が使用開始したことを発表します。

北陸電力のeScan導入理由
北陸電力は、 電力事業が抱える、市場リスクや燃料価格変動リスク等の様々なリスクによる経営環境の不確実性に対し、今後「eScan」を活用してこれらのリスク管理に取り組んでゆきます。

eScanについて
「eScan」は、発電事業者や電力小売事業者の電気のポートフォリオが抱えるリスクを診断し、定量的に評価するウェブアプリケーションです。需給ポジションと最新の価格データを基に、粗利益やEaR (Earnings at Risk) をデイリーで定量化するだけでなく、販売・調達条件に応じたシミュレーションや、市場高騰時のストレステスト、販売提案・料金メニューを策定する料金メニュー検討など、リスク管理や営業に必要な機能を体系的、網羅的に提供しています。

発電事業者や電力小売事業者は、市況が高騰し仕入れと販売が逆ざやになるリスクや、不況などで需要が低下し不良在庫を抱えるリスクなど、様々なリスクを常に抱えています。エネルギー事業はその規模が大きいため、リスクが顕在化した際には巨額の損失を被る一方で、これまでその複雑なポートフォリオに潜むリスクを定量的に診断する日本の電力市場に特化したアプリケーションは存在しませんでした。

昨年春enechainが提供を開始した「eScan」は、日本より15年以上前に電力自由化した欧米で確立された最先端の金融工学の理論を基に、日本の電力業界ならではの規制や商慣習も考慮し、利用企業が抱えるリスクを診断でき、現在トライアルを含め十数社にご利用いただいています。「eScan」は、enechainが市場参加者のニーズに合わせて開発する、決済機能、取引支援アプリケーション、データサービスといった、エネルギー取引を支援する付加サービスのひとつです。

「eScan」は、enechainのデータサービスである「eCompass」と連携しているため、データを手入力することなく、常に最新の電力、燃料の将来価格を基にしたポートフォリオの収益やリスク状況をシミュレーションすることが可能です。

また、販売提案に伴う検討メニューの経済性や競合優位性を即座に評価でき、競争力のあるメニューを迅速に負荷少なく提案できるようになりました。

enechainについて
enechainは、日本最大のエネルギー取引所の運営者として、"Building Energy Markets, Coloring Our Society" というミッションを掲げ、卸電力や環境価値の取引機会を提供しています。主力の卸電力の出来高は累計2兆円に迫り、国全体の「エネルギー価格の変動による影響の最小化」や「経済の安定化」に貢献しています。至近では環境価値の取り扱いも始め、脱炭素社会の実現にも注力しています。

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