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医学生に選ばれた手術教育ツール「OPeDrive」 ー 宮崎大学での活用事例

PR TIMES / 2024年12月25日 15時15分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/72863/22/72863-22-b826c7e6b7a16c0630e2475e94862e84-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社OPExPARK(東京都品川区、代表取締役社長兼 CEO 本田泰教)は、医師の働き方改革施行後の手術教育の現状と課題を把握するため、2024年9月に外科医を対象としたアンケート調査を実施しました。
その結果、以下のような実態が浮き彫りになりました:
- 手術教育の重要性を全員が認識しつつも、教育時間の不足が深刻で、理想の1/2または1/3以下しか確保できていない外科医が7割以上。
- 多くの医師が「手術動画の作成・編集効率化」を教育時間確保のための重要な解決策として挙げ、9割が「教育効果の高い手術動画を効率的に作成できるツールを使いたい」と回答。

▼ 調査結果の詳細についてはこちら
外科医の7割以上が「手術教育に十分な時間を取れない」と回答 ~医療の質向上へ、教育効果を高める手術動画のデジタル化が急務~

このような背景を受け、宮崎大学医学部 産婦人科では手術教育の質を向上させるため、OPeDriveを活用した取り組みを進めています。本稿では、宮崎大学の事例を通じて、手術教育における弊社のスマートレコーダー「OPeDrive」の有用性と効果について報告いたします。

▼ OPeDriveの詳細についてはこちら
スマートレコーダー「OPeDrive」ー手術情報を可視化、動画編集時間を大幅に短縮
宮崎大学の取り組み
宮崎大学医学部 産婦人科では、手術教育におけるこれらの課題を解決するために、手術記録システム「OPeDrive」を導入しました。婦人科手術では全症例OPeDriveを用いて録画をしており、多画面録画機能を使い、手術のポイントとなる部分を音声で記録しながら手術記録を行っています。主な使用用途としては、臨床実習に参加する医学生への手術教育の予習・復習する際のツールとして動画を活用しています。
当科の運用方法では、医学生自らが動画を用いて学習できるような仕組みとなっており、指導者側の都合によらず教育時間を確保することができていると言えます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/72863/22/72863-22-01cd504529aa533b503588d459201a3d-3900x1763.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(OPeDriveを用いた婦人科内視鏡手術の医学部生への教育 桂木 真司、平田 徹、後藤 裕磨、藤崎 碧 宮崎大学医学部附属病院 産婦人科 より一部抜粋)

医学生の手術教育の理解度向上に貢献
当科では、2023年4月~9月に産婦人科臨床実習に参加した医学部5年生68名へのアンケート調査を行い、OPeDriveによる婦人科内視鏡手術の学習による、学生の満足度を調査しました。その結果、「執刀医の音声による解説があるので理解しやすい」「手術動画に字幕が表示されて理解しやすい」などの項目で、80%近くの学生が大変そう思うとの回答をしました。このようにOPeDriveにより記録された手術動画は医学生から評価が高く、手術記録をしながら理解しやすい教育用動画を作成することができています。
また、「自分が見れなかった手術の内容が分かった」という項目に対しては、57%と過半数の学生が大変そう思うとの回答をしており、症例数が限られている場合など、手術見学ができなくてもOPeDriveで記録した症例動画で補完することができていると言えます。
当科に所属して実際にOPeDriveを使って動画作成を行っている、助教・病棟医長 後藤 裕磨 医師によれば、導入により開腹手術や腹腔鏡手術の症例を簡単に共有・編集できるようになり、もともと手術記録のためにイラスト作成をしていた時間が大幅に削減されたとのことでした。これにより、医師たちは手術後の時間を有効に活用し、より効率的に業務を進めることも可能となっています。
しおり付き手術動画でプレゼン能力が向上
また今回、当科の主任教授 桂木 真司 医師に手術教育の課題についてお話を伺いました。
「教科書などには適切な情報が集約されているが、手術教育において重要なことは自施設での症例を解説つきで学習することです。自施設の症例では背景情報を把握することができるので、実際に手術を学習したときに理解しやすい。」ー桂木 真司 医師 そのため、宮崎大学では、手術動画をOPeDriveを活用して解説つきで記録・保存する取り組みを進めています。これにより、症例ごとの詳細な解説が可能になり、学生や若手医師が自施設での症例をより効果的に学べる環境が整備されています。
また、OPeDriveにより、しおり機能を活用したプレゼンテーションが可能となり、話者が自信を持って分かりやすく説明できるようになっているとのこと。これにより当科では、医学生や若手医師でも安心してプレゼンテーションに臨める環境が整っているようでした。
OPExPARKより
アンケートの調査結果では手術教育における「時間不足」という深刻な課題が浮き彫りとなりました。そのような中で、宮崎大学での事例は手術教育および医療全体の課題解決のモデルケースと自負しています。
私たちOPExPARKは、今後も手術教育の現場に寄り添い、現場の声を反映したさらなるシステム改善とサポート体制の強化を進めてまいります。医療現場における手術教育の質を高め、医師の成長を支援することで、最終的には医療の質向上への貢献を目指しています。

手術記録システム「OPeDrive」に関して、ご興味をお持ちの方・資料請求等は下記お問い合わせ先までお知らせください。
お問い合わせ先:system-support@opexpark.co.jp
株式会社OPExPARKについて
OPExPARKは、いつでも・どこでも最先端の手術を学習できる教育コンテンツの撮影・編集・配信を通じて、医師教育のDX化を推進しています。また、手術映像およびOPeLiNK取得データをリアルタイムで伝送し、専門医が遠隔地から現場の執刀医による診断・手術に助言・アドバイスを行う等、病院のDX化に向けた取り組みを実施しており、国内外の医療の質向上に貢献しています。
[会社概要]
会社名 : 株式会社OPExPARK
本社所在地 : 東京都品川区東品川2-2-8 スフィアタワー天王洲 CW棟2階
設立 : 2019年 6月 21日
代表者 :本田 泰教
事業内容 : 手術情報融合プラットフォームの開発と販売、医師限定手術教育ウェブサービス
URL : https://www.opexpark.co.jp/

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