株式会社北三陸ファクトリー 農林水産省中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR)の第2回公募にて約9.2億円の交付決定
PR TIMES / 2024年10月9日 15時45分
株式会社北三陸ファクトリーは農林水産省 中小企業イノベーション創出推進事業の 第2回公募に採択されました。"日本産農林水産物・食品の輸出を加速化する生産・流通システムの開発・実証"というテーマに対し、「ウニの短期実入改善システムの構築及び輸出実証」という事業計画により、2024年度~2027年度まで、総額9.2億円で採択されたものです。
本事業を通じてウニの短期実入改善システム・UNI-VERSE systems(R)の実証プラントを岩手県洋野町に導入し、国内の他地域で展開可能なウニの短期陸上養殖技術を確立させ、高品質な国産養殖ウニのグローバルマーケットへの展開を推進して参ります。
うに再生養殖事業の展開
日本産のウニは海外での需要が高まる一方で、全国的な「磯焼け」によりウニの可食部である生殖巣が極度に少ない「痩せウニ」が増加し、高品質なウニの確保は年々困難さを増しています。北三陸ファクトリーでは、北海道大学大学院水産科学研究院や各研究機関と共に開発した「うに再生養殖」技術の普及、国内外での横展開を目指し取り組んでおります。
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北三陸ファクトリーのうにを通じた海を豊かにするエコシステム
北三陸ファクトリーでは、磯焼けを防ぐために駆除・廃棄されていた実入りの悪いうにを採捕し、うに用生簀に収容、短期間の給餌により、実入り、色、品質を大幅に改善し、天然と遜色のない美味しさを実現することに成功いたしました。この、うに再生養殖の仕組みは、北海道大学大学院水産科学研究院 浦和寛准教授らと7年以上の月日をかけて開発したものです。これにより、本来うにが流通しない秋冬にも出荷が可能となります。うに用飼料「はぐくむたね(R)」および、うに用生簀は、北三陸ファクトリーが独占的に実施できるものです。本事業では、大規模の陸上水槽を岩手県洋野町に導入し、これらのコア技術を基にウニの短期実入改善システム「UNI-VERSE systems(R)」を実証することで、品質の高い輸出用ウニの供給体制の構築を目指します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87600/22/87600-22-cdfa3411ab3f1366b58398d2b04ff92d-352x398.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
うに再生養殖による実入改善
<特許>
・うに養殖用飼料(特願2023-000843) ※北海道大学らとの共同出願
・うに用の生簀、うに用の水槽の構造(特許第7082388号、特許第7029133号)
<商標>
・HAGUKUMU-UNI はぐぐむうに(商標登録第6569232号)
・HAGUKUMU-TANE はぐぐむたね(商標登録第6587059号)
・UNI-VERSE SYSTEMS(商標登録第6805734号)
海外への販路拡大
海外での流通においてはGlobal Sustainable Seafood Initiative(GSSI)の基準に準拠した漁業や養殖場からシーフードを調達し、環境への負荷を最小限に抑えるよう努めている米国の大手スーパーマーケットとの商流を確立。
本年2月にはGulfoodに出展し、イノベーションアワードに「洋野うに牧場四年うに 凍結うに」と「UNI&岩手産バターSPREAD(うにバター)」の2つの商品において最終選考のノミネートを受けました。その後、ドバイのPrime Groumetブランドによるシーフード店への商流を確立しています。
国内においてはサステナブルな手法でとられた「洋野うに牧場の四年うに」や、うに再生養殖で育まれた「はぐくむうに」の販売を行っています。
北三陸ファクトリーでは、中東、北米、東南アジア含めた世界に向けて、確かなサステナブル・シーフードを販売して参ります。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87600/22/87600-22-4c2783e084b87e4b03df7a9e6c9291ea-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Gulfood innovation awards 2024最終ノミネート商品
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87600/22/87600-22-55c6d6b29e15923d812ff81c4d7e1d41-1536x2048.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Gulfood出展ブース
北三陸ファクトリーについて
北三陸ファクトリーは、世界唯一の「うに牧場(R)︎」のある岩手県洋野町で、高品質なウニのブランドを展開するリーディングカンパニーです。「北三陸から、世界の海を豊かにする」をミッションに、高品質なウニを育てるノウハウを活かし、新たな「うに再生養殖システム」の技術で世界と繋がり、持続可能な水産業の未来をつくるための取り組みを推進。2023年にはオーストラリア法人を設立し、国内外で事業を展開しています。
社 名:株式会社北三陸ファクトリー
関連会社:株式会社ひろの屋/KSF Australia Pty Ltd/Tasmania Blue Seafood Pty Ltd/一般社団法人moova (モーバ)
所在地:岩手県九戸郡洋野町種市第22地割133番地1
設 立:2018年10月1日
代表者:代表取締役 下苧坪之典
事業内容:農林水産加工物の製造加工・販売、6次化拠点開発の企画運営、水産業に関する技術開発
U R L :https://kitasanrikufactory.co.jp/
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北三陸ファクトリーでは現在積極的に採用を行なっております。ご関心のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
これからの経営を担う右腕
■営業本部長
経営者(リーダー)の右腕となって組織基盤を強化することを役割とし、営業、商品開発、事業計画や事業戦略、資金管理・調達等も含めバリューチェーン全体を推進、リードいただける方(管理会計に強みをお持ちの方を歓迎しています)
確かなサステナブルシーフードをグローバルへ
■グローバル営業
社長の右腕として、オーストラリア及び日本のサステナブルシーフードの価値をグローバルに広げ、世界展開を推進いただける方
うに養殖事業の陸上技術へのチャレンジ
■養殖事業R&Dマネージャー
養殖設備の開発、養殖技術開発における実験・水質やうに育成に関するデータ分析を通じて、養殖事業を推進をお任せできる方
■プラントエンジニアリングマネージャー
養殖プラント建設・立ち上げ、運用に向けた、機械・配管・電気・制御等のエンジニアリングの専門性をお持ちの方
株式会社 北三陸ファクトリー
Email: info@kitasanrikufactory.co.jp
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