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【建て替え中の仮住まいで困ったことランキング】経験者147人アンケート調査

PR TIMES / 2024年6月21日 12時45分

建て替え中の仮住まいに関する意識調査



一般社団法人あんしん解体業者認定協会(所在地:東京都港区、代表理事:鈴木佑一)は、家の建て替えをしたことがある147人を対象に「建て替え中の仮住まいに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。

家を建て替える際には、工事期間中の仮住まいが必要です。一般的な賃貸物件に短期間だけ入居するのは賃貸オーナーに嫌がられてしまうこともあるため、仮住まいについては早い段階で動き始めるのがおすすめ。

また住むのは短期間だけとはいえ、やはり「住まい」なので、適当に決めてしまうと快適に暮らせず困ることもあります。

今回、一般社団法人あんしん解体業者認定協会(https://anshin-kaitai.or.jp/ )運営の解体無料見積ガイド( https://www.kaitai-guide.net/ )は、家の建て替え経験がある147人に「建て替え中の仮住まい」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。

調査結果に対して、暮らしく株式会社代表取締役の福井栄里氏からご考察いただいております。

【調査概要】
調査対象:家の建て替えをしたことがある方
調査期間:2024年5月2日~16日
調査機関:当協会調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:147人(男性82人/女性65人)
回答者の年代:20代 8.8%/30代 34.0%/40代 27.9%/50代 21.8%/60代以上 7.5%

【調査結果サマリー】
・建て替え中の仮住まい先1位は「賃貸物件」
・建て替え中の仮住まいで困ったこと1位は「費用がかかる」
・建て替え中の仮住まいは「家族に相談して探した」
・建て替え中の仮住まい期間は平均7ヶ月


建て替え中の仮住まい先1位は「賃貸物件」
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113357/22/113357-22-2a071b310ec5fb48d45e6cc4c6bf7893-700x459.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


家の建て替えをしたことがある147人に「建て替え中の仮住まい先」を聞いたところ、半数近くの人が「賃貸物件(48.3%)」と回答しました。

近くに実家や親戚宅がなかったり、実家のスペースが足りない場合には、賃貸物件を借りる人が多いのではないでしょうか。

次ぐ2位は「実家(27.2%)」、3位は「親戚の家(9.5%)」となっています。実家や親戚の家に住まわせてもらえるなら、家賃がかからないので助かりますね。

マンスリーマンションも便利ですが、単身向けに比べると物件数が少ないせいか、実際に利用した人は少なくなりました。


建て替え中の仮住まいで困ったこと1位は「費用がかかる」
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113357/22/113357-22-b044fa67f291225f6a312a8200819566-700x508.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「建て替え中の仮住まいで困ったこと」の1位は「費用がかかる(21.1%)」、2位は「部屋が狭い(19.0%)」でした。賃貸物件に住むか、実家・親戚宅に住むかで、困ったことの内容は変わってくると考えられます。

賃貸物件の場合は家賃が負担になるほか、元々住んでいた戸建てより狭くなってしまうことが多いでしょう。一方実家や親戚宅に住まわせてもらう場合は、実家の家族に気をつかうことが増えそうです。

<1位 費用がかかる>
・仮住まいの社宅費用と住宅ローンの支払いが二重でかかったこと(30代 男性)
・引っ越しして戻るのに思ったよりも費用がかかり、大変だった(40代 男性)
・生活費や住居費が余計にかかったことです(50代 女性)

賃貸物件を借りると、敷金や礼金などの初期費用がかかり、家賃も発生します。

ファミリー向けの賃貸物件で立地がいいと、家賃が思ったより高くなることも。また場合によっては退去時に修繕費用がかかることもあるでしょう。

さらに「建て替え中の仮住まい」だと短期間で2回引っ越すため、引っ越し業者を頼む場合は引っ越し費用も2回かかります。そのため「金銭面で大変だった」と感じた人が多くなりました。

<2位 部屋が狭い>
・一軒家しか住んだことがなかったので、マンションの窮屈さが辛かった(30代 女性)
・収納スペースが少なくて困りました(40代 男性)
・仮住まいが3DKで、居住空間は本当に狭かったです。子どもたちが小学校に通っていたので、あまり遠くに引っ越すのは大変かと思い、狭い家で辛抱しました(60代以上 女性)

家賃や立地を優先した結果、仮住まいが狭くなってしまうことも少なくありません。最初は「仮住まいだから、多少狭くても我慢できる」と思っていても、実際住んでみるとストレスを感じる人も多いのではないでしょうか。

また実家や親戚宅に住む場合も、荷物を運びこむと部屋が狭く感じることがあります。仮住まい中は使わない家電などがあるなら、レンタル倉庫を借りて保管しておけば、居住スペースを広くできます。

<3位 引っ越しが大変>
・引っ越しが短い期間で発生するので、手続きに困った(20代 男性)
・荷造り・荷解きなどの引っ越し作業が大変だった(30代 女性)
・引っ越し作業と、引っ越しにともなう荷物の整理が大変だった(40代 女性)

建て替え中の仮住まいでは、「仮住まいに移るとき」と「仮住まいから移るとき」の2回引っ越しが発生します。短期間で荷造り・荷解きを繰り返すのは手間ですね。

また住所変更の手続きも必要ですし、住んでいる自治体が変わる場合は公的保険などの手続きも発生します。

<4位 生活に気をつかう>
・壁や床を傷付けないように気をつかい、すごく大変でした(30代 男性)
・高齢夫婦と一緒に過ごすため、生活のレベルや時間などが合わず、お互いにストレスをかかえてしまった。最終的に仮住まい期間中だけ老人ホームに入ってしまって、大変だった(40代 男性)
・義理の家族に気をつかってストレスでした(50代 女性)

実家や親戚の家に住まわせてもらう場合、家族・親族に気をつかって生活することになります。とくに「義理の両親」など血縁関係がない人と一緒に住む場合は、ストレスを感じることも多いでしょう。仮住まいしている側だけではなく、家を提供している側がストレスを感じてしまうこともあるようです。

賃貸物件の場合も、「持ち家とは違うので、傷や汚れがつかないよう気をつかう」「隣人に騒音で文句を言われないように気をつけた」という人もいました。

<5位 設備が不十分>
・トイレがひとつしかなく困りました(30代 女性)
・Wi-Fiを使っている家庭ではなかったので、多少不便だった(30代 男性)
・仮住まいのマンションがバリアフリーではなかったので、高齢の祖母の生活が大変でした(40代 女性)

住宅設備が整っていない仮住まい先だと、従来の生活に比べて不便を感じることも多いです。物件を探すときには、トイレやお風呂などの水回りやインターネット環境をチェックしておきたいですね。

敷地内にある離れや納屋に仮住まいした人からは、「仮設トイレをレンタルした」「お風呂が仮設のシャワーだけ」といった苦労も聞かれました。仮住まい期間が長くなるなら、住宅設備が整った仮住まい先のほうが快適でしょう。


建て替え中の仮住まいは「家族に相談して探した」
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113357/22/113357-22-818b2488995fead7e419a25313673bdd-700x455.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


続いて、建て替え中の仮住まいをどのようにして探したかを聞いたところ、最も多かったのは「家族に相談(32.0%)」でした。

「実家や親戚宅からも職場や学校に通える」「実家・親戚宅が広い」などの場合は、まず家族に相談する人が多いのではないでしょうか。家賃がかからないですし、気軽だからですね。

ネットで探す人が比較的少なかったのは、一般的な不動産ポータルサイトには「短期間だけ住める物件」があまり掲載されていないからかもしれません。仮住まい用の物件を探すなら、仮住まい用物件を専門に扱っている不動産業者をあたってみるほうが効率的でしょう。

また施工会社によっては「仮住まい用の一戸建て物件」などを自社で所有していて、工事中に貸してくれることもあります。自社所有物件がなくても、「仮住まい用の物件を紹介してくれる仲介会社」と提携していることも考えられます。


仮住まいの期間は平均7ヶ月
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113357/22/113357-22-5eed04141befb8d1fabf7e84ae70a834-700x456.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


仮住まいの期間は「取り壊し工事開始」から「新居の引き渡し」までの期間となります。

仮住まい期間の平均は約7ヶ月。ボリュームゾーンは「3ヶ月超6ヶ月以内」となっており、半年以内に仮住まいを解消している人が多いとわかります。

半年は短いようで長いので、妥協できるところは妥協しつつも、できるだけ快適に過ごせる仮住まいを見つけたいですね。


まとめ
建て替え中の仮住まいで困ることとしては「費用」と「部屋が狭い」が多く挙げられました。同じ家賃相場のエリアで広い賃貸物件を選ぶと当然家賃は高くなってしまうので、バランスが大切です。

狭い賃貸物件でも居住スペースを広く取りたいなら、レンタル倉庫などを借りて、使わない家具・家電は別に保管することも検討してみましょう。

探し方としては家族や知人に相談する人が多数。ただし建て替え工事を多く扱っている施工会社(ハウスメーカーや工務店)なら、仮住まいを紹介してくれることも多いです。実家や親戚宅に住むのが難しい場合は、施工会社に「仮住まい用の物件を紹介してもらえないか」と聞いてみましょう。

また勤務先に社宅がある人なら、会社に「短期間だけ社宅を借りられないか」と聞いてみる方法もあります。

※新しい土地に新築を建てる場合と、家の建て替えは異なる注意点があるので、事前にチェックしておくと予め備えることが出来ます。

参考URL:建て替えの流れと必要な手続き
https://www.kaitai-guide.net/kaitaikouji/tatekanenotetuduki/


▽福井栄里氏の考察
建て替えの一般的な工事期間に当てはめると、調査結果の通り仮住まい期間は3ヶ月~6ヶ月がボリュームゾーンになるでしょう。ただ、それぞれの建て替え状況によってもっと期間が長くなることもあると思います。

一定期間だとしても日々の生活になりますので、どうしてもストレスを感じる場面が出てしまうことが調査結果からもわかります。仮住まいについては出来れば余裕を持って、建て替えに関する具体的な計画と同時並行で前もって計画しておきましょう。(前もって計画することで仮住まいに関するストレスを大きく軽減できるかもしれません)

また、仮住まい時やその後の建て替え後の新居での新生活も見越して、不要なものの断捨離を仮住まい前から行うのもおすすめです。

モノを減らすことで引越し時の負担も軽減でき、建て替え後の新居での必要な収納量も把握でき一石二鳥です。新しく購入予定の家具や家電などは、レンタル家具・家電サービスが現在は充実しているので仮住まい時はサービスを上手く活用するのも良い手でしょう。


■監修者紹介
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/113357/22/113357-22-3e2998471da807ddf4e7121548825c34-2699x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

福井栄里
暮らしく株式会社 代表取締役
https://irutoco.jp/
二級建築士・インテリアコーディネーター
インテリア・住宅業界歴19年

インテリアコーディネーター・建築士として1200組以上の住まいのアドバイスや提案を行ってきた。
その経験を活かし、現在は住宅や店舗のリノベーション、モデルハウスの企画デザインなど他、不動産空室のインテリア演出による契約促進サービス ホームステージング事業を行う。
幅広い住宅・インテリア知識・経験から住宅に関するセミナー講演・記事監修なども行っている。






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一般社団法人あんしん解体業者認定協会は、解体工事を計画する皆様が安心して依頼できる環境作りを目的に、全国都道府県下の優良解体業者を認定しています。また、解体工事に関する様々な疑問にお応えするご相談窓口としての業務を行い、ご希望に応じて無料でご紹介も行っています。
■協会概要
社名   :一般社団法人 あんしん解体業者認定協会
所在地  : 〒108-0023 東京都港区芝浦4-12-31 VORT芝浦WaterFront 4階
代表者  : 代表理事 鈴木佑一
設立   : 2015年6月
URL   : http://anshin-kaitai.or.jp/

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