合法ハーブ等と称して販売される薬物の 乱用防止広報に、漫画家・福本伸行氏が協力
PR TIMES / 2014年3月17日 16時9分
■オリジナルイラストを使用した広報物を3月17日より展開 ■「カイジ」シリーズで知られる福本伸行氏が描き下した啓発用オリジナル短編マンガを、「政府広報オンライン」サイトで3月17日から公開
近年、ハーブやアロマオイル、バスソルト、ビデオクリーナーなどと称して、麻薬・覚醒剤以上に有害となり得る薬物が、店舗やインターネットなどを通じて販売されており、それらを入手・使用して自ら健康被害を受ける、また交通事故など二次犯罪を引き起こすといった事件が起きています。
内閣府政府広報および警察庁、消費者庁、財務省、文部科学省、厚生労働省などでは、これら合法ハーブ等と称して販売される薬物(以下、合法ハーブ等)の有害性について周知することで、乱用の防止につなげることを目的に、3月17日より薬物乱用防止広報を行ってまいります。
広報物には、若年層を中心に幅広い人気を得ている作品『カイジ』『アカギ』などで知られるマンガ家・福本伸行氏が描き起こしたオリジナルイラストを使用します。また、合法ハーブ等と称して販売される薬物に、安易に手を出して苦しむ若者の姿を描いた福本氏のオリジナル短編マンガ(8ページ)を、政府広報サイト「あしたの暮らしをわかりやすく~政府広報オンライン」上で、3月17日から公開します。福本伸行氏という人気クリエイターと政府広報の連携により、合法ハーブ等の乱用防止を強力に訴えてまいります。
○新聞(モノクロ記事下全5段)
読売新聞・日本経済新聞: 3月19日(水)朝刊
朝日新聞・毎日新聞・産経新聞:3月20日(木)朝刊
○雑誌(4色1頁)
オレンジページ: 4月2日号(3月17日発売)
週刊文春: 3月27日号(3月19日発売)
週刊ヤングジャンプ:16号(3月20日発売)
週刊女性セブン: 3月20日発売号
日経ビジネス: 3月24日号(3月21日発売)
○インターネット
「あしたの暮らしをわかりやすく~政府広報オンライン」(http://www.gov-online.go.jp/)
暮らしのお役立ち情報 特集・薬物対策
合法といって売られている薬物の、本当の怖さを知っていますか?
(http://www.gov-online.go.jp/tokusyu/drug/index.html)
3月17日より掲載
------------------------------------------------------------
本件広報に関する報道関係者からのお問合せ
内閣府政府広報室(直通)
電話:03-3581-6467
------------------------------------------------------------
1.広報実施の背景:
近年、ハーブやアロマオイル、バスソルト、ビデオクリーナーなどと称して、麻薬・覚醒剤以上に有害となり得る薬物が、店舗やインターネットなどを通じて販売されており、それらを入手・使用して自ら健康被害を受ける、また交通事故など二次犯罪を引き起こすといった事件が起きています。
一方、指定薬物の包括指定により規制対象が拡大され(※1)、また薬事法の改正(※2)により平成26年4月1日から所持・使用・購入や他人からの譲り受けが罰則付きで禁止となるなど、規制が強化されつつあります。
しかしながら従来、ハーブやアロマオイル、バスソルトなど、あたかも無害であるかのような名称が用いられてきたことなどから、一般にその有害性が十分に認識されていないことが懸念されます。
これらのことから、それら合法ハーブ等と称して販売される薬物の有害性について、乱用により本人に健康被害が発生することや、他者に有害行為を行う危険もあることなど、正しい情報を周知することで、乱用の防止につなげることを目的に、薬物乱用防止広報を行います。
※1.指定薬物の包括指定:
中枢神経系の興奮もしくは抑制又は幻覚の作用(当該作用の維持又は強化の作用を含む)を有する蓋然性が高く、かつ、人の身体に使用された場合に保健衛生上の危害が発生するおそれがあると認められた化学物質を薬事法上「指定薬物」として規制することに加え、その物質と類似の化学構造を有する物質も一括して規制の対象とする制度。
平成25年1月以前は、規制対象となる薬物は約90物質であったが、平成25年2月に約760物質が加えられ、さらに同年12月に約470物質が追加されるなどして、現在は1370物質が指定薬物として、輸入、製造、販売などが規制されている(平成26年3月時点)
※2.薬事法の改正と指定薬物の規制強化:
過去、麻薬や覚醒剤については、乱用者による所持や使用に対して厳しい罰則が適用されるのに対し、指定薬物に関しては、乱用者による所持や使用に対しては罰則が規定されていなかった。しかし平成26年4月1日からは、指定薬物の所持、使用、購入、譲り受けについても禁止される。これに違反した場合は、3年以下の懲役または300万円以下の罰金か、またはその両方が科せられることになる。これまで指定薬物は、主に店側に対しての取り締まりであったが、今後は乱用者に対しても取り締まりが行われる。
2.福本伸行氏 プロフィール
1.1958年12月生まれ、神奈川県横須賀市出身
2.代表作
『カイジ』シリーズ(週刊ヤングマガジン、講談社、1996年-連載中)
『アカギ~闇に降り立った天才~』(近代麻雀、竹書房、1992年-連載中)
『新黒沢 最強伝説』(ビッグコミックオリジナル、小学館、2013年-連載中)ほか。
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
ネットで欧州から「種子」輸入、大麻乱用の温床…「健康に無害」若者に誤解広がる
読売新聞 / 2022年8月4日 14時34分
-
【薬学博士の豆知識】大麻所持は逮捕されるが、使用のみなら合法?「使用は罪にならない」のウソ
オールアバウト / 2022年8月3日 20時45分
-
大麻、コカイン、ヘロイン、危険ドラッグ、MDMA…すべてを経験した男が「二度と御免」と話すクスリの名前
プレジデントオンライン / 2022年7月27日 14時15分
-
田中聖、覚醒剤以外にも乾燥植物片や液体を所持…知人女性も語っていた “あやしい薬” の使用実態
SmartFLASH / 2022年7月22日 21時30分
-
「市販薬」で要注意の6成分…過量服薬「オーバードーズ」で依存性・副作用リスクも【薬学博士が解説】
オールアバウト / 2022年7月14日 20時25分
ランキング
-
1「サイゼリヤで満足=貧しい」のか 残念ながら“事実”であるワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2022年8月9日 9時17分
-
2BDLC NFT コレクションが OpenSea に上場しました
PR TIMES / 2022年8月2日 8時45分
-
36万社の下請けが不要になる…「おもちゃのように車を作る」というテスラ方式はトヨタ方式を超えられるのか
プレジデントオンライン / 2022年8月9日 11時15分
-
4国税庁「300万円以下の副業は雑所得」案はサラリーマン狙い撃ちの愚策ではないか
NEWSポストセブン / 2022年8月9日 7時15分
-
5未婚率が上昇…これから激増する「おひとりさま相続」の行方
文春オンライン / 2022年8月9日 6時0分
ミッション中・・・
記事を最後まで読む

ミッション中・・・
記事を最後まで読む

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
