GE、製造業の新たな姿を描く「Future of Work」レポートを発表

PR TIMES / 2014年5月23日 15時33分



先進的な技術によって、ものづくりの手法やサプライチェーンが劇的に変容するなど、世界の産業界で新たな変革が起きています。GEでは、現在進行しているこれらの変革を「Future of Work」と称するレポート(日本語版)にまとめましたので、お知らせ致します。

GEでは「Future of Work」の背景として以下の3つのトレンドがあると分析しています。それぞれのトレンドについては、本レポートの著者のひとりであるGEのチーフ・エコノミスト、マルコ・アヌンツィアータは以下のような解説をしています。

1. 物理的世界とデジタル世界の融合 “インダストリアル・インターネット”

電子センサーの価格やデータ取得におけるコストの劇的な低減により膨大な量の情報、いわゆるビッグデータに対する高度な分析が可能となり、生産性向上の新たな知見を得ることが可能となっています。ガスタービンや航空機エンジン、鉄道機関車や医療診断機器などの産業機器が、自己発見型・予知型・感応型・ソーシャル型ともいうべきこれまでにないモデルに変容しています。物理的世界とデジタル世界が融合したインダストリアル・インターネットによって、例えば機械が故障する前に事態を収め、個々の機器だけではなく病院や電力系統、航空機や貨物列車の運行といったシステム全体の最適化を図ることが現実になっています。

2. 新たな設計・製造技術と新素材の登場 “アドバンスト・マニュファクチャリング”

3Dプリンタ等の新たな製造技術の登場によって新たな部品や製品を開発することができるようになりました。いまやこうした技術で航空機エンジン向けにより軽量で強靭な部品をつくることも可能です。この革命的な技術によって試作品を素早くしかも安価に製作でき、そして設計、製造といったプロセスのスピードアップをします。また、アドバンスト・マニュファクチャリングはデジタル技術によって設計、エンジニアリング、製造、供給、そして流通ネットワークが一体化した「ブリリアント・ファクトリー」を生み出します。アドバンスト・マニュファクチャリングは生産機能を分散化させ、これまでは限定的だったものづくりのカスタム化を大規模に行うという動きを加速化させるでしょう。

3. ものづくりにおける人の役割の変化 “グローバル・ブレイン”

技術の普及に伴い、つらく反復的な業務から人が開放される一方で、人間よりも機械のほうが優れた業務をおこなう領域も拡大しています。自動化によって、人の仕事が機械に置き換わるという現象に加え、これまでの技能が時代遅れになり、トレーニングや雇用対策といった側面で短期的コスト負担が発生するという結果を生んでいます。しかし例えば創造性や起業家精神、対人コミュニケーションスキルといった、機械より優れているような人間の特性を改めて活用しようと注目が高まっています。

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