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単一素材パウチを水平リサイクルした詰替パウチの品質検証を開始、木村石鹸とフジシールがユーザー返送パウチから製造。

PR TIMES / 2023年3月23日 19時15分

ヘアケアブランド12/JU-NIの詰替パウチ、ユーザー参加型実証実験から再資源化

 大正13年創業の石鹸メーカー木村石鹸工業株式会社(代表木村祥一郎 以下木村石鹸)は、SDGsに基づく環境活動の一環として、株式会社フジシールインターナショナル(代表城川 雅行 以下フジシール)と協力し、リサイクル可能な単一素材を使用したモノマテリアルパウチを開発、2021年4月より実際にユーザーに販売・回収する実証実験を開始。この返送パウチより水平リサイクルしたパウチの製造を行い、リサイクルパウチの品質や課題の検証を行ってまいります。



[画像1: https://prtimes.jp/i/13031/23/resize/d13031-23-6b3ecc546a2d8cdf299d-0.jpg ]

■リサイクル実証実験の経緯
現在主流の詰替え用パウチは、安全性・保存性などを加味し、異素材を多重に重ねた複合素材となっており、リサイクルが非常に難しいとされています。 2019年より木村石鹸では株式会社G-Placeの助言のもとフジシールと協力し、パウチを単一素材化することで水平リサイクルを可能にするための共同研究を開始。2021年、単一素材版のパウチ製造に成功いたしました。 このモノマテリアルパウチをヘアケアブランド12/JU-NIの詰替え用パウチに採用し、同年4月30日より『未来の住人プロジェクトパッケージ』として販売、実際のリサイクル品を回収し、パウチからパウチへと水平リサイクルするまでの実証実験を開始しました。(現在販売終了)




[画像2: https://prtimes.jp/i/13031/23/resize/d13031-23-8ea0115edbdada4676af-1.png ]





■返送率は67%超え、リサイクル率30%以上のパウチ生成に成功
2022年には『未来の住人プロジェクトパッケージ』を購入したユーザーの返送率が67%を超え、郵送にも関わらず非常に多くのユーザーさまがリサイクルにご協力くださいました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/13031/23/resize/d13031-23-38fcb01b80baaa3d81a0-2.jpg ]



[画像4: https://prtimes.jp/i/13031/23/resize/d13031-23-63ea02d46e6bdfaaf587-3.jpg ]

今回フジシールはこの返送パウチを再度原料化し、水平リサイクルパウチを製造することに成功。今回の水平リサイクルパウチの試作品では、回収されたモノマテリアルパウチ資源を活用し、スパウト・キャップについては100%、フィルム部分には12%使用することで、全体重量の30%以上に再生材を利用し、バージンプラスチックの使用量を大幅に抑えています。 今後の検証では次のステップとして、このリサイクルされたモノマテリアルパウチの耐久面や衛生面などでの試験を行い、共同で品質を試験していく予定です。
[画像5: https://prtimes.jp/i/13031/23/resize/d13031-23-b0d77b4c8c32d30fe1cf-4.png ]

■SDGs:つくる責任、つかう責任を果たせるように
化粧品や食品など、人々の健康に関わる製品のパッケージは高い安全性が求められます。 フジシール、G-Place、並びに木村石鹸はこの取り組みを通して、高い衛生基準を守りながらいかにして日々使用するプラスチックを循環型社会に適応できる形にしていくかを考えてまいります。 今回のリサイクル協力では、予想を超えた返送率の高さに驚くとともに、気候変動を始めとする環境問題に高い関心が寄せられ、具体的な行動を以てこれに取り組むユーザーさまからのメッセージも多数頂戴いたしました。つくる責任・つかう責任の両方が果たされる「未来の住人」としてのあり方を、これからもみなさまと考え続けていきます。 ■未来の住人プロジェクト 木村石鹸による、未来に基づく選択を考え実行していくSDGsプロジェクト。 木村石鹸ではこのプロジェクトを通して、過剰包装の見直しや、再配達に伴う石油燃料の削減、バイオペット利用などを積極的に行い、人と環境の良い関係を築いてまいります。 ■株式会社フジシールインターナショナル https://www.fujiseal.com/jp/ フジシールグループはシュリンクラベル、タックラベル及びソフトパウチをその装着機械とサービスまでシステムとして、グローバルに展開するパッケージングソリューションカンパニーです。パッケージングを通じ、すべての人が笑顔で安心して暮らせる循環型社会・持続的社会の実現に貢献します。 ■木村石鹸工業株式会社 https://www.kimurasoap.co.jp/ 大正13年創業の石鹸メーカー。創業99年を迎える今も、職人による”釡焚き”製法を守る大阪八尾市の町工場です。
釜炊き石鹸を使ったハウス&ボディケアブランドSOMALI、職人のこだわりが詰まった洗浄剤を展開するKIMURASOAP’S CRAFTSMANSHIP シリーズ、業界的な慣習にとらわれない、手間ひまかけたヘアケアブランド12/JU-NIなどを展開。12/JU-NI https://12-juni.jp/ 心から良いと思えるものを追求するものづくりの姿勢と、長年にわたり培った技術で、人と環境の調和の取れた製品作りを行っています。

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