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MaaS Tech Japan、地域密着・住民参加型ソリューション「Noluday」をリリース

PR TIMES / 2024年7月1日 11時0分

地域主体の公共交通改善サイクルの実現により、その地域の持続的な発展に貢献



 未来の理想的な移動社会の基盤構築を支援する株式会社MaaS Tech Japan (本社:東京都千代田区、代表取締役:日高 洋祐、以下「MaaS Tech Japan」)は2024年7月1日より、地域の公共交通利用を促すためのあらゆるサービスを包括的に提供する住民参加型MaaSソリューション「Noluday(のるでぃ)」をリリースすることを発表いたします。目的地情報や最適経路の検索、配車予約といった交通サービスを一気通貫で提供する機能を軸に、利用者のリアルな声を収集するアンケート調査機能や、それらのデータを分析するダッシュボード機能も搭載しています。 サービスを提供する側の行政や事業者はもちろん、利用する側の住民もソリューションを通じて地域交通の発展活動に参画しやすい一連の仕組みにより、地域環境の改善サイクルを加速させ、その地域に適した持続的な移動エコシステムの構築を目指します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47675/23/47675-23-13e6c2fe1369cab5b9e777dbdecf5d36-1305x675.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【利用者の声を基にした環境改善サイクルと移動エコシステムのイメージ】

 高齢化の加速に伴い、地方自治体では特に人口減や交通網の縮小といった課題が横たわります。これらを解決するべく、自家用車を前提とした従来の移動様式を緩和させ、点在する公共交通機関や移動サービス、施策を適切に組み合わせ、シームレスなモビリティサービスとしてつなぐMaaSが推進されています。しかし、既存のMaaSアプリは観光客向けであったり、プロモーション寄りの商業コンテンツであったりするものが多く、買い物や通院・通学など日常の移動課題の解決に特化したものは少ないのが現状です。
 MaaS Tech Japanは「Noluday」実装に向け、長野県塩尻市との共創事業として開発および検証を進めてまいりました。その中で実施した住民への事前ヒアリングでは「アプリで電車を調べた後、逆算して別のアプリでデマンド交通の検索や予約をしている」「乗り換え時のバスの接続が悪く、積極的に公共交通機関を使わない」「コミュニティバスの運行ルートやバス停の場所が分かりづらく利用しない」など、公共交通機関の利用を巡る課題やハードルに関する声が多く寄せられました。
 そこで、MaaS Tech Japanはこの度、これまで石川県加賀市や長野県塩尻市での実証やサービス提供の中で得られたノウハウを基に既存の大規模なアプリではカバーしきれない、こうした地域の移動課題に対し、単一アプリ提供からサービスを提供する側だけでなく利用者の声や要望などのユーザーデータを基に改善が進められていく住民参加型MaaSソリューション「Noluday」を提供するに至りました。同ソリューションでは、目的地となる施設やタクシー会社への電話番号連携、デマンド交通の配車連携など、移動に必要なさまざまなサービスを機能として提供するとともに、利用者向けのアンケート調査やお問い合わせ機能を搭載しています。これらを通じて収集された声やユーザーデータは、管理者側が閲覧できるダッシュボード上で分析できるため、アプリの運用改善はもちろん、地域の公共交通などに関する既存の施策やサービスの見直しなど、公共交通の改善サイクルの確立に活用できます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47675/23/47675-23-45ac265efb862351da00bcfa72c58ba7-1728x1105.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【左から「Noluday」上で検索できる地域の施設情報、住民アンケートで見やすいと好評だったバス停マップ、リアルな声を収集するためのアンケート画面】

 
 同ソリューションは、既に自治体で運用されている他のMaaSアプリなどに必要な機能が組み込めるような形で提供できるほか、初めてMaaSアプリを採用する自治体には自社開発したLINE ミニアプリでの提供も可能です。自治体にとって導入しやすく、フィードバックを活用して既存MaaSアプリ事業者の成長を支援すると同時に、利用者の誰もがより気軽で使いやすい仕様にすることで、住民の地域参画の促進や、持続可能な移動社会の構築に向けた意識醸成に寄与します。
 さらに、官民で連携した座組を作る際の実証や交通DX人材育成事業等での短期的な利用や一部機能のみでもご利用いただけます。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47675/23/47675-23-7074f66741704b8ebc29a655e8efc561-1157x646.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【管理者向けダッシュボード画面のイメージ】


 「Noluday」は今後、全国各地で順次展開されるとともに、ソリューションを通じて移動に関わるステークホルダーを徐々に増やしていくためのさまざまな機能も追加する予定です。
 MaaS Tech Japanは「Noluday」の社会普及により、人々が生活していく上で必要不可欠な「移動」を誰もが当たり前に快適かつ便利に利用し続けられるよう、利用者の持続的な参画意識を醸成するとともに、地域交通を支える事業者や既存MaaSプレーヤーとも積極的に連携し、地域一丸となった環境改善サイクルを提供しながら、その地域に適した持続的な移動エコシステムの構築を目指してまいります。
■地域密着型MaaSソリューション「Noluday」概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/47675/table/23_1_624b348cf2a0e88846407a30c3e773e2.jpg ]
※内容は予告なく変更となる場合があります。■長野県塩尻市での実証実験結果について
 上述の通り長野県塩尻市との共創事業としての開発および検証を進める中で、住民の多くは既存の交通サービスを使う際に何かしらの不便を感じていることがわかりました。その解消に向けて「Noluday」を利用してもらったところ、特に住民の間で挙がっていたバス停の位置がわかりづらいという課題に対する「バス停マップ」機能について6割近く(57%)が「有効な情報を得られた」と回答したほか、アプリの見やすさについても半数以上(55%)が見やすいと住民へのヒアリングやアンケート(注1)から地域のニーズが得られました。一方、公共交通利用の利便性をより一層高め、利用を促すための機能開発や、地域に根ざす他の交通サービスなどとの連携強化などが必要であることが確認されました。
注1:2024年1月30日~2月29日 アプリ利用後アンケート調査(長野県塩尻市の居住者 51サンプル) ■Noluday(のるでぃ)の由来
 「(何かに)乗る=移動する」ことは、「日(day)」常において当たり前の行動として組み込まれており、行った先の目的地には、わくわくだったり嬉しさだったりの感情が付随します。楽しみや嬉しさといった気持ちと一緒に、このアプリで誰もが気軽に、かつ当たり前に日常の移動(乗る日)を維持したり拡張したりできるようにしてほしいとの思いを込めて「Noluday」と名付けました。■株式会社MaaS Tech Japanについて
 2018年11月に創業。「100年先の理想的な移動社会の基盤を構築し、移動社会を高みにシフトさせる」ことを目指し、移動に関する課題解決に取り組む企業や自治体を支援するプロダクトやソリューションを提供する。
HP:https://www.maas.co.jp/























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