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第5回がん撲滅サミット 公開セカンドオピニオンに上園保仁氏(漢方・統合医療)の初登壇が決定!

PR TIMES / 2019年9月19日 23時40分



 2019年11月17日(日)午後1時から開催される創立5周年祈念~第5回がん撲滅サミット(https://cancer-zero.com)。

 このたび注目の公開セカンドオピニオンに漢方・統合医療の上園保仁氏(国立がん研究センター研究所 がん患者病態生理研究分野 分野長)の初登壇が決定した。
[画像1: https://prtimes.jp/i/47974/23/resize/d47974-23-986607-0.jpg ]


 上園氏の取り組む分野は科学的に機能分析された漢方薬などを使用して患者のがんの痛みからの解放、終末期がん悪液質の予防、症状緩和を目指すもので、この分野は故・北島政樹永世大会長がライフワークとして取り組んできたことで知られている。

 北島氏は品質の良い国産漢方薬の大量生産を日本の成長戦略と位置づけ、政界にも提言活動を行う一方、徹底的に漢方薬を科学的に機能分析してがん細胞の攻撃に特化。漢方薬によって副作用の少ないがん治療に向けて活路を見出そうという研究を推進したほか、世界各国にも漢方医療のすばらしさを提言。
[画像2: https://prtimes.jp/i/47974/23/resize/d47974-23-682885-1.jpg ]


 その結果、当初、見向きもしなかったアメリカが、故・北島政樹永世大会長の影響を受けたことにより、今では先端の漢方をがん医療に導入し、本格的に統合医療を進めるまでになっている。

 こうしたこともあって2019年5月25日、WHO(世界保健機関)の政策決定最高機関--世界保健総会で漢方薬を正式承認したのである。まさに漢方医療、統合医療の幕開けを世界の医療界に告げたのだ。

 しかし、その一方、前述の故・北島政樹氏は母国である日本の取り組みが、既存の利権集団によって進まないことを憂慮し、第5回がん撲滅サミットとタイアップ。現状打破に向けて漢方によるがん治療の推進プロジェクトを本格的にスタートさせていく予定だったとのこと。

 その矢先の同氏の逝去により一旦、この計画は停止したかのように思われたが、生前、北島政樹氏が期待をかける研究者の一人として名前を挙げていた上園保仁氏が、これを受けて立ち上がったのである。
[画像3: https://prtimes.jp/i/47974/23/resize/d47974-23-774715-2.jpg ]


 上園氏は第5回がん撲滅サミットのご来場者に向けてこう語っている。
「がん患者さんは、がんになりそしてがんと闘う中でさまざまな痛み、たとえば体の痛み、心理的痛み、社会的痛み、スピリチュアルな痛みに直面し、悩んでおられます。ひとつの症状がよくなっても、それだけではおそらく満足することにはならず、患者さんの全体を見つめ、患者さんの納得できる生き方に寄り添う必要があると思います」

 このように述べたうえで続ける。

「漢方薬は2種類以上、多いものでは18種類もの生薬でできた合剤です。患者さんの症状を改善するための『標的』も複数であることの多い薬です。そして漢方薬は患者さんの全体の症状を捉え、複数の標的に対応する薬として、また体に全体的に優しくはたらく薬のひとつであると言えますね。この漢方薬が近年の研究技術の進歩に伴って、今までなぜ効くのかわからなかった作用のメカニズムが明らかになってきたんです。いくつかの漢方薬は今や西洋薬の効果を補完できるところまで来ていると感じています。公開セカンドオピニオンでは、がん治療で起こる副作用や、がんそのものが起こすつらい症状についての疑問、悩みなどをうかがい、漢方薬を通じて皆さんの疑問や悩みの解決にお役に立ちたいですね」
 そのうえで同氏は最後にこう力強く締めくくった。

「亡き北島政樹永世大会長は漢方に力を注いでおられました。北島先生の御遺志を受け継ぐ思いで私は第5回がん撲滅サミットに臨みます。皆さんのご来場を心よりお待ちしています」

 同氏は現在もバスケットボールを趣味としており、医師バスケットチームにも参加。都内でのマラソンにも打ち込むスポーツマンであり、その一方で歴史研究も行っているという。
 北島政樹永世大会長の志の遺伝子を受け継ぐ一人 上園保仁氏の今後の活躍を応援したい。

 また今大会は名物企画となった公開セカンドオピニオンに肺がんの名医 副島研造氏(慶応義塾大学病院臨床研究推進センター副センター長、トランスレーショナルリサーチ部門長 教授)が昨年に続いて登場する。
[画像4: https://prtimes.jp/i/47974/23/resize/d47974-23-953980-3.jpg ]


 副島氏は基礎研究を工夫して医療の現場に橋渡しをすることで臨床精度を高めるとともに先端技術を導入するオーソリティである。もともと肺がんが専門の呼吸器内科医だが2002年に分子標的薬イレッサが登場し、その後、数年して、それがEGFR遺伝子変異を持つ非小細胞肺がんに対してのみ効果を発揮することが明らかになったことで、遺伝子異常に基づいた薬剤の開発に向けて「橋渡し研究」が重要だということに目覚めたという。

 そして2018年3月に入って副島氏は、同僚の田野崎隆二教授と共に理化学研究所などと共同で新型のがん免疫療法の治験を開始した。これは免疫細胞の一種、ナチュラルキラーT細胞(NKT細胞)を体内で活性化させ、がんを攻撃する免疫を高めていくものだ。副島研造氏はこれによって、もともと理研の谷口克グループディレクターらが発見したNKT細胞の医療への応用を目指している。

 副島氏は語る。
「まず患者さんをしっかり診る。そして患者さんのために何ができるかを考える。こういう治療法はないかと考える。医師は決して臨床だけに満足してはいけないと思います。患者さんをなんとかしたい。そのためにも研究をやらなければならないのです」
 
 さらに同氏は第5回がん撲滅サミットのご来場者に向けてこういうメッセージを送っている。
「肺がんの死亡者数は年間7万人を超えて、もっとも予後が悪いとされています。進行肺がんは抗がん剤治療が中心となりますが、従来の成績は決して満足のいくものとは言えませんでした。しかし近年、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤など、様々な新規薬剤が開発され、目覚ましい治療成績の改善が見られます。患者さん一人ひとりのがんと共存しながら諦めずに立ち向かっていく姿勢が、新たな可能性を生む力となります。ぜひ第5回がん撲滅サミットでお会いしたいと思います」

 さらに『世界一受けたい授業』『スッキリ』(NNN系列)、『名医のTHE太鼓判!』(TBS系列)ほか、テレビでも活躍されている古賀良彦氏(杏林大学名誉教授(精神神経科学教室)、NPO法人日本ブレインヘルス協会理事長)が昨年に続いて登場する。
[画像5: https://prtimes.jp/i/47974/23/resize/d47974-23-159616-4.jpg ]


 がん医療と脳と香りのブレインヘルスは一体どういう関係があるのか。また香りは脳にどういう安らぎを与えるのか。アロマに関心がある方はエビデンスに基づいた脳と香りの関係を知ることで、より一層、心と体に平穏を取り戻すことができるかもしれない。
 古賀氏は言う。
「実は、香りや食事は脳の働きを円滑にして、患者さん本人だけでなく、ご家族のストレスを和らげて、気持ちを癒す素敵な力を持っています。これがいわゆる香りと食事のブレインヘルスです。そんな話を脳科学的なエビデンスを示しながらわかりやすくお話したいと思います」
 たとえば副作用で気持ちが沈んだときのためにどうするかなど、古賀良彦氏にご質問をされてみてはいかがだろうか。患者やご家族の皆さんの闘病生活に、さらなる潤いをもたらしてくれるかもしれない。

 このように名医が続々と登壇する第5回がん撲滅サミットに皆さんもぜひ参加されてはいかがだろうか。

 また現在、創立5周年祈念~第5回がん撲滅サミット入場エントリーを大会HPより受け付けている。一度に4名様までの登録が可能。応募多数の場合は抽選となる。
[画像6: https://prtimes.jp/i/47974/23/resize/d47974-23-114500-5.jpg ]


 また第5回がん撲滅サミットのお問い合わせは以下の通り。
【大会事務局】
アライアンス・フォーラム財団
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-3-11 日本橋ライフサイエンスビルディング5階

なお、お問い合わせは大会公式HP(https://cancer-zero.com)の『お問い合わせコーナー』より、すべてメールにて受付けている。

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