Discord、デベロッパーエコシステムの次なるステップとして、全デベロッパーにアクティビティの開放を発表

～デベロッパーへのサポートを強化し、コンテンツ開発、共有、配信、そしてユーザーの目に触れ、収益化する手助けをするための第一歩～



　グローバルな音声、動画、テキストコミュニケーションサービスを提供しているDiscord Inc.（本社：サンフランシスコ、CEO：ジェイソン・シトロン）は、Discordのデベロッパーエコシステムの利便性を次の段階に引き上げるため、Discordアクティビティをすべてのデベロッパーに開放することを発表しました。ゲームや音楽体験、その他のインタラクティブなアクティビティを埋め込みアプリSDK（ソフトウェア開発者キット）で作成することで、より多くのゲーム開発者がDiscord上でネイティブに構築、ローンチ、配信、収益化できるようになり、ユーザーにもっと愛される体験をプラットフォームにもたらすことができます。

　Discordは、ゲームを愛する人々によって、ゲームを愛する人々のために作られました。現在、月間2億人以上のユーザーが利用しており、そのうち90%以上が毎月15億時間以上をかけて数千のユニークなタイトルをプレイしています。またDiscordは、開発者がニーズに応じて拡張やカスタマイズできるプラットフォームとして設計されました。Discord上のアプリ環境は月間アクティブユーザーの25%以上に利用されているなど活気に満ちており、Death by AI、Krunker Strike FRVR、Farm Merge Valleyなどの早期アクセスのアクティビティパートナーの活躍とあいまって注目を集めています。
友達同士のコミュニケーションやソーシャルなゲームプレイ体験をいっそう促進
　2022年に初めてインハウスでアクティビティが構築されて以来、Discordは、友達とサーバーで集まり、音声通話でゲームを一緒に楽しむという独自の環境が、ソーシャルゲームにおける創造性と革新を促進できると考えました。そしてDiscordは、埋め込みアプリSDK（ソフトウェア開発キット）を構築するにあたり、友達同士のグループがDiscord内のどこからでもワンクリックでアクセスできる気軽で魅力的なゲームを通じて、どのように一緒に過ごすオンライン体験を盛り上げることができるかを新たに想像してきました。

　デベロッパーは、プラットフォーム内に自然に形成されたコミュニティを活用して、熱意あるプレイヤー同士をつなげ、共に遊んで関係を築くことを促進できます。Discordが考えるソーシャルゲームとは、友達と遊ぶだけでなく、新しい友達を見つけることでもあります。

　今回のアップデートに際して、Discordのプロダクト担当バイスプレジデントであるベン・シャンケンは、以下のように述べています。
　「今年の初めに埋め込みアプリSDKのデベロッパー向けプレビューを公開した際、数万人のデベロッパーがあっという間に自分たちのアイデアを実現し始めるさまを目の当たりにしました。この高まる関心がソーシャルゲームの限界を押し広げ、より多くの開発者にとっての成長と革新を加速させると信じています。
　そしてその後すぐに、Discordはデベロッパーたちがソーシャルゲームの未来について私たちが探求していたのと同じような質問を考え始めているのを耳にしました。それは例えば、友達同士のグループが、時には時差がある中で、ゲームを通じてどのように連携し合えるのか？ゲームに埋め込まれたボットが実際の会話の中でどのようにミームを生み出すのか？さらには、生成AIが組み込まれたソーシャルコミュニケーションレイヤーとともにどのように進化するのか？Discordのオープンプラットフォームは、ゲームデベロッパーにとって新しいフロンティアであり、全く新しいコンセプトやアイデアが世の中により広がることを促進します。」

　多くのデベロッパーからのフィードバックによれば、Discord上での開発は、彼らが作りたいものを十分に表現する目的にかなっていることがわかりました。デベロッパーたちは、若いアーリーアダプターたちが既に集まっている場所でソーシャルゲームや体験を構築しスケールさせることで、製品市場適合への加速的な道筋を見つけています。強力なソーシャルチャンネルへのアクセスにより、即座にフィードバックを得たり、新しいアイデアを得たり、人々が自分たちの製品とどのように関わっているかについてリアルタイムの洞察を得たりすることができます。
　Playroomの「Death by AI」のローンチはその好例です。彼らはDiscord上で直接ユーザーフィードバックを集めることで、重要な機能や修正を優先し、10以上の言語でゲームを最適化したうえ、AIボイスの追加、新しいプロンプトパックの導入に加え、さらにアプリ内購入を実装しました。その結果、ほぼ700万人のプレイヤーを魅了し、わずか数週間で100万時間以上のプレイ時間を記録しました。

　これは、Discordの活気に満ちた自然なソーシャル環境のおかげで加速した成長の多くの例の一つです。ここでは、デベロッパーがゲームを愛する何百万人もの人々とつながることができます。
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ユーザーはゲーム「Death by AI」をデベロッパーと一緒にプレイし、Discord上で直接フィードバックを提供できる

ユーザーの目に留まりやすくなり、エンゲージメントも高まる
　Discordは全体的なアプリ体験の改善に日々取り組んでおり、デベロッパーの成功をより良くサポートするため、アプリを発見しやすく、起動しやすく、使いやすくすることを目指しています。

　今週、Discordはアクティビティのデベロッパーたちがより多くの人たちに知ってもらえるためのアップデートを発表しました。子のアップデートにより、どのアクティビティも、デベロッパーポータル内で直接認証プロセスを経て、より発見されやすくなりました。一度アクティビティが公開されると、Discordのすべてのユーザーがアプリランチャーで選ばれたアクティビティを見つけられるようになり、テキストチャットやボイスチャットでアクティビティを起動して参加できるようになります。また、友達と一緒に豊かな体験を共有して楽しむこともできます。
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新しい「アプリランチャーボタン」をチャット内でクリックし、ランチャーを開いて『Gartic Phone』をプレイする様子。テキストチャンネルには、アクティビティに『参加する』ボタンが表示される。

　開発されたアプリが何百万ものユーザーの元に届くために、デベロッパーは「ネイティブリッチプレゼンス」機能を活用できるようになりました。これによりユーザーがアクティビティを自然に発見できるようになり、直接Discord内のフレンドリストやプロフィールを通じて拡散させることが可能になります。Discordの最近の調査では、ソーシャルな影響力はゲームの発見しやすさとプレイヤーのエンゲージメントを大幅に向上させることが示されています。現在、ユーザーはより多くのゲームをプレイし、友人とボイスチャンネルに参加し、おすすめに基づいて新しいゲームタイトルを試しています。改善のためのこれらの取り組みを導入して以来、Discordでは毎月追加で100万のゲームがローンチされています。
新しい収益源を開拓する
　Discordがすべてのデベロッパーに向けてプラットフォームを開放する中、米国、英国、EUのでデベロッパー向けに新しいマネタイズ機能もデスクトップ版で導入されています。これにより、Discordの決済システムを活用して、これまで以上にクリエイティブなアイデアを持続可能なビジネスに変えることができるようになります。
アプリ内課金（IAP）：デベロッパーは、アクティビティ内で買い切りの購入やサブスクリプションを提供できるようになりました。これにより、ユーザーはプレミアム機能やコンテンツを手に入れられるようになります。
　Discordは、この機能を近いうちにさらに多くの地域で利用できるようにしたいと考えています。
Discordについて
Discordは、友達がゲームをプレイする前後やその最中に、音声、ビデオ、テキストでより簡単に楽しく会話し、過ごすためのプラットフォームです。毎月2億人以上がさまざまな理由でDiscordを利用していますが、そのほとんどの人が共通して行っているのは、ビデオゲームをプレイすることです。Discordは誰でも無料で利用でき、さらに「Nitro」というサブスクリプションメンバーシップを提供しており、Discordの体験をさらに充実させることができます。

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