エビソル、飲食OMO事業を本格スタート
PR TIMES / 2019年11月13日 14時30分
AI、IoT等のテクノロジーによるオープンイノベーションの支援を強化。飲食店リアルタイム空席情報をベースとした新たなサービスの構築へ。
レストラン・飲食店向け予約台帳サービス「ebica(エビカ)予約台帳」(以下「ebica」)や訪日外国人集客支援サービスなどを提供する株式会社エビソル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中 宏彰、以下「エビソル」)は、このたび「飲食OMO事業」を本格的にスタートさせました。事業の軸となるのは、他社との協力関係によるオープンイノベーションの推進です。弊社が保有する飲食店ネットワークおよび飲食店リアルタイム空席情報をベースに、AIやIoT等のテクノロジーによる新しいサービスの構築を進めます。それにより、飲食店には電話予約の自動化、ダイナミックプライシング等を含むシームレスでスマートな集客・予約・顧客管理・レベニューマネジメント機能を、消費者には嗜好に応じたお店レコメンドやキャッシュレス決済等の開発支援による新しい飲食体験の提供を目指します。
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◆エビソルが目指す次世代の飲食店マーケティング「飲食OMO」
エビソルではこれまで、飲食店予約を一元管理するインフラシステムの構築・普及に取り組んできました。それにより、現在では予約管理システムの導入店舗数は約15,000店舗、同予約管理システムに登録された予約数は月間約200万件、うちウェブ予約比率は約4割にまで達しています。ebicaで正確な空席管理を行う店舗が年々増加し、今ではどこよりも「日本国内飲食店のリアルタイム空席情報を有するシステム」にまで成長しています。
そんなエビソルの次なる挑戦が、日本における飲食OMOの推進です。OMOとは「Online Merges with Offline(オンライン・マージズ・ウィズ・オフライン)」の略。オンライン→オフラインの一方通行であるO2Oがさらに進化し、オンラインとオフラインの壁がなくなった状態のマーケティングのことをさします。例えば、オフラインの購買行動がオンライン上にデータとしてストックされ、それに応じた最適なレコメンドによりさらなる購買行動を促す、というように…。これを飲食店にあてはめると、以下のようなことが当たり前になる世界です。
いつでもどこでもスマートフォン等のデバイスひとつで予約をとることができ、
店舗に来店しつつ、オーダーも会計も全てオンラインで完結
予約やオーダー情報等を元に個人の嗜好に最適な店舗・料理がレコメンドされ
新たな心地よい飲食体験の享受につながる
飲食OMOの推進は消費者にとって、飲食店検索・予約・オーダー・会計全てのプロセスがストレスフリーとなり、大きなメリットがあります。しかしそれだけではなく、飲食店側にとっても、昨今問題となっている採用難・人材難に対する有効な解決手段となり得ます。なぜなら、飲食OMOにより予約受付・オーダー受付・会計がオートメーション化されることは、店舗オペレーションの生産性を大きく向上させることにつながるからです。さらに、蓄積された予約データや空席データを元に、レベニューマネジメントやダイナミックプライシングを実行することも可能になります。アイドルタイムにお得に利用できるクーポンを発行したり、テイクアウトやデリバリーを効果的に提供したり…そういった施策を自動的に運用することもできると考えています。様々な外的要因により激化する競争環境において、飲食店は売上をあげつつ接客・おもてなしといった本来の業務により集中することができるようになります。
これらを実現するうえで基本となるのが、正確かつ十分な飲食店リアルタイム空席情報です。前述のとおりエビソルでは、これまでの事業運営により日本最大級の予約システム導入店舗数と飲食店リアルタイム空席情報の獲得を進めてまいりました。今後はそれらのリソースを元に、消費者・飲食店双方に対して大きな価値提供となる飲食OMOを推進し、日本の飲食業界のさらなる発展に貢献していきます。また、今後加速する「5G(第5世代移動通信システム)」の普及も、IoT等を活用した飲食OMO推進の後押しになると考えております。
◆オープンイノベーションの推進
飲食OMO事業の軸となるのは、他社との協力関係によるオープンイノベーションの推進です。今後、エビソルはIoTやAI等のテクノロジーを有する企業と協力関係を結び、飲食OMO進化に必要なサービスの構築を進めていきます。
【現在進行中のプロジェクト例】※括弧内は協力企業(敬称略)
AIによる電話予約の自動化&徹底したデータ化(LINE株式会社)
IoTによる店舗滞在データの蓄積(SBイノベンチャー株式会社(ソフトバンク株式会社の子会社))
ウェブ予約時の事前決済およびそれに付随するスマート会計
CRMサービスとの連携による顧客満足度データの取得・蓄積
また、これらのプロジェクトにより蓄積されるデータの高度な解析も視野にいれています。将来的には飲食店に対し、それらの解析データによるダイナミックプライシングやレベニューマネジメントのシステム提供を目指します。また消費者に対しても、パーソナライズした最適な店舗・料理のレコメンド等の仕組みを構築し、より快適で心地よい飲食体験を提供できる環境をつくってまいります。
ebica(エビカ)予約台帳
「ebica(エビカ)予約台帳」は、飲食店向けに開発されたクラウド型の予約/顧客台帳システムです。各飲食店の予約管理ニーズに応じた設定ができ、グルメサイト経由予約の一元管理機能やオウンドメディア向け予約フォームのご提供等、Web予約を主軸とした様々な集客ソリューションをご提供しています。特に最近では中国最大級の生活情報メディア「大衆点評」等との連携により、訪日中国人をはじめとしたインバウンド集客にもご好評をいただいております。
株式会社エビソル 会社概要
所在地: 東京都渋谷区恵比寿4-5-27 パティオクアトロ3F
代表者: 代表取締役 田中 宏彰
設立日: 2011年10月20日
資本金: 資本金:59,746,500円(資本準備金含む302,619,500円)
事業内容 : O2O(オンライン・ツー・オフライン)サービスを活用した店舗の集客支援
※記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
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