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テュフズード、Brexit(英国のEU離脱)についてのご案内

PR TIMES / 2017年11月30日 10時1分

欧州化学物質規制(REACH規則)

国際的な第三者認証機関であるテュフズード (本社: TUV SUD AG, Westendstraße 199, 80686 Munich, Germany) は、次のように発表しました。2019年3月31日に予定されている英国のEUからの離脱の影響により、REACH規則の適用範囲が変更されます。同規制は、EUにおける化学物質の登録、評価、認可を管理するものです。化学物質の製造業者、輸入業者および輸出業者は、新たな法的枠組みが事業にどのような影響を与えるかの分析を早期に開始をするべきです。テュフズードはこの課題に取り組む企業を支援します。



[画像: https://prtimes.jp/i/17062/24/resize/d17062-24-776897-0.jpg ]


テュフズードのDr. ディーター・ライメル(REACHエキスパート、TÜV SÜD Industrie Service GmbH)によると、「Brexitは、EU内の製造業者と輸入業者だけでなく、自国の製品をEUに輸出する英国企業にも影響を及ぼす。」とし、また「早く対策を開始する企業ほど、商業リスクを最小化できる可能性は高くなる。」と警告しています。EU当局および英国政府が移行期間を認めるかどうかはいまだ不透明です。英国を拠点とする製造業者および輸入業者による化学物質の登録は、英国がEUを離脱すると同時に無効となり、新規登録も許可されなくなります。またDr. ディーター・ライメルは、「英国から化学物質を輸入するEU企業は、誰が責任を負い、登録費用を支払うかを明確する必要があるでしょう。」とも説明しています。

唯一代理人(OR, only representative)変更の必要性
欧州化学物質庁(ECHA)は、2019年3月以降、英国の唯一代理人(OR)のみによる登録の実施は無効となることを指摘しています。唯一代理人はEUを拠点とする必要があります。ECHAによれば、これまで英国の唯一代理人(OR)を立てていたEU外の製造業者は、新たなORを指名する必要があります。テュフズードのDr. フリッツ・プレシュトル (REACH エキスパート、TÜV SÜD Industrie Service GmbH)は「これらに該当する企業は、現状の契約を確認し、必要であれば契約終了を行うことをおすすめします。これは誰が責任を負うのかだけでなく、どの物質をどこから購入できるのかということにも関係します。」と述べています。テュフズードのエキスパートがREACH規則の新適用範囲の影響を受ける企業を支援します。テュフズードはドイツの唯一代理人(OR)として、英国の唯一代理人(OR)に代わり、すでに取得いただいた化学物質の登録と認可を引き継ぎます。

Choose certainty. Add value.
テュフズードは、試験、検査、監査、認証を専門とする高品質で安全なソリューションを提供しています。1866年以来、同社は技術関連のリスクから、人、財産および環境を保護するという基本理念のもとに取り組み続けています。ドイツのミュンヘンに本社を置く テュフズードは、全世界に1,000以上の拠点を置き、24,000人以上の専門家チームにより、世界的に活動しています。非常に貴重な洞察力に公平な専門知識を組み合わせることで、同社は、企業、消費者および環境に対する具体的な価値を高めています。テュフズードの狙いは、効率を上げ、コストを削減し、リスクを管理するために、世界中の包括的なサービスで顧客をサポートすることです。今日では、「次の実践」を形成する未来志向型企業としての重要な役割を果たしています。http://www.tuv-sud.jp

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