2025年 年頭のご挨拶
PR TIMES / 2025年1月4日 15時15分
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みなさまに謹んで新年のご挨拶を申しあげます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、心より御礼申しあげます。
住江織物はSUMINOEへ
2024年の日本経済は、インバウンド需要の増加に伴う景気の回復や雇用・所得環境に改善の動きが見られましたが、不安定な国際情勢のなか長期化する原材料・エネルギー価格の高騰、金利や物価上昇が国内景気へ与える影響が懸念されるなど、不安定な状況が続いております。
そのようななか、2024年の当社グループでは、2050年の「ありたい姿」を見据えたワークショップを実施し、「既存の技術」を拡張しつつ未来のニーズにどう応えられるのかを、バックキャスティングで検討する社内プロジェクト「シン・ミライPROJECT―2050―」を実施するとともに、7月には中長期経営目標の後半3ヵ年「SUMINOE GROUP WAY 2025~2027 STEPII」を発表し、2027年までの今後3年間の戦略について開示しました。
そして12月2日、グローバル展開の加速と非繊維領域の拡充を含む各事業の収益力および競争力向上を目的に、当社は「住江織物株式会社」から「SUMINOE株式会社」に社名を変更いたしました。当社グループの売上高に占める繊維系商材は約65%、非繊維系は約35%です。元々は繊維系商材のバッキングやコーティングのために樹脂やフィルムなどを扱うことも多く、ここから非繊維系の商材開発がスタートしております。当社グループが今後もより企業価値を向上させていくためには、繊維にこだわらない事業の推進が必要だと考え、社名変更を実施いたしました。長らく親しんだ当社社名にある織物や繊維などで培い発展させてきた高度な技術は、受け継ぎ活用しつつ、それらを基盤とした新たな未来の「空間」を見据え事業を推進してまいります。
中長期経営目標の後半3ヵ年「SUMINOE GROUP WAY 2025~2027 STEPII」
2022年5月期よりスタートした中長期経営目標では、最終目標として売上高1,000億円以上、営業利益率5%以上を掲げております。売上高1,000億円以上については2024年5月期に達成したものの、今後円高に振れたとしても1,000億円を常に維持できる事業基盤の強化が課題であると認識しております。一方、営業利益率5%以上は未達となっており、引き続き中長期経営目標後半3ヵ年「SUMINOE GROUP WAY 2025~2027 STEPII」においても、1.収益性の向上、2.グローバル展開のさらなる強化、3.ブランディング、4.経営基盤の強化、5.非繊維領域の強化の5つの重点テーマを追求し、実力の底上げを確実に進めていくことで、持続的な成長とさらなる企業価値の向上を目指します。
自動車内装事業においては、足元では日系自動車メーカーの中国でのEV需要の拡大に対する苦戦影響などを受けておりますが、2027年5月期までにグローバル戦略をアップデートすることで収益力向上の道筋をつけるとともに、北中米拠点における本格成長に向けた投資を進め、海外市場でのプレゼンスを高める方針です。特に、自動車内装材を天井から足元までトータルでコーディネートし提案できるという、世界的にも稀有な特長を活かし、当社100%子会社で構成される北中米拠点において、外資系自動車メーカーへの販路拡大とトータルサプライヤーという競合他社との差別化で地位確立に取り組みます。併せて、機能資材事業の工場であるベトナム拠点の立て直しを進めるなかで、自動車内装事業の製造工場としての活用もスタートしております。ベトナム拠点において事業を越えたシナジー効果を発揮させ、また、機能資材事業の新規商材の開発と販促にも注力することで事業構造改革を進め、今後の成長を目指します。
また、祖業であるインテリア事業においては、プロダクトポートフォリオの見直しなどを通して既存事業の収益力強化を目指すとともに、スペース デザイン ビジネスのシナジー効果をさらに高めることで室内空間全体への提案力強化し、これまでにない新たな価値の創造に取り組んでまいります。
2025年の抱負
12月に社名を変更し、「SUMINOE株式会社」として迎える初めての新年となります。社内では、改めて企業の持続的な成長のためには社員が誇りを持って働ける環境が欠かせないとの認識のうえで、社員の待遇改善に取り組むとともに、役員や社員の一人ひとりが当社グループの提供価値や強みを理解し、グループ理念を念頭に行動できるよう、研修などを通して意識改革にも取り組んでいきます。それを中長期経営目標後半3ヵ年「SUMINOE GROUP WAY 2025~2027 STEPII」の目標達成に向けた各種施策につなげ、最終的な利益の厚みを増していくことで企業価値の向上を図り、その成果を社員と会社のさらなる成長へと循環させてまいります。
「あらゆる空間に、イノベーションを。」のタグラインのもと、グループシナジーを最大限に発揮させ、全社をあげて新生SUMINOEを作り上げ、新たな空間の価値創造につながるモノづくりに注力してまいりますので、ご支援のほどよろしくお願い申しあげます。
SUMINOE株式会社
代表取締役社長
永田 鉄平
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