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【Wrap Up】Snowflake、Snowflake Data Cloud Summit 2024 国内向け説明会を開催

PR TIMES / 2024年6月26日 13時40分

AIデータクラウドを提供するSnowflake合同会社(所在地:東京都中央区、社長執行役員:東條 英俊、以下Snowflake)は6月24日、米国サンフランシスコで行われた年次ユーザーカンファレンス「Snowflake Data Cloud Summit 2024」(6月3日~6日)の国内向け説明会を報道機関を対象に開催しました。当日は、Snowflake 執行役員 セールスエンジニアリング統括本部長の井口 和弘が登壇し、Data Cloud Summitの新発表・アップデートやSnowflake Arcticについて解説しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/116784/24/resize/d116784-24-7832dc02d84b57c94b40-0.jpg ]


井口は冒頭、製品のブランド名が「Snowflake データクラウド」から「Snowflake AIデータクラウド」となった理由について、「エンタープライズAIを進めるにあたって、企業でAIをより加速していくためには統合されたデータ基盤が必要であり、また、データをより活用していくためにはAIの活用は必須。シンプルで統合されたセキュアなクラウドデータ基盤とAIが融合することによって、よりお客様のデータ活用が進んでいく」と強調。相互運用可能なストレージと伸縮性に優れたマルチクラスターコンピュートレイヤー、強力なグローバルクラウドサービスレイヤーに、AIのエッセンスが加わることでデータ活用を加速していくという現在のSnowflakeのアーキテクチャを紹介しました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/116784/24/resize/d116784-24-f537af60db6eeb9026f8-1.png ]


Snowflake Data Cloud Summit 2024では、カスタマーサクセスを促進するイノベーションとして、「データファンデーションの強化」「アプリケーションの構築と配布」「エンタープライズAIの加速」の3つの領域にフォーカスした新機能の発表がありました。

「データファンデーションの強化」のポイントは、自在なデータアクセス、Snowflake Horizonによる安全なガバナンス機能、パフォーマンスとコストの最適化です。Summitで発表されたApache Icebergのためのフルオープンソースカタログ「Polaris Catalog」の提供開始について、井口は「ベンダーロックインされたくない、データの相互運用性を高めたいといった理由でApache Iceberg利用のニーズが高まっている。Snowflakeは完全にオープンソースのデータカタログで業界全体に貢献していく」と背景を説明しました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/116784/24/resize/d116784-24-0282958b0e9bde6e529f-2.png ]


「アプリケーションの構築と配布」の切り口では、Snowflake内部での高度なアプリの構築・実行について話しました。アプリやモデルを簡単に展開できるフルマネージド型コンテナサービス「Snowpark コンテナサービス」を使用してSnowflakeネイティブアプリを構築し、Snowflakeマーケットプレイスで配布、収益化できることを説明しました。

「エンタープライズAIの加速」については、データとモデルのガバナンス「Snowflake Horizon」を基盤に、生成AIの「Cortex AI」、機械学習の「Snowflake ML」があり、その上にアプリ開発のAIがあるというエンドツーエンドの生成AI/MLのための統合プラットフォームの構造を解説。SnowflakeのLLMモデル「Snowflake Arctic」の特徴については、エンタープライズインテリジェンス、より安価でパフォーマンスの高い効率性、Polaris Catalogと同様にフルオープンであるといった点を紐解きました。


[画像4: https://prtimes.jp/i/116784/24/resize/d116784-24-06a0506af04437783836-3.png ]


井口は「Cortex AIを使うことで、Snowflakeでデータを持つお客様はセキュアなデータを使って生成AIの機能をすぐに試すことができる。Snowflakeを使っていなくても、SnowflakeのAIの機能で簡単にガバナンスが効いた形で生成AIを始めることができる。まさにエンタープライズAI時代のプラットフォームを目指している」と締めくくりました。

【Snowflake Data Cloud Summit 2024の発表について】
■Snowflake「Polaris Catalog」を発表 AWS、Google Cloud、Microsoft Azure、Salesforceなど相互運用性へのコミットメントを強化(https://www.snowflake.com/news/snowflake-unveils-polaris-catalog-and-emphasizes-commitment-to-interoperability-with-aws-google-cloud-microsoft-azure-salesforce-and-more/?lang=ja):データレイクハウス、データレイク、その他の最新アーキテクチャの実装に選択されるオープンスタンダードであるApache Iceberg向けの、ベンダーニュートラルでオープンなカタログ実装であるPolaris Catalog (ポラリス カタログ) を発表しました。Polaris Catalogは、今後90日以内にオープンソース化され、企業やIcebergコミュニティ全体に、Amazon Web Services(AWS)、Confluent、Dremio、Google Cloud、Microsoft Azure、Salesforceなどとの完全なエンタープライズ・セキュリティとApache Icebergの相互運用性を備えた、新たなレベルの選択肢、柔軟性、データ制御を提供する予定です。


■SnowflakeとNVIDIAが顧客とパートナー向けにカスタマイズされたAIアプリケーションを強化(https://www.snowflake.com/news/snowflake-and-nvidia-power-customized-ai-applications-for-customers-and-partners/?lang=ja):SnowflakeはNVIDIA AI Enterpriseソフトウェアを採用し、NeMo RetrieverマイクロサービスをSnowflakeのフルマネージド大規模言語モデル(LLM)およびベクトル検索サービスであるSnowflake Cortex AIに統合しました。これにより、組織はカスタムモデルを多様なビジネスデータにシームレスに接続し、精度の高い応答を提供できます。さらに、最もオープンなエンタープライズグレードのLLMであるSnowflake ArcticがNVIDIA TensorRT-LLMソフトウェアで完全にサポートされるようになり、高度に最適化されたパフォーマンスをユーザーに提供します。Arctic は NVIDIA NIM 推論マイクロサービスとしても利用可能になり、より多くの開発者が Arctic の効率的なインテリジェンスにアクセスできるようになりました。


■Snowflake Cortex AIとSnowflake MLを新たに進化 業界をリードするエンタープライズAIをより多くのユーザーに提供(https://www.snowflake.com/news/snowflake-brings-industry-leading-enterprise-ai-to-even-more-users-with-new-advancements-to-snowflake-cortex-ai-and-snowflake-ml/?lang=ja):AIを活用したアプリケーションを簡単で効率的に、かつ信頼性の高い方法で作成し、お客様のエンタープライズAIの推進するSnowflake Cortex AIの新たなイノベーションと機能強化を発表しました。これには、新たなチャットエクスペリエンスも含まれ、数分でチャットボットを開発できるようになり、組織のデータと直接会話して必要な回答を迅速に得ることができます。また、Snowflake MLを通じて、機械学習(ML)の統合されたエクスペリエンスを提供することで、モデルの運用化を加速し、開発者がMLのライフサイクル全体にわたってモデルと機能を構築、発見、管理できるようにします。


■Snowflake、企業にとって最高のデータ基盤としてのリーダーシップをさらに強化(https://www.snowflake.com/news/snowflake-furthers-leadership-as-the-best-data-foundation-for-enterprises/?lang=ja):企業データの所在を問わず、柔軟性と相互運用性を向上させ、何千もの組織に力を与える単一の統合プラットフォームの進化を発表しました。またSnowflakeは、お客様が必要な時に、必要なデータ、モデル、アプリケーションを見つけ、共同作業を容易にするとともに、AIデータクラウドにおけるパフォーマンスと効率を向上させるためのプラットフォームを強化しています。


■Snowflake、エンドツーエンド機能により開発者が倍増 エンタープライズグレードのパイプライン、モデル、AI搭載アプリを構築(https://www.snowflake.com/news/snowflake-doubles-down-on-developers-with-end-to-end-capabilities-for-building-enterprise-grade-pipelines-models-and-ai-powered-appas/?lang=ja):開発者がデータを使ってエンタープライズグレードのパイプライン、モデル、アプリケーションを構築する方法を加速させる新しいツールとイノベーションを発表しました。Snowflakeは、新しい開発者向けツールとネイティブ統合機能によってお客様にとっての複雑さを解消し、開発をスピードアップするとともに、AIデータクラウドでより高度な製品を効率的に出荷できるようにするという使命をさらに推進しています。

Snowflakeについて
Snowflakeは、シンプルかつ効率的で信頼性の高いエンタープライズAIを実現します。SnowflakeのAIデータクラウドは、世界最大規模の数百の企業を含む世界中の数多くのお客様に利用されており、データ共有、AIによるビジネスの強化に貢献しています。これからは、エンタープライズAIの時代です。詳しくは、snowflake.com/ja/(ニューヨーク証券取引所:SNOW)をご覧ください。



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