【岐阜県飛騨市】芥川賞作家 小川洋子さんによる朗読会 -神岡と宇宙と文学と- を開催
PR TIMES / 2023年9月14日 13時15分
「博士の愛した数式」などで数々の賞を受賞されている芥川賞作家 小川洋子さんによる朗読会
岐阜県飛騨市は東京大学宇宙線研究所附属重力波観測研究施設と連携し、2023年10月14日(土)に芥川賞作家 小川洋子さんをお招きし、小川洋子さんの代表作「博士の愛した数式」や飛騨市神岡町にまつわる作品の朗読会を開催します。また、朗読会の後半には、宇宙や文学をテーマに、重力波観測装置「KAGRA」(かぐら)の施設長である大橋正健東京大学宇宙線研究所教授との対談もあり、文学の世界だけではなく科学に興味のある方にも楽しんでいただけるトークイベントです。
小川洋子さんと東京大学宇宙線研究所と飛騨市のつながり
朗読会の開催地である岐阜県飛騨市神岡町は、小柴昌俊博士、梶田隆章博士が「カミオカンデ」や「スーパーカミオカンデ」でのニュートリノ研究によりノーベル物理学賞を受賞されたことで知られており、宇宙物理学研究のメッカと言っても過言ではありません。
その中の一つとして、アインシュタインが相対性理論で予測した重力波を直接観測するための実験施設として2019年に完成した大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」があります。2020年から本格的な観測がスタートし世界から大きな注目を浴びており、小川洋子さんはこの「KAGRA」の命名委員長となったことから3者のつながりが生まれました。
また、小川洋子さんは、これまでも度々飛騨市を訪れ、「KAGRA」での研究に従事する研究者や国立天文台の研究者らと対談するトークイベント「喫茶室かぐら」にも参加されています。
こうしたご縁から、飛騨市において、東京大学宇宙線研究所附属重力波観測研究施設と飛騨市の共催による「作家 小川洋子さんの朗読会」を開催することとなりました。
小川洋子さんプロフィール
[画像1: https://prtimes.jp/i/120394/24/resize/d120394-24-f74be16edd65a1b07470-3.jpg ]
岡山県出身。小説家。早稲田大学第一文学部卒。芥川賞選考委員、河合隼雄物語賞選考委員なども歴任され、2020年には『密やかな結晶』の英訳がブッカー国際賞の最終候補にノミネートされるなど、海外でも愛読者が多く、最近はノーベル文学賞に近い人物とも目されている。
【主な受賞歴】
1991年 『妊娠カレンダー』(芥川賞受賞)
2004年 『博士の愛した数式』(読売文学賞、本屋大賞)
2021年 紫綬褒章受章
2023年 日本芸術院賞受賞
大橋正健教授プロフィール
[画像2: https://prtimes.jp/i/120394/24/resize/d120394-24-6bd92ca5d58998198926-0.jpg ]
東京大学宇宙線研究所教授
東京大学宇宙線研究所附属重力波観測研究施設長
専門分野は重力波物理学
2020年より大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」による観測を開始。
「KAGRA」とは
大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」(かぐら)は、岐阜県飛騨市にある神岡鉱山の地下に設置された重力波検出器であり、時空の歪みが波として伝わる重力波を捉える実験装置で2020年から観測を開始。3キロメートルの基線長を持ったレーザー干渉計で、アメリカのLIGO(ライゴ)、ヨーロッパのVirgo(バーゴ)などと共に世界的な重力波検出器ネットワークを構築しており、東京大学宇宙線研究所を中心として、国立天文台重力波プロジェクト、高エネルギー加速器研究機構など国内外の多くの大学、研究機関が協力して研究を進めています。
重力は、宇宙の構造や進化を支配するとても重要な力で、重力波を観測できるようになることは、宇宙の謎に迫ることに繋がるため、重力波研究には大きな期待が寄せられています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/120394/24/resize/d120394-24-b17f8c8ce07f8f6e5e31-1.jpg ]
※「KAGRA」は神岡(kamioka)のKAと重力(gravity)のGRAを掛け合わせて命名されています。
https://gwcenter.icrr.u-tokyo.ac.jp/
イベント概要
「作家 小川洋子さんの朗読会 - 神岡と宇宙と文学と -」
●日時 2023年10月14日(土)15:00 ~ 16:30( 開場14:30 )
●場所 船津座(岐阜県飛騨市神岡町船津1130-1)https://goo.gl/maps/mixqiFuvbUh7U7bd9
●内容
第1部(朗読会)
小川洋子さんの代表作のひとつである「博士の愛した数式」や飛騨市神岡町に纏わる作品などを小川洋子さんご自身に朗読していただきます
第2部(対談)
「神岡と宇宙と文学と」をテーマに、気心の知れた大橋教授と行われる対談では、小川洋子さんの飾らない普段の様子が感じられるとても楽しく貴重な機会となることでしょう
●入場無料(先着200名)※事前申込必要
●応募方法 インターネットもしくはお電話でお申し込みください
申込みフォーム https://logoform.jp/form/zBph/353311
【申込先】飛騨市神岡振興事務所宇宙物理学支援室(電話番号0578-82-2250)
●駐車場 船津座の駐車場には限りがありますので飛騨市神岡振興事務所の駐車場もご利用ください。
https://goo.gl/maps/U2vuEUsiaYyiCEcq9
●主催 東京大学宇宙線研究所附属重力波観測研究施設
●共催 飛騨市
●協力 飛騨市神岡図書館
同時開催
「小川洋子特集展」
●期間 2023年10月1日(日)~10月22日(日)
●場所 飛騨市神岡図書館
●内容 飛騨市に所蔵がある小川洋子さんの書籍紹介ほか
https://maps.app.goo.gl/tFBjmd3Fv8macmWd8
問い合わせ先
飛騨市神岡振興事務所 宇宙物理学支援室
担当:三井・岸懸
電話:0578-82-2250
岐阜県飛騨市
飛騨市は、人口約22,000人の小さな市で、周囲を北アルプスなどの山々に囲まれ、総面積の約93%を森林が占めるなど豊かな自然に恵まれたまちです。また、豊富な自然資源のほか、ユネスコ無形文化遺産である古川祭・起し太鼓、ノーベル物理学賞の受賞に寄与した「スーパーカミオカンデ」を始めとする宇宙物理学研究施設、大ヒットアニメ映画「君の名は。」のモデル地となった田舎町の風景など、多彩で個性豊かな地域資源の宝庫です。
飛騨市公式サイト https://www.city.hida.gifu.jp/
飛騨市公式観光サイト https://www.hida-kankou.jp/
飛騨市公式移住サイト https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/
飛騨市公式食のサイト https://hidaichi.jp/
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