富士通テンとヴァレオ、自動車の先進的な安全システムの開発で提携
PR TIMES / 2013年11月14日 18時17分
自動車用電子機器メーカの富士通テンとヴァレオは11月11日、自動車の安全システム分野における開発を共同で推進することに合意しました。両社は、富士通テンのミリ波レーダとヴァレオの前方カメラを組み合わせて車道の障害物を検知するセンシング技術の開発に共同で取り組みます。
ミリ波レーダとカメラは歩行者や自転車、他の車両などを迅速かつ正確に検知するセンサとして機能します。障害物と衝突しそうになった場合、自動的にブレーキがかかり事故を未然に防ぎます。例えば、歩行者と衝突しそうになった場合、複数のセンサと自動緊急ブレーキシステムが事故を予防するとともに万が一衝突したとしても被害を軽減します。
両社は、ミリ波レーダが有する「対象物との相対距離や位置関係の認識における優位性」、カメラが有する「対象物を識別できる優位性」、といったそれぞれの特長を融合させ、季節や天候、時間帯などの外部環境に左右されることなくより高い精度で障害物を検知できる技術の開発に共同で取り組みます。
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富士通テン
富士通テン株式会社は1972年、富士通株式会社により設立されました。1973年には、トヨタ自動車工業株式会社(現・トヨタ自動車株式会社)と日本電装株式会社(現・株式会社デンソー)の資本参加を得て、自動車用電子機器の大手メーカーの一社となりました。同社は、カーナビゲーションシステムとオーディオシステム、エンジン用とエアバッグ制御のECU(電子制御装置)、移動通信システムのメーカーとして世界的に知られています。また、カメラやミリ波レーダによって車両から近距離の障害物を検知するセンサ技術を開発しています。トヨタ自動車をはじめとする自動車メーカー各社に国内外で純正部品を供給しグローバルにビジネスを展開中で、2013年3月期末決算の連結売上高は2,464億円でした。
同社とその事業についての詳細は、WEBサイトをご覧ください。http://www.fujitsu-ten.co.jp/
ヴァレオグループ
ヴァレオは、自動車部品、システムとモジュールの設計開発、生産、販売を専門とする独立系の企業グループであり、CO2 排出量の削減に積極的に取り組んでいます。世界屈指の自動車部品サプライヤーであるヴァレオは、28カ国に123カ所の工場、20カ所の研究センター、35カ所の開発センター、12カ所の物流センターを構え、約73,300人の従業員を擁しています。2012年度のヴァレオグループの売上高は約118億ユーロであり、約10億ユーロを研究開発に投資しました。
ヴァレオグループと事業について、詳しくはウェブサイトwww.valeo.co.jpをご覧ください。
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