詩集「僕とあなたでようやく世界」出版・発売。詩的な言葉を世の中に増やしたくて。 - 東京・蔵前、未来の自分へ手紙が送れるお店「自由丁」、詩的喫茶「封灯」
PR TIMES / 2024年8月27日 10時45分
書いた言葉も、作る何かも、すべてはつまり、僕とあなたでようやく世界。未来の自分へ手紙が送れるお店「自由丁」「封灯」オーナーであり詩人、小山将平の新著出版。1500篇超の作品群から厳選、新作も集録。
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詩集「僕とあなたでようやく世界」小山将平著
世界を望む限りにおいて
存在の確からしさを望む限りにおいて
どんな言葉たちにも
どんな人にも待ち人はいて
それはつまり
愛だ恋だと言い合う以前の
世界が生まれるときの話
-「僕とあなたでようやく世界」より
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言葉じゃなくていいよ あなたなりの方法で伝えてくれたら それでいい 言葉にしてくれたらいいな あなたなりの選び方で伝えてくれたら それがいい -「なんだ愛か」より
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そこにもここにも きっとあった答えたち 探すから見つからないのさ じゃあどうやって見つけたらいいんだ一体 生きることさと 君が言う -「宝探しの詩」より
■概要
これまで自由丁ホームページ内「今朝の落書き」のコーナーにて日々執筆・公開されてきた、1500篇以上の詩とエッセイの中から、著者小山自身が厳選、編集したものに新作10篇を加えた全67篇。あとがきには、本作のために書き下ろされた「夜明け前の話」を集録。
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詩集「僕とあなたでようやく世界」小山将平 著
純粋に美しいものを見たような心地になるような一篇もあれば、懐かしい感情や言葉にならなかった気持ちと重なるようなもの、新たなものの見方に出会えるようなものなど、さまざまな作品が詰まった一冊。日々のお供に、旅のお供に、連れていきたくなる言葉たち。
タイトル:僕とあなたでようやく世界
著者:小山将平
発行元:自由丁文湖
発売日:2024年8月11日
定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
制作・発売:自由丁
製本:菅原印刷株式会社
写真・デザイン:小山将平
校正:山本夕紀、高野千絵美
サイズ:107mm×150mm×18mm(厚めの文庫本に近い、片手で持てる大きさです)
ページ数:211ページ
商品詳細・購入リンク:詩集「僕とあなたでようやく世界」
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地図など持たないで 今ここで見て 光の向こう 羅針盤はきっと 辿り着いた先でも未来を指すよ 計画の中の私は この先で新しくなりゆく私に 追いつけなどしないから 今ここで見て 景色の向こう -「遥か私」より
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夢現に堺など無く生死なども軽やかに飛び越えて 詩は生きていく感性は永遠を創造しうる それだけの話が私には難しく 百年と生きない動物には得体が知れない -「車両の音」より
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小さなバックやズボンのポッケにも入る文庫本サイズ。旅のお供にも。 -「僕とあなたでようやく世界」
■著者プロフィール
小山将平/SHOHEI KOYAMA
東京都葛飾区出身。これまで自身が書いてきた詩やエッセイなどの言葉たちを読み返したとき、まるで過去の自分が未来の自分に宛てて書いた手紙のようだと感じた体験から、未来の自分へ手紙が送れるサービスを始める。現在は、東京・蔵前に実店舗「自由丁」「封灯」の二店舗、及びWEBサービス「TOMOSHIBI POST」を創業・経営すると共に、詩の創作や執筆業、言葉の監修やコピーライティングに勤しむ。執筆にはMoleskine(モレスキン)のクラシックノートブック/プレーン(無地)を、実務にはmarumanの図案スケッチブックB6を愛用。無類の珈琲、音楽、旅好き。好きな食べ物は、アイスクリーム、ジェラート、とんかつ、エッグベネディクト、鰹のたたき、漬物など。東京理科大学理学部物理学科卒業、米国ワシントン州ベルビューカレッジIBPプログラム修了。各種リンクはこちら。
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詩人・自由丁、封灯オーナー 小山将平 (撮影:Yoshihiro Miyagawa/場所:封灯)
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■自由丁とは
未来の手紙カルチャーブランド。「素直な気持ちと日々を味わう」をコンセプトに、東京蔵前にて二店舗「自由丁」「封灯」を展開。自分の気持ちと向き合うひと時を文化にすべく、人気商品である一年後の自分へ手紙を書く「TOMOSHIBI LETTER」や、詩的な読み物と飲み物をお楽しみ頂ける「A CUP OF LETTER」をはじめ、「自由丁・封灯読書会」や生音LIVEシリーズ「音番地」、自社出版レーベル「自由丁文湖」などを通じて、ゆったりとした、自分と向き合う時間を提供しています。
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2024年4月13日公演 TOMO NAKAYAMA & oono yuuki - UNPLUGGED LIVE SERIES「音番地」@封灯(撮影:Yoshihiro Miyagawa)
「音番地」では2024年4月に、Netflix「忍びの家 House of Ninjas」シリーズ挿入歌でも話題になった米国シアトル在住のシンガーソングライターTomo Nakayamaとその盟友oono yuukiを招き、一夜限りのUNPLUGGED(生音)ライブを開催。当日の模様はYoutubeチャンネル「自由丁音番地」にてご覧頂けます。
「自由丁文湖」では詩集「僕とあなたでようやく世界」(2024年)、「小さな日々の言葉たち」シリーズ(12種)をはじめ、150部限定「旅する僕らの天体観測」(2022年)、100部限定「言葉と日々を歩く」(2023年)(両書とも既に完売)などを出版。
自由丁WEBサイトはこちら。
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東京・蔵前「自由丁」(撮影:Yoshihiro Miyagawa)
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どんなに大きく遠く叫んだところで あなたがいなけりゃこの声も 行き場なく吹く風と同じ どんなに綴り続けたところで あなたがいなけりゃこの言葉達も 名もなき山に降り積もる雪と同じ -「僕とあなたでようやく世界」より
湖を書きたい
日の光で温まっていく空気
優しく鳴くかもめの親子
そこで眩しさを映す瞳を書きたい
すべてと共に待ちわびていた
深呼吸して伸びをする私たちのような
新しく澄んだひと時を読みたい
その永遠に喜び
驚かされていたい
- 自由丁文湖マニフェスト
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