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株式会社インフォマティクスが、準天頂衛星システムみちびきからの高精度位置情報を利用したMR実証実験を年内に実施

PR TIMES / 2020年10月9日 12時15分

~内閣府と準天頂衛星システムサービス株式会社が主催する「2020年度 みちびきを利用した実証事業公募」に採択~

 株式会社インフォマティクス(本社:神奈川県川崎市幸区大宮町 1310 代表取締役社長 齊藤大地)は、内閣府と準天頂衛星システムサービス株式会社が主催する「2020年度 みちびきを利用した実証事業公募」にMR(Mixed Reality)技術を活用した同社の提案が採択され、年内に実証実験することを本日発表しました。(2020年10月9日)



 本公募は、内閣府と準天頂衛星システムサービス株式会社が、みちびきの利用が期待される新たなサービスや技術の実用化に向けた実証事業を行う企業を応援するために2020年5月より募集を開始していたものです。
 このたび、同社のMR技術であるGyroEye Holo(ジャイロアイホロ)とみちびきのセンチメータ級測位補強サービスを連携させて建設・土木現場にBIM/CIMモデルを投影する実験が、本公募で優秀な企画として認められ採択に至りました。
 本事業では、株式会社鴻池組様の協力を得て、国内の現場で本年12月より実証実験を実施する予定です。みちびきとMR技術の連携でBIM/CIMを効果的に運用する新たな取り組みが、建設・土木の施工、保全の現場において将来的に活用される技術となり生産性の向上、品質の向上、ひいては建設業就業者の減少課題解決に繋がるよう、これまで数々のプロジェクトでMR活用と評価を重ねてきた株式会社鴻池組様と協力して実証実験を行います。

事業概要
実証事業テーマ「センチメータ級測位補強サービス(CLAS)とMR技術によるBIM/CIMモデルの活用」
 みちびきからの高精度位置情報とMR技術を連携させたシステムにより、建設・土木現場での活用が進む、BIM/CIMモデル(3Dモデルデータ、デジタル設計図面)を容易に素早く工事現場に実寸で投影し、生産性の向上を目指す実証実験を行います。MRデバイスの現場での初期キャリブレーション時にみちびきからの位置情報を活用することで、クラウドにモデルの位置情報を登録し、次回からのモデル読込みの手間を軽減します。
 実験は、Microsoft HoloLens 2とヘルメットを一体型にしたTrimble XR10を使用して行います。

実証実験イメージ


[画像: https://prtimes.jp/i/34332/25/resize/d34332-25-691800-2.jpg ]

みちびきセンチメータ級測位補強サービス(CLAS)の位置情報とGyroEye Holoの連携でMRモデルを現場に実寸大で投影

内閣府みちびきホームページ
[結果] https://qzss.go.jp/overview/information/applidemo_200902.html
[公募] https://qzss.go.jp/overview/information/applidemo_200511.html

みちびきについて
みちびき(準天頂衛星システム)とは、準天頂軌道の衛星が主体となって構成されている日本の衛星測位システムのことで、2018年11月から4機体制で運用を開始しており、このうち3機はアジア・オセアニア地域の各地点では常時見ることができます。みちびきはGPSと一体で利用できるため、安定した高精度測位を行うことを可能とする衛星数を確保することができます。GPS互換であるみちびきは安価に受信機を調達することができるため、地理空間情報を高度に活用した位置情報ビジネスの発展が期待できます。

センチメータ級測位補強サービス(CLAS)について
高精度な衛星測位を行うため、国土交通省国土地理院が全国に整備している電子基準点のデータを利用して補正情報を計算し、現在位置を正確に求めるための情報(センチメータ級測位補強情報)がみちびきから送信されます。現在、より安定した測位精度サービスを提供することを目的に、補強対象衛星数を最大17機とするユーザインタフェース仕様の変更を計画しています。
(2020年11月下旬 正式運用開始予定)

GyroEye Holo(ジャイロアイホロ)について
GyroEye Holoは、インフォマティクスが開発したMicrosoft HoloLens 2対応のMRシステムです。建築・土木分野での作業支援の他、電気、ガス、水道等のインフラ分野、各種製造業でも活用が拡がっています。
詳しい情報:https://www.informatix.co.jp/gyroeyeholo/

空間アンカー(Azure Spatial Anchors)
Microsoft社の新技術を用いて、MRモデルが配置された位置情報を記録します。クラウドサービスであるMicrosoft Azureを介して再利用したり、複数人で容易にMRモデルを共有することができる機能です。
詳しい情報:https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/spatial-anchors/overview


インフォマティクスについて
株式会社インフォマティクスは、1981年の設立以来、建築・設計向けのCAD/CGシステムおよびGIS(地理情報システム)の開発、販売、保守サポートを行うシステムインテグレータとして成長を続けており、本社(川崎市)、営業所(大阪、名古屋)の総勢約210名の社員から成る企業です。中央官庁、地方自治体、鉄道、道路、電力、建設、土木、エンジニアリング分野に多数の導入実績があります。
https://www.informatix.co.jp/

製品に関するお問い合わせ
株式会社インフォマティクス 事業開発部 金野(こんの)、熊谷
〒212-0014 川崎市幸区大宮町1310 ミューザ川崎セントラルタワー27F
Mail:gyroeye@informatix.co.jp  
TEL:044-520-0847 FAX:044-520-0854

※GyroEye、ジャイロアイは株式会社インフォマティクスの登録商標です。その他記載の製品名、会社名は各社の登録商標です。

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