TM-RoBoの検索結果画面に経過情報表示機能を追加
PR TIMES / 2024年12月9日 10時45分
登録情報に加え、審査段階の経過情報などもシームレスに確認可能
株式会社IP-RoBo(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩原将文、以下IP-RoBo)は、商標の登録可能性、使用による侵害リスク等の商標調査を支援する人工知能サービス「TM-RoBo(ティーエム・ロボ)」を提供しております。
TM-RoBoの新機能として、経過情報の表示機能を追加し、2025年1月1日(水)よりβ版のサービス提供を開始いたします。
今回の新機能により、検索でヒットした商標の登録内容を確認できるだけでなく、出願書類や経過情報などについてもシームレスに確認することができるようになりますので、商標調査業務における効率化と精密さをサポートし、商標調査のさらなる高度化を実現いたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50040/25/50040-25-b44ea7ca569e2f7b2828979f8d40efdb-1575x790.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■背景
当社は、特許庁、裁判所等の専門家の判断を機械学習した人工知能が専門家と同等レベルの精度で調査商標の登録可能性判断に有益な各種指標を数値化する「TM-RoBo」を2018年4月にリリースし、その後も新機能を順次追加することにより、商標調査業務の効率を劇的に向上させることを目指してきました。
特に、2020年7月にリリースした<商標検索機能>は、一連一体のカタカナ称呼を入力して調査することしか事実上できなった従来システムに対して、下記の機能を実現した画期的な機能となっております。
・外観どおり(漢字/ひらがな/アルファベット等のあらゆる文字種別をそのまま表記)の文字商標を入力することで、AIが称呼付与と語力統計指標(各語と商品役務との間の関連性の指標であり、識別力に関連する指標)を数値化する
・複数語からなる結合商標が入力された場合は、分離観察されうる全ての組合せ語を網羅的に抽出したうえで、組合せ語毎に、TMR(称呼のオリジナル性に関連する指標)やTMC(分離観察される可能性に関連する指標)を算出したうえで、TMS(総合指標)をAIが数値化する
■課題
TM-RoBoでは、検索にヒットした登録商標について、入力商標とヒット商標の類似度合いを表す語力統計指標や出願人、登録区分などの検索時点での登録情報を確認することができますが、拒絶理由通知や意見書などの経過情報の表示には対応していませんでした。
これらの経過情報を知りたい場合はJ-PlatPatなどを利用し、登録番号などから別途検索する必要があり、手間と時間のかかる作業が必要でした。
■機能概要
検索結果画面に経過情報表示機能を追加します。リンクをクリックすることで拒絶理由通知や補正書、意見書といった経過情報を確認することができます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50040/25/50040-25-0a8808700d5b27380bb111d4a65bd598-1577x1159.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
経過情報表示機能イメージ画像
■効果
経過情報を調べるためには別のツールでの再検索が必要でしたが、今回の機能追加によりTM-RoBo上で確認できるようになるため、シームレスな調査が可能となります。
意見書や補正書、拒絶理由通知などの経過情報を踏まえることで商標調査はより精密なものとなります。これまでは別サイトや複数のツールを使わなければ得られなかった情報がTM-RoBo完結できるようになるため、効率よく質の高い商標調査が実現されます。
■TM-RoBoとは
商品等の名称として商標を新たに使用したり、商標権を取得しようとする場合、同一または類似の商標が既に出願、登録されていないかを調査することが極めて重要であり、このような商標調査を行うことが一般的に行われています。
ただし、商標調査を行う既存システムでは、表記される商標そのものについて検索する場合(商標検索)には、調査商標との完全一致検索かこれに準じた検索しかできないため、より重要な類似検索を行うことが困難となっています。また、称呼(商標の読み)について検索する場合は類似検索が可能となっていますが、類似の程度まで加味して結果表示することができないために、大量にリストアップされた全ての商標を調査者がしらみ潰しにチェックする必要がありました。これらのことから、商標調査には、高度な専門性に加え、多大な手間とコストがかかっていました。
当社は、特許庁、裁判所等の専門家の判断を機械学習した人工知能であるTM-RoBoを2018年4月にリリースし、その後も追加機能を順次リリースすることにより、最新のAI技術を用いて商標調査の業務効率を劇的に改善することをサポートしています。
現在のTM-RoBoでは、今回新たにリリースした組合せ語拡張機能のほかに、下記機能もラインナップしております(一部有料オプションとなっております)。
・称呼類否検索機能
・類似群コード検索機能
・類似群コードテンプレ機能
・称呼一括検索機能
・表示項目追加機能
・商標検索機能
・外観部分一致検索機能
・PDF一括出力機能
・システム連携機能 etc
公式Webサイト:http://www.tm-robo.com/
■株式会社IP-RoBoについて
社 名 :株式会社IP-RoBo( http://www.ip-robo.co.jp/ )
代表者 :代表取締役社長 岩原 将文(いわはら まさふみ)
所在地 :東京都港区西新橋1-22-5 新橋TSビル7階
設 立 :2018年3月20日
資本金 :1067万円
事業内容:
1. コンサルティング事業(知的財産に関わるコンサルティング全般)
2. Webサービス事業(知的財産に関わるインターネット情報サービス)
3. ソフトウェア開発事業(知的財産に関わるソフトウェアの設計、開発)
お問い合わせ:Mail:info@ip-robo.co.jp
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