GEヘルスケアが、新型3.0T MRI 装置「SIGNA(TM) Architect AIR(TM) Edition」、「SIGNA(TM) Pioneer AIR(TM) Edition」を販売開始
PR TIMES / 2020年10月2日 15時15分
画質の向上と検査時間の短縮を両立する新型3.0T MRI 装置 2020年10月2日(金)より販売開始
医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長兼CEO:多田荘一郎)は、最新のアプリケーションを搭載した新しい3.0T(テスラ)ワイドボアMRI(磁気共鳴断層撮影装置) 「SIGNATM Architect AIR(TM) Edition(シグナ アーキテクト エアーエディション)」と「SIGNATM Pioneer AIR(TM) Edition(シグナ パイオニア エアーエディション)」を10月2日(金)より販売開始いたします。
新型3.0T MRI 「AIR™ Edition (エアー エディション)」では、画像の背景ノイズの低減や撮像領域外からの アーチファクトを低減し、SNRを向上させる画像再構成法AIRTM Recon(エアー リコン)を全身領域で採用し、基本的なイメージクオリティが向上します。また圧縮センシング技術による高速撮像アプリケーション:HyperSense 2.0 ( ハイパーセンス 2.0)は機能を大幅に拡張し、全身領域において検査時間の短縮が可能となりました。そして、3D PROMO (スリーディー プロモ)やDISCO Star(ディスコ スター)、LAVA Star(ラバスター)等の新たなアプリケーションによって、従来の体動補正だけでなく、3次元の頭部の動きや呼吸性アーチファクトなど、様々な患者の動きによる画質への影響を最小限に抑える事が可能となりました。
「AIR™ Edition 」は、従来からのテクノロジーに加え、これらの新しい機能により、MRの検査に関わる全ての人*1のニーズに応えることを目指しています。
この新型3.0T MRI装置は、大学病院や研究施設をはじめとして、大型総合病院や地域中核病院など高度な医療を提供し、かつ検査効率(ワークフロー)を重視する専門性の高い施設を対象とする製品です。
(*1患者さん、検査者(技師)、読影者(医師)、看護師などの医療従事者)
[画像1: https://prtimes.jp/i/51346/25/resize/d51346-25-670298-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/51346/25/resize/d51346-25-419118-1.png ]
【製品特長】
■検査を変えるAIRTM ― 更なる進化
患者快適性、高画質、ワークフロー向上を追求するAIRTM テクノロジー。AIRTMコイルは従来型のコイルに対して60%以上*2の軽量化を実現しており、重さや圧迫感による患者負担を大きく低減します。また容易なコイルセッティング、コイルエレメント選択の自動化などによりワークフロー向上するだけでなく、AIRTM Reconによる画像再構成により、全身領域での画像の背景ノイズ低減、撮像領域外からの アーチファクト低減し、SNR向上を実現しました。 (*2: 自社従来比)
■高画質のまま検査時間を短縮
2D検査の高速化に加え、圧縮センシング技術のHyperSense 2.0 (ハイパーセンス2.0)により全身領域の3D検査を大幅に高速化し、画質を劣化させずに検査時間を短縮します。HyperSense 2.0では、新たに3Dダイナミックシーケンスや頭頚部および関節領域の3D撮像において適用が拡大され、更なる検査時間の短縮を提供します。
■全身領域における動きの克服
体動補正技術であるPROPELLER MB(プロペラ エムビー)により、検査中の様々な動きからのアーチファクトを抑制し、画像への影響を最小に抑える技術に加え、新機能として頭部領域での3D PROMO (スリーディー プロモ)による3次元の動き補正技術が進化。撮像可能なコントラストが拡張し、より多くの臨床の場で使用できるようになりました。
また、DISCO Star(ディスコ スター)による自由呼吸下での体幹部用ダイナミック撮像が可能になり、従来からの横隔膜同期による撮像法を含めて、患者の状態に合わせた最適な撮像ソリューションを提供します。
「SIGNA™ Architect AIR™ Edition」、「SIGNA™ Pioneer AIR™ Edition」は、MRI装置の基本ハードウェアである、マグネット、傾斜磁場システム、RFシステムそれぞれそれに最先端のテクノロジーを搭載。特にワイドボア3.0Tの中でクラス最高ランク*3 の優れた0.27ppm(40cmDSV)の静磁場均一性を有することで局所から広範囲まで高画質を実現します。この優れた静磁場均一性は、特に頭部をはじめ、多くの部位で求められる高画質のDWI(拡散強調画像)や広範囲でかつ均一な脂肪抑制撮像に大きく寄与します。
(*3: 2020年1月時点 3.0Tワイドボア各社の公表データシートでの静磁場均一性に基づく比較)
製品概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/51346/table/25_1.jpg ]
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/51346/table/25_2.jpg ]
GEヘルスケア・ジャパンについて
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、GEヘルスケアの中核拠点の1つとして1982年に創設されました。予防から診断、治療、経過観察・予後管理までをカバーする「プレシジョン・ヘルス」の実現を目指し、インテリジェント機器やデータ分析、ソフトウェア、サービス等を提供しています。国内に研究・開発、製造から販売、サービス部門までを持ち、日本のお客様のニーズにお応えしつつ、日本が直面する医療課題の解決に取り組んでいます。日本における社員数は約2,000名、本社および約60カ所の事業拠点があります。
詳細はホームページ www.gehealthcare.co.jp
(ライフサイエンス統括本部: www.gelifesciences.co.jp )をご覧ください。
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