【業務でのChatGPT活用実態調査】約9割がChatGPTの出力情報を信用していると回答!作業効率、創造性の向上とともに浮かび上がる課題とは…?
PR TIMES / 2025年1月22日 11時0分
最終確認は自身で行うことを前提として活用していることが判明
NSSスマートコンサルティング株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役:安藤 栄祐)は、業務でChatGPTを活用している会社員を対象に、「業務でのChatGPTの活用実態と信用度」に関する調査を行いました。
AI技術の進歩とともに、多くの企業で業務効率化やイノベーションの推進を目的として、生成AIツールが活用されています。
特にChatGPTについては企画書の作成や文章校正、データ分析など、日常業務に取り入れる動きが広がっていますが、その一方で「出力内容の正確性」や「セキュリティリスク」などを問題視する声もあがっています。
業務でのAIの活用が浸透する中、会社員の皆さんはどのようにChatGPTを活用しているのでしょうか。
また、ChatGPTで出力された情報をどれくらい信用しているのでしょうか。
そこで今回、各種ISOの新規取得・運用サポートサイト『ISOプロ』(https://activation-service.jp/iso/)を運営するNSSスマートコンサルティング株式会社は、業務でChatGPTを活用している会社員を対象に、「業務でのChatGPTの活用実態と信用度」に関する調査を行いました。
調査概要:「業務でのChatGPTの活用実態と信用度」に関する調査
【調査期間】2025年1月6日(月)~2025年1月7日(火)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,030人
【調査対象】調査回答時に業務でChatGPTを活用している会社員と回答したモニター
【調査元】NSSスマートコンサルティング株式会社(https://activation-service.jp/iso/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
ChatGPTを活用している業務は?活用頻度は「週に3~4日程度」が最多
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55385/25/55385-25-f6ecf76b2968b00fb4cd4ac044733c8f-650x450.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
はじめに、「ChatGPTをどのような業務で活用していますか?(複数回答可)」と質問したところ、『文章の作成・要約・校正(49.8%)』と回答した方が最も多く、『情報検索(48.4%)』『情報処理・データ分析(42.2%)』となりました。
さまざまな業務で活用されており、特に文章関連と情報処理での活用が多いことがわかります。
では、どれくらいの頻度で活用しているのでしょうか?
「ChatGPTを業務で活用する頻度を教えてください」と質問したところ、『週に3~4日程度(31.0%)』と回答した方が最も多く、『週に1~2日程度(27.4%)』『ほとんど毎日(21.4%)』となりました。
週に数日とほとんど毎日使用している方を合わせると、約8割の方が日常的にChatGPTを業務で活用していることがわかりました。
ChatGPTを活用してどのような変化があった?良かったことは「作業スピードの上昇」、一方で問題点は…?
では、ChatGPTを業務で活用し、どのような変化があったのでしょうか。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55385/25/55385-25-4f1a8347bf8d8a88de81be461546bf7e-650x450.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
まず、「業務でChatGPTを活用して良かったことは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『作業スピードが上がった(56.0%)』と回答した方が最も多く、『アイデアの質が向上した(40.8%)』『新しい視点や発想を得られるようになった(40.0%)』となりました。
約6割の方が作業が速くなった点をメリットとしてあげています。
次に、「業務でChatGPTを活用して問題になっていることや不安はありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『情報の正確性がわからず、結果的に手間が増えた(37.1%)』と回答した方が最も多く、『ChatGPTに頼りすぎてしまい、自分やチームのスキルが低下したと感じる(34.6%)』『情報漏洩のリスクを感じるようになった(27.4%)』となりました。
作業の効率面や創造性の向上が大きなメリットとしてあげられる一方で、情報の正確性やChatGPTへの依存の問題、セキュリティへの懸念が浮き彫りとなりました。
ChatGPTの出力情報を信用している方は約9割!信用していない理由とは
ChatGPTを活用する際、情報の正確性についての問題があがりましたが、ChatGPTの出力
情報をどれくらい信用しているのでしょうか?
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55385/25/55385-25-8ac3172682974d20790093174669c306-650x450.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「ChatGPTを業務で活用する際、出力された情報をどの程度信用していますか?」と質問したところ、以下のような回答となりました。
『とても信用している(16.8%)』
『ある程度信用している(69.9%)』
『あまり信用していない(11.7%)』
『まったく信用していない(1.6%)』
約9割の方がChatGPTの出力情報を信用していると回答しました。
そこで、『あまり信用していない』『まったく信用していない』と回答した方に、理由について詳しく聞きました。
■信用していない理由やそのように感じた具体的なエピソードがあれば教えてください
・間違った情報が出力される事が珍しくない。コードもバグを含む事がよくある(30代/男性/埼玉県)
・変換がおかしい。専門性にかける(40代/女性/神奈川県)
・明らかに誤りの情報を提示することがある(50代/男性/神奈川県)
・こちらの入力内容が悪ければ回答内容も質が悪くなることが多々ある(50代/男性/大阪府)
・情報検索した結果の解答したリンク先を確認しても、書かれていないことが多々あった(50代/女性/大阪府)
出力された情報に誤りがあったり、専門性に欠けたりなど、さまざまな理由でChatGPTを信用していない方もいることが示されました。
では、出力情報が正しいものか、確認はしているのでしょうか?
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55385/25/55385-25-99493951ebe450100715ca9d68bc89e0-650x450.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
続いて、「ChatGPTが出力する情報の真偽を確認する作業はしていますか?」と質問したところ、8割以上の方が『ほぼすべて確認している(23.7%)』または『正確性が不安な情報のみ確認している(63.0%)』と回答しました。
情報に一定の信頼を置いているものの、多くの方が、必要に応じて確認作業を行っており、過信を避ける慎重な姿勢も見られます。
また、前の質問で『ほぼすべて確認している』または『正確性が不安な情報のみ確認している』と回答した方に、「主にどのような方法で確認していますか?」と質問したところ、『信頼できる情報源と照合する(41.6%)』が最も多く、次いで『異なる質問方法での再確認(39.1%)』となりました。
他の情報源と照合するか、質問方法を変えて再確認をしている方が多いようです。
ChatGPTを信用していても、最終確認は自身で行うことを前提として活用していると言えます。
AIリテラシー、あなたはどれくらい?今後のAI活用の課題とは
では、自身のAIリテラシーについてはどのように感じているのでしょうか。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55385/25/55385-25-844c1af8452f6ef3fa0f2a412cd35339-650x450.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「ご自身のAIリテラシー(理解力や正しい使い方に関する知識)は高いと思いますか?」と質問したところ、約7割の方が『非常に高い(13.4%)』『ある程度高い(59.9%)』と回答しました。
自身のAIリテラシーは一定水準以上あると感じている方が多いことがわかります。
多くの方がChatGPTの出力情報の確認作業をしていることから、自身で「正しく使えている」と判断しているのかもしれません。
業務でのAI活用は今後も広がっていくと予想されますが、どのような課題があるのでしょうか?
「今後、ChatGPTやその他のAIツールを業務で安全に活用していくためにはどのような課題があると思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『セキュリティやプライバシー保護の強化(48.0%)』と回答した方が最も多く、『情報の正確性の向上(41.7%)』『出力結果の検証プロセスの確立(37.2%)』となりました。
情報漏洩やプライバシーの問題などのリスクがあることから、セキュリティの強化や正確性の向上が、ChatGPTなどのAIツールの活用を進めるうえで重要なテーマとなっていることが示されました。
【まとめ】ChatGPTの出力情報を信じている方は約9割、しかし必要に応じて出力情報の確認が必要
今回の調査で、多くの企業においてChatGPTが日常業務に取り入れられる中で、さまざまなメリットとともに、今後の課題が示されました。
特に、文章の作成・要約・校正や情報検索、データ分析といった業務に取り入れられ、作業を効率化するツールとして活用しているようです。
また、週に数日からほぼ毎日活用している方が多く、業務の中で日常的に取り入れられていることが明らかとなりました。
ChatGPT導入のメリットとしては、約6割の方が作業スピードの向上と回答し、その他は新しい視点の発見などもあげられ、業務効率化や創造性向上に貢献しているようです。
一方で、情報の正確性やChatGPTへの依存、セキュリティの懸念といった課題も浮き彫りになりました。
情報の信頼性については約9割の方が「信用している」と回答しましたが、出力された情報の誤りや専門性の欠如が一定数に指摘され、ChatGPTの便利さを活かしつつも、慎重な姿勢を保ちながら活用する必要があることが示されました。
このような誤った情報に対するリスク管理として、信頼できる情報源との照合や質問を変えての再確認といった方法で、多くの方が必要に応じてChatGPTの出力情報の確認を行っているようです。
このような確認作業をしていることからも、7割以上の方が「自身のAIリテラシーは高い」と感じていることが明らかになりました。
また、今後の課題として、セキュリティやプライバシーの保護、情報の正確性向上、検証プロセスの確立といったテーマがあげられました。
これらの課題を解決し、より安全で効果的にAIツールを活用することが、業務の効率化や質の向上、ひいては会社の信頼性につながるのではないでしょうか。
「ISO」の新規取得・運用サポートなら『ISOプロ』
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55385/25/55385-25-eead8241940f1026b2ecc3ed4a9d52c5-470x107.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
今回、「業務でのChatGPTの活用実態と信用度」に関する調査を実施したNSSスマートコンサルティング株式会社では、ISO・HACCPの新規取得・運用サポートサイト『ISOプロ』(https://activation-service.jp/iso/)を運営しています。
AIマネジメントシステムに関する国際規格「ISO42001」は、世界初となるAIマネジメントシステム(AIMS)に関する国際規格です。
「ISO42001」は、AI開発企業だけでなくAIシステムを利用する企業も認証が受けられます。
AIの開発やサービスの提供、日常的な利用が急速に進み、誰でも簡単にAIを利用できる一方で、透明性や信頼性、継続学習などのAI特有の問題や倫理的な問題などによるさまざまな課題も取り上げられています。
その結果、安全・安心なAIシステムの開発や提供、利用が求められるようになったことで、マネジメントシステムのニーズも高まりました。こうしたニーズに答えるため、ISO42001が発行される運びとなったのです。
<「ISO42001」に関するコラムはこちら>
https://activation-service.jp/iso/column/8087
ISOプロは、ISO審査員資格保有者やISO構築コンサルタント経験者が多く所属するISOの専門家集団です。
当サイトで発信する情報を通じ、サイト利用者様がISOの構築や運用などISOに関わる業務を円滑に進め、事業の成長につながるよう信頼できる情報発信を提供します。
その他ISO各種規格のコラムはこちら:https://activation-service.jp/iso/column
『ISOプロが訊く』ISO取得企業へのインタビュー掲載中
『ISOプロが訊く』とは、ISOを取得した企業様にISOプロがインタビューをする企画です。
その企業が、ISOを取得した理由や取得する上での課題、ISOを取得して何が変わったのかをうかがっています。
ISO運用企業様の生の声をぜひご覧ください。
ISOプロが訊く:https://activation-service.jp/iso/interview
ISO・HACCPコンサルタント募集中
ISOプロでは、全国各地のISO・HACCPコンサルタントを募集しています。
『お客様の実情に合わせた各種ISOやHACCPの構築、運用』をポリシーとして、サポート業務を行っております。
私たちの想いに共感いただける方、少しでもご興味がある方はぜひお問い合わせください。
ISOプロについて:https://activation-service.jp/iso/philosophy
お問い合わせフォーム:https://activation-service.jp/iso/lp/form-collabo-entry/
【会社概要】
会社名:NSSスマートコンサルティング株式会社
所在地:東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー21階
代表者:安藤栄祐
URL:https://nss-smart-consulting.co.jp/
事業内容:ISOコンサルティング事業、労務コンサルティング事業、オフィスサポート事業
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
“AIでいいや”が8割超!『2025年最新・企業の生成AI利用実態』から見る企業の人員削減の意向とは?
PR TIMES / 2025年1月21日 11時15分
-
【マーケター100人に聞いた!】普段、利用する生成AI 第一位は「Google Gemini」
PR TIMES / 2025年1月20日 12時15分
-
生成AIと文書管理システムが連携!社内情報をもとに高精度な対話を実現 ~楽々Document Plusが新機能を25年2月にリリース予定~
Digital PR Platform / 2025年1月15日 13時31分
-
生成AIと文書管理システムが連携!社内情報をもとに高精度な対話を実現
PR TIMES / 2025年1月15日 13時30分
-
生成AI時代のWebライター実態調査!約6割が品質向上、35%が収入アップと回答
@Press / 2025年1月7日 11時0分
ランキング
-
1誰もがぶつかる「40歳の壁」攻略した人が強い真実 「得る」から「減らす」へ、潮目が変わる人生の分岐点
東洋経済オンライン / 2025年1月22日 7時40分
-
2労使、賃上げ定着で一致=中小への波及焦点―25年春闘、事実上スタート
時事通信 / 2025年1月22日 15時59分
-
3フジ「CM停止ドミノで大赤字」が普通にあり得る訳 倒産は非現実的だが、営業利益率を考えると
東洋経済オンライン / 2025年1月22日 14時15分
-
4インスタ 17歳以下に一部利用制限
日テレNEWS NNN / 2025年1月22日 19時47分
-
5下請けとの価格交渉、タマホームがまた最低評価…経済産業省が「後ろ向き」3社公表
読売新聞 / 2025年1月21日 20時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください