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東京医科歯科大学とのジョイントリサーチ講座を設置

PR TIMES / 2024年7月9日 17時15分

~難治性自己免疫疾患の早期診断と最適治療の実現に向けて~



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61963/25/61963-25-f3c03c0eb77b44ee88d326a8c71adc5a-386x333.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【生涯免疫医療実装講座キックオフ会議にて】左から 原田雅充(ヒューマンライフコード代表取締役社長)、森雅亮(生涯免疫医療実装講座ジョイントリサーチ講座教授)、保田晋助(膠原病・リウマチ内科学分野 教授)、山本晃央(生涯免疫医療実装講座ジョイントリサーチ講座助教)、山田眞路(ヒューマンライフコード執行役員・最高科学責任者・生涯免疫医療実装講座ジョイントリサーチ講座客員助教)

 
 国立大学法人東京医科歯科大学(学長:田中 雄二郎、所在地:東京都文京区、以下「東京医科歯科大学」)とヒューマンライフコード株式会社(代表取締役社長兼CEO:原田 雅充、所在地:東京都中央区、以下「ヒューマンライフコード」)は、2024年7月1日付にてジョイントリサーチ講座「生涯免疫医療実装講座」を設置いたしましたので、お知らせいたします。

 東京医科歯科大学とヒューマンライフコードは2023年3月20日付に締結した共同研究契約にもとづき、これまで難治性自己免疫疾患の培養細胞および動物モデルで、臍帯由来間葉系細胞(臍帯由来MSC)の治療効果を検討した結果、臍帯由来 MSC の免疫調節メカニズムさらには自己免疫疾患モデルでの治療効果発揮の可能性を見出すに至りました。

 この度のジョイントリサーチ講座では、上記の共同研究より得た知見を難治性自己免疫疾患の患者さんやご家族の皆様に届けることを目的とし、東京医科歯科大学を通じて利用可能となる自己免疫疾患レジストリや診療データ、バイオバンクを活用して各疾患の特徴を解明します。そして、ヒューマンライフコードが有する臍帯由来MSCを効果的な治療選択肢として開発し、難治性自己免疫疾患の早期診断と最適治療の実装を目指してまいります。


 東京医科歯科大学およびヒューマンライフコードは次のように述べています。

大学院医歯学総合研究科・膠原病・リウマチ内科学分野教授生涯免疫医療実装講座
研究総括 保田 晋助
 『この度、これまで共同研究をさせて頂いてきたヒューマンライフコード社のサポートを得てジョイントリサーチ講座が設置されました事は大変喜ばしいことです。免疫難病の治療にはまだまだアンメットニーズが残されており、新規治療の開発が待たれています。「免疫難病に対する臍帯由来MSCによる治療の実装」を目指して、これまで行ってきたマウスモデルおよび培養細胞での検討を継続するとともに、適切な時期に患者さんに届けることができるように、プロジェクトを推進して行きたいと考えております。』


大学院医歯学総合研究科・生涯免疫医療実装講座ジョイントリサーチ講座教授 森 雅亮
 『2016年4月に開設された生涯免疫難病学講座では、膠原病・リウマチ内科と小児科がタイアップして、従来の講座では達成できなかった難病が抱える諸問題を手掛けてきました。これまでの「難病に小児科/内科の枠組みなし」の考え方を踏襲して、2024年7月1日より生涯免疫医療実装講座に呼称を替え、新たな教育研究領域において、引き続き難治性自己免疫疾患の解明に挑んでいきたいと考えています。「難治性自己免疫疾患の早期診断および細胞治療を含めた最適治療の実現」が主たるテーマになりますが、具体的には「自己免疫疾患レジストリ等からの医療ニーズ抽出と分析」、「バイオバンクを活用した早期診断のエビデンス創出と疾患活動性バイオマーカーの開発」、「間葉系細胞治療等の新規技術による治療効果の探索」、「医師主導臨床試験による新規治療法の安全性と有効性の探索」など多岐にわたる研究成果を導出していけるように精進していきます。』


ヒューマンライフコード 代表取締役社長兼CEO 原田 雅充
 『これまでの共同研究の成果を基に、この度のジョイントリサーチ講座設立に至り、難治性自己免疫疾患の患者さんやご家族に貢献できる機会を得られましたことを大変嬉しく思います。小児から高齢者までの生涯にわたり、私たちの豊かな暮らしを支える医療の質はますます重要です。この取り組みにより、難治性自己免疫疾患の早期診断と臍帯由来MSCを活用した最適治療の実現を目指し、患者さんのQOL向上に貢献してまいります。「つなぐ命のきずな つながる未来」という企業理念のもと、私たちだからこそできる社会貢献を追求し、最先端の研究と技術で医療の進展に寄与していく所存です。』


■ジョイントリサーチ講座概要
名  称 :生涯免疫医療実装講座
講座責任者:保田 晋助(大学院医歯学総合研究科・膠原病・リウマチ内科学分野 教授)
設置目的 :難治性自己免疫疾患の早期診断および細胞治療を含めた最適治療の実現
設置場所 :国立大学法人東京医科歯科大学内
設置期間 :2024年7月1日から2025年6月30日

■東京医科歯科大学について(https://www.tmd.ac.jp/
東京医科歯科大学は、1928年10月12日に官立歯科医学教育機関として設置され、学問と教育の聖地である湯島・昌平坂において、医学と歯学の融合を通じて、先進的な医療の実践に従事する日本で唯一の医療系総合大学院大学として「知と癒しの匠」を創造し、人々の健康と社会の福祉に貢献しております。
また、2024年10月には東京医科歯科大学と東京工業大学が統合し、「Science Tokyo(東京科学大学)」が誕生します。「『科学の進歩』と『人々の幸せ』とを探求し、社会とともに新たな価値を創造する」をMissionに掲げ、両大学のこれまでの伝統と先進性を生かしながら、どの大学もなしえなかった新しい大学の在り方を創出していきます。

■ヒューマンライフコードについて(https://humanlifecord.com/
ヒューマンライフコード株式会社は、国産かつ備蓄可能な臍帯(へその緒)(“コード”)からの細胞製品を製造・開発し、現在でも確立した治療のない難病患者さんの生きる希望へつなげ(“コード”)、その先には健康寿命延伸につながる病気の重症化予防を目的とする未来の医療へとつなげる(“コード”)ことで、誰もが心豊かな生活を実現できる社会(“ヒューマンライフ”)を創り出すことをビジョンとしています。2019年「第1回東京ベンチャー企業選手権大会」最優秀賞&東京都知事賞受賞。東京都主催「スタートアップ・エコシステム東京コンソーシアム」が運営する「ディープ・エコシステム」の支援対象企業に選定。2023年内閣府主催「第5回日本オープンイノベーション大賞」厚生労働大臣賞受賞。2023年経済産業省によるスタートアップ支援プログラム「J-Startup」選定企業。

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