Deep Instinct、専門家レベルのマルウェア解析を提供するAIアシスタント DIANNAとAWS環境向けのゼロデイデータセキュリティDSX for Cloud - Amazon S3を提供開始
PR TIMES / 2024年12月11日 12時45分
生成AIを活用することで高度なマルウェア脅威解析とレポート生成を自動化し、未知のマルウェアやゼロデイ脅威に対するデータセキュリティをクラウド環境にも拡張
サイバーセキュリティ対策における世界初かつ唯一のAIベースのディープラーニングフレームワークを基盤とするゼロデイ データ セキュリティ企業であるディープインスティンクト株式会社(本社:東京都港区、カントリーマネージャー:並木 俊宗、以下ディープインスティンクト)は、未知の脅威に対する分析・説明能力を備え、業界の先駆けとなるAIベースのサイバーセキュリティ アシスタントであるDIANNA (DSX Companion)とDeep Instinct DSX for Cloud - Amazon S3の日本での提供開始を発表しました。
大規模言語モデル(LLM)を活用したDIANNAは、未知の脅威ファイルの中で使用されるコード技術や挙動をリアルタイムで解析し、わかりやすく詳細な分析レポートを自動生成して提供します。現在、マルウェアの脅威解析は人間の専門家によって行われており、専門知識に加えて膨大な労力と時間を必要としています。従来のセキュリティベンダーでも生成AIやLLM技術の活用が始まっている一方で、その主な目的はログやレピュテーションエンジンなど既存のソースからの要約データ生成にあります。その結果、単にデータをわかりやすくまとめて提供するだけにとどまり、実際に受けた未知の攻撃の目的までを分析・洞察するには至っていません。
Deep Instinctは、生成AIを活用することで、数多くのサイバーセキュリティ専門家や脅威リサーチャーの知見をDIANNAに集約しました。さらにLLMを効果的に組み込むことで、未知のファイルに対する詳細なマルウェア解析と説明を同時に実現し、攻撃者の悪意ある目的までを特定します。DIANNAが自動生成するレポートにより、企業は脅威に対する十分な情報をリアルタイムで得られるようになります。その結果、セキュリティチームは迅速な意思決定と、脅威の対応への優先順位付け、セキュリティオペレーションセンター(SOC)のパフォーマンスの最適化が可能になります。また、誤検知の対応に費やす時間を削減することで、作業効率を大幅に改善しながら、平均修復時間(MTTR)を短縮します。
また同時発表したDSX for Cloud - Amazon S3は、企業のクラウドへの依存が高まるにつれ、膨大な量のデータが生成・保存されているクラウドストレージ環境全体に対する未知の脅威の侵入自体を阻止することで、安全を担保します。
本日の時点で、AWS Marketplaceで利用可能となっているDSX for Cloud - Amazon S3は、DSX
for Cloudが持っている脅威防止機能をAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)のバケット環境に拡張しました。これにより組織は、マルウェアやランサムウェアによってデータが汚染されるリスクにさらされることなく、Amazon S3のワークロード上でビジネスアプリケーションを安全に実行することが可能になります。
ディープラーニングというAIの最先端技術を搭載したDSX for Cloud - Amazon S3 は、他のソリューションでは検知できない脅威も含めS3バケット内の未知の脅威をリアルタイムで防止できる、他に類例のない ゼロデイデータセキュリティソリューションです。DSX for Cloud - Amazon S3 は、20ミリ秒未満でファイルをスキャン、マルウェアのペイロードを99%以上の精度で検知、誤検知率を0.1%未満に抑え、これにより企業は運用コストを最大50%削減できます。DSX for Cloud - Amazon S3 を
DIANNA(DSX Companion)と組み合わせることで、脅威に対する説明可能性をAIによって実現し、さらなる洞察を得られます。
DIANNAおよびDSX for Cloud - Amazon S3 のその他の機能と利点には、以下が含まれます。
DIANNA
- 未知の脅威に対する比類のない専門知識:従来の手法を凌駕するDIANNAの静的解析により、未知のスクリプト、バイナリ、ドキュメント、ショートカットファイルなど、さまざまなファイル形式に対してこれまでにないレベルの解析レポートを自動生成。ゼロデイ攻撃に直面する組織に貴重な洞察を提供
- コードの意図と動作を自然言語に変換:さまざまな言語のバイナリコードとスクリプトをDIANNAが自然言語のレポートに変換。さらにコードを分析するだけでなく意図や潜在的な動作を理解し、そのコードの設計目的や、悪意あるものとなっている原因、システムにどのような影響を与える可能性があるかを説明
- 合理化されたワークフロー:DIANNAがSOC分析の最も煩雑な作業の一部を自動化することで、セキュリティチームはより戦略的で重要なタスクに集中可能
DSX for Cloud - Amazon S3
- 未知の脅威から保護:ディープラーニングフレームワークを活用して生成されたモデルによる静的解析ファイルスキャンによって、クラウドストレージ内に潜む、従来のセキュリティ製品では検知が不可能な未知の脅威やゼロデイ脅威から保護
- ネイティブに統合可能な認定製品:AWS 認定の DSX for Cloud - Amazon S3 は AWS S3 バケットとシームレスに統合され、導入も容易。マルウェアを自動的に検出・隔離できるため、実行前に阻止可能
- 低い総所有コスト(TCO):DSX for Cloud は高い防御効果と低い誤検知率を両立。また、シグネチャレスで更新や再スキャンが不要でインフラ・リソース要件が最小限のため、市場で最も低水準のTCOを実現
DIANNAおよびDSX for Cloud - Amazon S3の詳細については、Deep Instinctのウェブページをご覧ください。
Deep Instinctについて
ディープラーニングのサイバーセキュリティフレームワークを基盤とする、ゼロデイ攻撃対策を実現する世界初のデータセキュリティ企業であるDeep Instinctは、未知の脅威を20ミリ秒未満で阻止し、最速のランサムウェアの暗号化速度の750倍の速さを実現します。Deep Instinct Data Security X
(DSX) は、クラウド、NAS、アプリケーション、エンドポイント全体で、静止中または移動中のデータを保護します。
AIと戦うには、最高のAIが必要です。DSX Brainは、Deep Instinctのディープラーニングフレームワークであり、99%以上の精度と0.1%未満の誤検知率で、他社では検知できないゼロデイ攻撃を阻止します。DSXコンパニオンのDIANNAは、生成AIを活用し、未知の脅威について10秒以内に比類のない説明能力を提供します。
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