ベントレー、カーボンニュートラル認証を更新し、大幅な炭素削減によりオフセット量を81%削減
PR TIMES / 2021年11月12日 19時15分
グラスゴーで開催されたCOP26会議で世界がゼロエミッション輸送の未来を考える中、2030年までにエンド・ツー・エンドでカーボンニュートラルになるという目標を掲げた最初の高級自動車ブランドであるベントレーモーターズは、クルーの本社および事業所が、国際的に認知されているカーボントラスト社によるPAS 2060カーボンニュートラル使用の再認証を受けました。
これは、ベントレーが事業によって排出される二酸化炭素を削減するために行ってきた取り組みを反映したものです。
[画像: https://prtimes.jp/i/82456/25/resize/d82456-25-e8cbd20281823869dba5-0.jpg ]
2019年に初めてカーボンニュートラルの認定を受けて以来、ベントレーはさらなる排出量削減のための投資を続けており、その結果、オフセットの使用量は同期間比で81%減少しました。従業員たちの熱心な取り組みと、パンデミックによる出張の削減により、ベントレーの業務におけるCO2排出量は、2019年の17,482tCO2eから2020年には3,341tCO2eに減少しました。測定の対象を広げてすべての出張と地方の3つのサテライトを含めたにもかかわらず、このような結果を得ることができました。
製造部門の担当取締役であるピーター・ボッシュは次のように述べています:
「この20年間、ベントレーは持続可能性に関し先駆的なアプローチをとり、高品質で環境負荷の低い、効率の良い製造施設をここクルーに設立しました。 私たちはカーボンオフセットを減らすことに尽力しており、私たちのチームは環境負荷を減らすための素晴らしいソリューションを毎年継続的に導入しています。 私たちの最終的な目標は、2030年までに気候変動に影響を与えない製造拠点を作ることです。
環境について事業全体で明確なミッションを掲げており、当社の事業をより正確に捉えるために測定の対象範囲を広げたにもかかわらず、車両1台あたりのCO2排出量を81%も削減したことは、当社のコミットメントとスピードを裏付けています。」
長期的な投資と先を見越した計画により、ベントレーが使用する電気とガスの100%が再生可能エネルギーになりました。クルーの敷地内にある7.7MWのソーラーアレイで発電するか、100%REGO認証(Renewable Energy Guarantee of Origin:再生可能エネルギー発電源証明)を受けた再生可能電力と100%RGGO認証(Renewable Gas Guarantees of Origin)を受けたガスを購入しています。 同時に、エネルギー効率の高い5.5MWのボイラー3基を導入したことより、電力消費量を大幅に削減し、グリーンガスの使用もより効率的になりました。
このグリーンエネルギーは、工場の操業を支えるだけではありません。 130の充電ポイントが工場内に設置されたおかげで、研究途中のハイブリッド車やBEVモデルも開発段階から充電が行われており、ゼロエミッション車やハイブリッド車を社用車制度で利用できるため、従業員の移動にも役立っています。
地域の物流も考慮されており、敷地内に34,000リットルの「Green D+」再生可能燃料タンクが設置されています。これにより、重量積載物車両やその他の電気を使用しない車両は、通常のディーゼル車と比較して物流車両のテールパイプからのCO2排出量を86%以上削減できる燃料で走ることができます。 車両や発電機による従来の燃料使用量は、高品質のカーボンスタンダードオフセット(Verra)によって補われています。
今回の成果は、歴史あるクルー工場をエネルギー効率と炭素効率の高い工場にするために約20年間取り組んできたことの結果です。施設の一部は1930年代から存在していましたが、1999年にベントレーは英国の自動車メーカーとして初めてISO14001環境管理規格を取得し、エネルギー効率を最大化して排出量を削減するために工場をアップグレードすることを継続的に行っています。
ビヨンド100戦略により持続可能性への取り組みが加速
クルー工場敷地内には、英国最大のソーラーカーポートがあります。 1,378台分の駐車スペース(16,426m²)をカバーするこのアレイは、10,000枚のソーラーパネルで構成され、2.7MWの容量があります。工場の屋根に設置された20,815枚のパネルと合わせると、現場のソーラーパネルの総発電量は7.7MWとなり、これは1,750軒以上の住宅をまかなえる量です。ベントレーは現在、電動化への取り組みを加速させており、ビヨンド100戦略の一環として2025年に最初の完全電動車を導入する予定です。2021年にはベンテイガハイブリッドに加えてフライングスパーハイブリッドが登場し、2024年までにすべてのモデルにハイブリッド車を導入することを目指しています。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
国内初!! 「実質 CO2 排出ゼロ」のごみ袋・レジ袋を販売開始
PR TIMES / 2024年5月10日 14時5分
-
ベントレー コンチネンタルGT V8、GTC V8 およびフライングスパー V8モデルのアジア太平洋地域への生産を終了
PR TIMES / 2024年5月10日 13時45分
-
地域創生事業で創出されたカーボン・クレジットを活用 NTT西日本グループの脱炭素経営を加速
PR TIMES / 2024年4月26日 16時45分
-
ベントレーの第2回サステナビリティレポートが前向きな進展を強調
PR TIMES / 2024年4月26日 13時45分
-
国内初、水素30%混焼大型ガスエンジン実証設備を建設
Digital PR Platform / 2024年4月15日 11時0分
ランキング
-
1朝ドラ登場の食堂モデル、岐阜の五平餅店が閉店へ…「寂しい」全国から名残惜しむファン足運ぶ
読売新聞 / 2024年5月10日 15時8分
-
2コーヒー豆高騰の背景に…中国でブーム“悪魔のフルーツ”、ピザや火鍋にも【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月10日 21時10分
-
3三菱製紙子会社でデータ改ざん=耐熱プレスボード、10年以上前から
時事通信 / 2024年5月10日 17時54分
-
4【閉園騒動から再出発】「ラブライブ!聖地」水族館、新社長が語った苦悩「従業員は大量解雇」「マイナスからのスタートです」
NEWSポストセブン / 2024年5月10日 19時20分
-
5「LINEのセキュリティ」は大問題 TikTokと同じ道をたどるのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月10日 6時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください