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シンガポール航空、テマセク財団と共同で新型コロナウイルス関連の援助を行う国連WFPを支援

PR TIMES / 2020年8月12日 19時15分

シンガポール航空(本社:シンガポール、CEO:ゴー・チュン・ポン)とテマセク財団(Temasek Foundation)は、国連世界食糧計画 (以下、国連WFP)と提携し、新型コロナウイルスへの世界的な対応を支援し、世界で支援を必要とする地域への医療救援物資やその他の保健・人道的支援物資の空輸支援を行うことを発表しました。

国連WFPは世界的に流行している新型コロナウイルスのグローバルな対応のための物流支援網を有し、必要不可欠な医療用品や人道支援物資を空輸するとともに、医療従事者などの関係者をパンデミック対応の最前線に送るための世界規模の航空網を配備しています。この支援が5月に開始されて以降、国連WFPは159カ国へ800以上の人道的支援便を実施しており、さらに今後数週間でジャンボジェット機188機分の物資を輸送する必要があると予想されています。

国連WFPの COVID-19対応コーポレート・レスポンス・ディレクターのアメア・ダウディ氏は次のように述べています。「新型コロナウイルスの状況下で国連WFPに対する需要は毎週増加していますが、リソースは非常に限られており、追加の支援が緊急に必要とされています。我々は、命を救うための物資を最も必要としている人々に継続してお届けするために、シンガポール航空とテマセク財団が支援を名乗り出てくれたことに非常に感謝しています」

今回の合意の下、シンガポール航空は臨時チャーター便と貨物スペースを原価回収法ベースで運航し、最大で650万米ドルが見込まれる原価はテマセク財団が負担します。

シンガポール航空シニア・バイス・プレジデント・カーゴのチン・ヤウ・センは、次のように述べています。
「シンガポール航空がこの有意義な支援活動において、国連WFPおよびテマセク財団と提携することができ大変嬉しく思います。これにより、グローバルな航空貨物プロバイダーとしてのノウハウを活かし、国際ネットワークを活用して必要な場所に必要不可欠な支援物資を届けることが可能となり、新型コロナウイルスの影響を直接受けている地域社会の一助になることができると信じています」

テマセク財団のCEOであるウン・ブーンホン氏は、次のように述べています。
「我々は、国連WFP及びシンガポール航空と協力することで今回の支援便の運航が可能になったことを嬉しく思います。我々が国際社会において相乗的に協力することで、新型コロナウイルスの世界的流行に立ち向かう能力を高めることを可能にします。今回の提携は必要不可欠な支援物資を最も必要としている場所へ確実に届けるようにするための1つの手段ですが、この度、それぞれの分野で最も優れた人道支援機関と航空会社との提携の橋渡しが出来たことを光栄に思います」

人道・保健コミュニティに対し、国連WFPの共通サービスを維持するために、およそ9億6500万米ドルが必要だと推定されています。現在までに国連WFPはこの金額の21%の支援を受けていますが、追加の支援がなければ、2020年8月末には国連WFPの支援便運航が中断を余儀なくされる状況でした。

シンガポール航空グループは、この困難な状況の中で新型コロナウイルスのパンデミック対応に対しグローバルな支援をを強化して参りました。これまでの活動としてシンガポール航空グループでは、人々が帰国するための臨時チャーター便を複数運航いたしました。またシンガポール航空カーゴでは、医療救援物資や個人用保護具を必要な場所に輸送し、物資の供給ラインを必要なタイミングで開いておくなどの対応を行っています。またグループ全体として、シンガポールでパンデミックの影響を受けた地域に対し、毛布などの物資を寄贈したり、食事の支援を行っています。

当プレスリリースは、2020年8月11日にシンガポールで発表されたニュースリリース(https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/media-centre/press-release/article/?q=en_UK/2020/July-September/jr0620-200811)の抄訳です。

国連WFPについて
WFP国連世界食糧計画は世界最大の人道支援機関です。緊急時に人々の命を救う食料支援を届けるとともに、社会の繁栄を築き、紛争や自然災害、気候変動の影響から再起する人々の持続可能な未来を支えています。Twitter: @WFP_JP, @wfpsupplychain(英語)

シンガポール航空について
1947年にマラヤンエアウェイズ・リミテッドとして初フライトを実施後、マレーシアエアウェイズ・リミテッドに続きマレーシア・シンガポール航空へと社名変更され、1972年にシンガポール航空とマレーシア航空に分かれ独立しました。当初は18カ国22都市へ10機の航空機を運航していましたが、その後、シンガポール航空は世界的な国際航空会社グループへと成長し、ブランドの果たすべき役割として3つの柱である「Service Excellence」、「Product Leadership」、「Network Connectivity」の向上に継続的に取り組んでいます。シンガポール航空は「スターアライアンス」に加盟しています。シンガポール航空ホームページ: singaporeair.com

テマセク財団について
テマセク財団は、シンガポール内外の生活を向上させるプログラムを支援しています。また、当財団は社会の強靱性や国際交流、地域の活動の強化し、持続可能な社会のための科学と自然を促進させることを目指しています。詳細については、www.temasekfoundation.org.sg(英語)をご参照ください。

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