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【黒鳥社|新刊のご案内】 『WORKSIGHT[ワークサイト]25号 アジアのほう Towards Asia』11/13刊行!

PR TIMES / 2024年11月12日 11時30分

『WORKSIGHT[ワークサイト]』プリント版の最新号はアジア特集!Guruguru Brain/幾何学模様のGo Kurosawaをゲストエディターとして迎えた、手探りのアジア探索。



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Photo by Leo Arimoto


週刊のニュースレターを中心に、自律協働社会のゆくえを探ってきたコクヨのオウンドメディア「WORKSIGHT」。11/13(水)にプリント版最新号となる『WORKSIGHT[ワークサイト]25号 アジアのほう Towards Asia』を刊行いたします。

100年以上にわたり、日本は遠く欧米を眼差し、その文化を取り入れることで社会を形成してきました。しかし時代は変わり、カルチャーの新しい潮流はアジアから生まれつつあります。今回の特集では、オランダ・ロッテルダムを拠点にアジアの音楽を発信するGuruguru Brain/幾何学模様のGo Kurosawaをゲストエディターに迎え、新しい文化がうごめくアジアを探索します。

日本/アジア/欧米を股にかけて活動するGo kurosawaとTaiTan(Dos Monos)の対談、Eastern Margins、Yellow Fangら新しい文化のありようを切り拓いてきた5組のフロントランナーへのインタビュー、中国で広がる寺山修司・横尾忠則・YMOブーム、注目のインディパブリッシャーや新進気鋭のサイケデリクス・クリエイターの紹介など手探りで取材した「アジア特集」。ぜひお楽しみください。


目次


新しいアジアのサイケデリクス
選=Go Kurosawa

カルチャーの発信地として存在感を強めるアジア。そこで生まれる新たなアートには、従来の欧米的な価値観や美学では分類しきれない混沌=サイケデリクスが広がっている。ロッテルダムを拠点にアジアの音楽を発信するレーベル・Guruguru BrainのGo Kurosawaが紹介する新しいアジアのクリエイティブの一端。


巻頭言 ひとつに収束しない物語
文=山下正太郎(本誌編集長)


アジアのほう
対談:TaiTan(Dos Monos)× Go Kurosawa(Guruguru Brain)

この150 年ほど、日本は遠く欧米を眼差し、その文化を取り入れることで自分たちの社会を形成してきた。状況は少しずつ移り変わり、眼前のアジアに新しい文化がうごめくのを日々目撃するようになった。日本/アジア/欧米を股にかけて活動するアーティストふたりが考える、「アジアのほう」の見つめ方。


イースタンユースの夜明け
Eastern Margins/bie Records/Yellow Fang/Orange Cliff Records/Yao Jui-Chung

かつて欧米が絶大な影響力を誇ってきたグローバルカルチャーが分散化しながら多極化しているいま、カルチャーをめぐる新しい潮流がアジアから生まれつつあるのかもしれない。 アジアの変化を最前列で見ながら、まだ見ぬカルチャーのありようを切り拓いてきた5組のフロントランナーに訊いた。


北京のインディ番長、阿佐ヶ谷に現る
mogumoguから広がるオルタナティブ・コミュニティ

100年ほど前、川端康成らが居を構えて阿佐ヶ谷文士村を形成したエリアに、2023年オープンした中国インディ音楽のショップ/ライブハウス「阿佐ヶ谷 mogumogu」。中国、日本、さらには世界へ。アットホームな空気感のままに広がるインディでオルタナなネットワーク。


Dirt-Roots サッカーでつながるコレクティブ

サッカーは世界の共通文化だ。とはいえ「フットボールカルチャー」 を草の根で盛り上げているローカルなコミュニティは分断し、孤立していた。ところが近年、クリエイターを中心としたコミュニティが国境を越えてつながり始めている。日本のフットボールカルチャーマガジン『SHUKYU Magazine』が韓国・タイ・インドネシア・中国の仲間と立ち上げた、汎アジア的蹴球文化プラットフォーム「Dirt-Roots」。それはいかにして生まれ、いかに育っていくのか。『SHUKYU Magazine』編集長の大神崇に訊いた。


アジアンデザイナーたちの独立系エディトリアルズ

「デザイン」を超えて、出版・編集の領域へと踏み出すアジアのデザイナーたち。
「本」というアナログな表現形式のなかに新たな可能性を見いだす10組のインディパブリッシャーたちの挑戦。


テラヤマ・ヨコオ・YMO
中国で愛される日本のアングラ/サブカル

カルチャー大国ニッポンが最も輝いていた1960~80年代の「アングラ」な文学やアート、映画、音楽が、いま中国の若きクリエイターや編集者たちの間で、大きな注目を集めている。寺山修司、横尾忠則、YMOといった戦後日本を代表する文化アイコンに、彼ら/彼女らはなぜ魅せられるのか。上海在住歴8年、中国で自著も刊行する日本人編集者が取材した。


ブックガイド:百年の彷徨 アジアを旅した者による本の年代記

1世紀という時間をかけて、日本の人びとはアジアの地を訪れ、何かを理解し(たような気になり)、その知見を伝えてきた。そして日本もまた、海外からの眼差しの対象として存在する。旅行、仕事、調査に戦争......訪れる目的はさまざまだ。掴んだと思えば手からすり抜けるアジア、せめてその尻尾へとたどり着くための60冊。


ロスト・イン・リアリティ
MOTE のアジアンクラブ漂流記 2018/2024

2018年、雑誌のアジア特集の取材を機に、アジアのクラブカルチャーに足を踏み入れた編集者・石神俊大は、気づけば自らもDJとなって、その深みのなかへと埋没していった。大文字の「カルチャー」とは一線を画した、ローカルで猥雑な異世界としてのクラブ。無力感とあてどなさを頼りに見つけ出した、自分たちには立ち入ることのできない、アジアの未知なるリアリティ。

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▼書籍情報
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書名:『WORKSIGHT[ワークサイト]25号 アジアのほう Towards Asia』
編集:WORKSIGHT編集部(ヨコク研究所+黒鳥社)
ISBN:978-4-7615-0932-3
アートディレクション:藤田裕美(FUJITA LLC.)
発行日:2024年11月13日(水)
発行:コクヨ株式会社
発売:株式会社学芸出版社
判型:A5変型/128頁
定価:1800円+税
ご購入はこちらから。
https://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-book/9784761509323/


WORKSIGHT[ワークサイト]
コクヨが掲げる「自律協働社会」というありたい社会像を手がかりに、これからの社会を考える上で重要な指針となりうるテーマやキーワードを拾いあげ、探究するメディア。ヨコク研究所と黒鳥社が中心となり構成された編集部が、ニュースレター(毎週火曜日配信)を中心に、書籍、イベントなどコンテンツを展開中! ニュースレターの登録はこちらから。
https://worksight.substack.com/

ヨコク研究所
未来社会のオルタナティブを研究/実践する、コクヨ株式会社のリサーチ&デザインラボ。パーパスである「ワクワクする未来のワークとライフをヨコクする」をキーワードとして掲げ、リサーチ、エンパワメント、プロトタイピングを主軸とした活動を展開し、会社の指針となる未来シナリオを更新すると共に、発信によってできたファンやコミュニティの中で新たな社会像をつくり上げます。
https://yokoku.kokuyo.co.jp/

黒鳥社
いまの当たり前を疑い、あらゆる物事について、「別のありようを再想像(Re-Imagine)する」ことをミッションに、雑誌、ウェブ、映像、イベント、旅などメディアを問わず、コンテンツをプロダクション(制作)するコンテンツレーベルです。書籍に『第七の男』(2024年5月)、『『忘れられた日本人』をひらく 宮本常一と「世間」のデモクラシー』(2023年12月)、 『働くことの人類学【活字版】仕事と自由をめぐる8つの対話』(2021年6月)他。また、ポッドキャスト「こんにちは未来」「メタバースえとせとら」などの企画制作を行っています。
https://blkswn.tokyo

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