日本板硝子、米国の太陽電池パネル用ガラス新工場、稼働開始
PR TIMES / 2020年11月12日 16時45分
日本板硝子株式会社(東京都港区、代表執行役社長兼CEO森 重樹、以下NSG)は、米国オハイオ州(トロイ地区ラッキー)で建設中の新工場において、太陽電池パネル用透明導電膜(TCO: transparent conductive oxide)ガラス製造のフロートラインが稼働を開始したことをお知らせいたします。
約4.64ヘクタール(東京ドームとほぼ同じ広さ)の新工場は、堅調な成長を続ける太陽光発電市場に向けた太陽電池パネル用ガラスの生産能力増強を目的とし、当社の成長戦略を推進する380億円の投資計画(2018年5月発表)の一環です。米国ファーストソーラー社はオハイオ州北西部にアメリカ大陸最大の太陽電池パネルの製造拠点を有しており、同社との長期供給契約に基づき供給されます。
NSGのTCOガラスは、ガラス製造工程で導電性のある膜を成形する当社独自のオンラインコーティング技術により製造し、耐久性が非常に高く、幅広い用途に使用できます。またオンラインコーティング製法は、コーティングガラスを最も効率よく大量に生産できるため、コスト面で優位性があります。NSGは太陽電池パネル用ガラスや他のVA製品の提供拡大により、成長戦略を推進するとともに、再生可能エネルギーの普及に貢献していきます。
11月9日実施の火入れ式
[画像1: https://prtimes.jp/i/54570/26/resize/d54570-26-195703-0.jpg ]
新工場全景
[画像2: https://prtimes.jp/i/54570/26/resize/d54570-26-700730-1.jpg ]
日本板硝子株式会社(NSGグループ)は、建築用・自動車用ガラス、および高機能ガラス製品の分野において、世界最大手メーカーの一つです。グループ従業員数は約27,000人。世界各地に主要な製造拠点を持ち、100ヵ国以上で製品の販売を行っています。http://www.nsg.co.jp
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