EV時代に最適な次世代部品洗浄機! モジュール洗浄機「JCC-Module」を販売開始
PR TIMES / 2021年4月27日 20時15分
選んで組み合わせるだけ、機能変更も自由自在! カーボンニュートラル/SDGsにも貢献
産業機械メーカーの株式会社スギノマシン(富山県魚津市、代表取締役社長:杉野良暁)は、水を高圧で噴射し、自動車などの金属部品の洗浄を行う精密部品洗浄機「JCCシリーズ」の新商品、「JCC-Module(ジェイシーシー モジュール)」の販売を開始しました。
幅600mmの機能別モジュールを組み合わせるだけで、顧客のニーズに応えるスマートな洗浄システムを構築でき、EV部品・小型部品の洗浄に最適な洗浄機です。全6機種のうち、粗洗浄モジュール、リンス洗浄モジュール、エアブローモジュール、真空乾燥モジュールの4機種の販売を開始しています。
■商品の詳細はこちら
https://www.sugino.com/site/washing-deburring-machine/jm-type-jcc-module.html
[画像1: https://prtimes.jp/i/70070/26/resize/d70070-26-348914-5.png ]
1.装置概要
精密部品洗浄機のベストセラー「JCC」の新シリーズです。各モジュールはすべて幅600mmで、洗浄、エアブロー、真空乾燥といった機能別のモジュールを、自由に組み合わせることができます。
モジュール方式のため、必要な機能を持ったモジュールを選んで組み合わせるだけで、お客様に最適な洗浄ラインを構築することができます。また、各モジュールにはそれぞれ独立したCNC制御装置を搭載しました。生産するワークや生産計画が変更になった場合も、モジュールの抜き差しやプログラムの変更によって柔軟に対応することができ、お客様に末永くお使いいただける洗浄機です。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=OCJlpR4AzHc ]
2.開発背景
自動車等の部品内部に残留する切粉などの異物は、製品の早期摩耗や動作不良を引き起こし、電子部品であれば短絡(ショート)を誘発させ、重大な事故につながる恐れがあります。近年、自動車の高機能化やEV化の流れに伴い、部品清浄度の要求は年々高まっており、部品洗浄機にはより高い洗浄能力と信頼性が求められています。同時に、生産される部品が小型化していることも大きな特徴として挙げられます。
また、近年自動車部品などを製造するメーカーを取り巻く環境は、EV化の流れにより日々目まぐるしく変化しています。既存のものとは全く異なる新しい部品を生産することになったり、生産計画や生産拠点に大規模な変更があったりと、急激な変化への対応が、世界各地で求められています。
このような背景を受けて、JCCシリーズの高い洗浄能力と信頼性はそのままに、お客様の環境の変化にも自在に対応できる、コンパクトな洗浄機の開発に至りました。モジュール方式の採用で、EV化の流れのみならず、SDGsやカーボンニュートラルといった課題への貢献も目指しています。
3.特長
(1) 機能別モジュールを組み合わせるだけで、自動洗浄ラインが完成!
洗浄・乾燥から搬送まで、6つの機能別モジュールをご用意。 モジュールの装置幅は600mmに統一されており、必要なモジュールを選んで組み合わせるだけで、お客様に最適な洗浄ラインを提供します。手動搬送にも自動搬送にも対応でき、導入時の検討や導入後のライン変更も容易です。
(2) CNC制御とモジュール方式で、生産計画の変更にも柔軟に対応!
各モジュールにはそれぞれ独立したCNC制御装置を搭載。洗浄後に切粉が残ってしまう場合や、生産するワークや生産計画が変更になったときも、プログラムを調整することで対応可能です。
さらに、モジュール方式を採用したことで、生産ラインに後から機能を追加・変更したいという要望にも、モジュールを抜き差しすることで対応できます。急激に変化するEV時代の生産現場において、お客様のニーズに最適な洗浄ラインを提供し続け、末永くお使いいただける洗浄機です。
(3) 新開発の洗浄方法で、時代が求める高速&高精度洗浄を実現!
新開発の「スイング狙い撃ち洗浄」で、コンパクトながらも従来のCNC洗浄機にも劣らない清浄度を達成しました。ワークの回転軸と、ノズルの上下・左右の計三つのサーボ軸が同期して動くことで、短時間で高精度な洗浄・バリ取りが可能です(特許出願済み)。
[画像2: https://prtimes.jp/api/file.php?c_id=70070&t=animationGifImage&f=agd-70070-26-1.gif&img_id=1619505995031 ]
(4)メンテナンスが容易
メンテナンスエリアを装置の中央に集約しました。ライン構築時は装置中央にメンテナンス通路が完成。作業エリアを集約でき、ライン内の日常点検をまとめて行うことができます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/70070/26/resize/d70070-26-970541-2.jpg ]
4.モジュール構成
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/70070/table/26_1.jpg ]
5.仕様等(リンス洗浄モジュール)
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/70070/table/26_2.jpg ]
■商品の詳細はこちら
https://www.sugino.com/site/washing-deburring-machine/jm-type-jcc-module.html
■商品に関するお問い合わせ/見積もり・洗浄テスト依頼はこちら
https://www.sugino.com/site/support/inquiry-jm.html
<会社概要>
■会社名:株式会社スギノマシン ■代表者:代表取締役社長 杉野良暁
■本社所在地:〒937-8511 富山県魚津市本江2410番地
■TEL:(0765)24-5111(代) ■創業:1936年3月1日
■事業:高圧ジェット洗浄装置、超高圧水切断装置、原子力発電保守用機器並びに廃炉機器、湿式・乾式微粒化装置、ドリリングユニット、タッピングユニット、マシニングセンタ、拡管工具・装置、抜管装置、鏡面仕上工具、バイオマスナノファイバー、産業用ロボット等の開発、設計、製造、販売
■URL:https://www.sugino.com/
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