QIAGEN社、バイオインフォマティクス事業への投資を強化する戦略を発表
PR TIMES / 2024年1月30日 12時45分
QIAGEN N.V.(以下、QIAGEN。日本法人:株式会社キアゲン、東京都中央区、代表取締役社長:サカシタ・ショーン)は、QIAGEN次世代分子情報学の分野で市場をリードするバイオインフォマティクス事業QIAGEN Digital Insights(以下QDI)への投資を、今後5年間で強化する戦略を発表しました。
2023年の売上高が約1億ドル(約145億日本円)を持つバイオインフォマティクス市場リーダーであるQDIへの投資を強化することで、新たな地域や市場セグメントでサービス拡大を推進します。5つ以上の新製品の発売、既存製品ポートフォリオの強化をマイルストーンとして設定しており、これには遺伝子、タンパク質、代謝物などの生物分子の総合的な研究を含むオミックス分野での情報基盤の追加計画も含まれます。
QDIの成長戦略は以下の主要な領域に焦点を当てています。
1. オミックス情報基盤拡大を加速
オミックス情報基盤を拡大することで、ドラッグターゲット、および精密医学および精密ケアに不可欠な治療法に対して更なる包括的なソリューションを提供します。
2. 人工知能(AI)および自然言語処理(NLP)の機能の向上
AIおよびNLPへのさらなる投資を行うことで、既存機能の拡張をはじめとしてQDIナレッジベースを拡大し、複雑なゲノムデータに対してより信頼性のあるフィードバックを提供します。また、利用者の利用実績をAIが学習することで進化を続け、研究者の意思決定を支える利便性向上を継続的に行います。
3. 臨床二次解析の拡充
QDIのCLC製品(NGSデータ二次解析製品群)およびLightspeedテクノロジー(超高速変異検出ツール)をベースに、小規模および中規模の研究室が採用しやすいクラウドベースの実用性の高い二次解析ソリューションを開発および発売を計画しています。また、QDIはシーケンシングプラットフォームプロバイダーと提携し、二次解析とNGS解析レポートワークフローを含むよりシームレスなソリューションを提供していきます。
4. データセンターインフラの拡大
現在世界で7つのデータセンターを設けていますが、新たに拠点を1つ追加することでデータセンターインフラを拡大、新たな地域でのサービス提供を行います。
QDIはバイオインフォマティクスのパイオニアとして、研究の効率化を提供するだけではなくあらゆるラボ、データベース、API、サービス、ワークフローアプリケーションに適したソリューションを提供することで、研究者がバイオインフォマティクスの専門知識を必要とせずに適切な解析が行える環境を提供し、研究の精度向上、研究の進歩に貢献する考えです。
■QIAGEN Digital Insights
QIAGENのバイオインフォマティクス事業であるQIAGEN Digital Insightsは、科学者や臨床医向けのゲノムや臨床知識、解析・解釈ツール、受託サービスの大手プロバイダーです。業界で25年以上の歴史があり、世界中で90,000人のユーザー、科学論文で100,000を超える引用、300万人以上の患者データの解析実績、400億を超える科学的データポイントがあります。専門的にキュレーションされたゲノムおよび臨床知識ソリューションのポートフォリオと、効率的なデータ管理、共有、実用的な洞察のためのバイオインフォマティクスソフトウェアとサービスをご覧ください。
詳細はこちら → https://digitalinsights.qiagen.com/ja/
株式会社キアゲンについて
QIAGENグループの日本法人である株式会社キアゲンは、QIAGEN本社の企業戦略および経営方針との連携を通して、日本国内の幅広いライフサイエンス研究、分子診断分野においてSample to Insightソリューションを提供しています。1997年設立で、120名の社員が所属しています。(2022年12月31日時点)
詳細はこちら http://www.qiagen.com/jp/
デジタルPCRについて詳細はこちら: https://go.qiagen.com/QIAcuity_Portal_JP
QIAGENについて
[画像: https://prtimes.jp/i/94351/26/resize/d94351-26-f2beadbd932d8708c5ca-0.png ]
QIAGEN N.V(本社:オランダ)は、Sample to Insight ソリューションを提供するリーディング・グローバル・プロバイダーとして、研究者のみなさまが生体試料サンプル(Sample)から価値ある生物学的知見(Insight)を得ることに貢献しています。
QIAGENのサンプル調製テクノロジーは、血液、組織その他の物質からDNA、RNAやタンパク質を単離処理し、バイオ分子を可視化、分析可能な状態で検出します。そのサンプルを、バイオインフォマティクスソフトウェアやその情報基盤を用いて分析することで、関連したデータを実用可能な価値ある知見として解釈することができます。また、QIAGENの持つ自動化ソリューションにより、一貫したワークフローとして効率的かつ効果的な研究プロセスを実現します。
QIAGENは分子診断(ヒューマン・ヘルスケア)やライフサイエンス(アカデミア、創薬研究開発、産業アプリケーション、法医学など)に従事されている世界中500,000名以上の顧客のみなさまにこれらのソリューションを提供しています。
売上高は約21億4千万ドルでフランクフルト証券取引所およびニューヨーク証券取引所に上場。35ヵ国、6,200名以上の社員が所属しています。(2023年3月31日の時点)
詳細はこちら http://www.qiagen.com
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
発生・発がんを制御するHedgehogシグナルの新たな活性化機構と責任分子(リン酸化酵素:DYRK2)を同定
Digital PR Platform / 2024年7月9日 10時26分
-
長年課題であった「細菌叢DNA抽出」方法の最適化で、信頼性の高い細菌叢解析を支援するアカデミア向けサービスを開始
@Press / 2024年7月3日 10時0分
-
旭川医科大学とがんゲノム医療に関する共同研究講座を開設
PR TIMES / 2024年7月2日 16時40分
-
bitBiome、R&DテクニカルディレクターとしてAhir Pushpanath博士が参画
PR TIMES / 2024年7月2日 14時15分
-
ACT GenomicsとLSIメディエンス、日本国内における戦略的パートナーシップと協業に関する覚書を締結
共同通信PRワイヤー / 2024年7月1日 15時54分
ランキング
-
1〈最低賃金1054円に〉過去最大増なのにパート、アルバイトから大ブーイングのワケ「扶養控除ライン据え置きはオフサイドトラップ」「政治家の報酬だけは世界トップクラスだけど、賃金はオーストラリアの半分」
集英社オンライン / 2024年7月26日 18時56分
-
2赤字続きのミニストップ、逆転を狙う新業態は「コンビニキラー」? まいばすけっとに続けるか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月26日 6時15分
-
3土用丑のうなぎで嘔吐=京急百貨店
時事通信 / 2024年7月26日 19時32分
-
4「ジェネリックにしますか?」と薬局で聞かれましたが、「新薬」にしました。これって損ですか…?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月26日 8時40分
-
5タワマンで迷子、自分の部屋に帰れない…年金月25万円の69歳父が母と肩を寄せ合い暮らす「子供部屋」に唖然【FPの助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月26日 11時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)