神奈川県立綾瀬高校生徒が「総合的な探究の時間」で提案した経営改善アイデアの一部が実現
PR TIMES / 2024年10月28日 13時45分
既存取引先に配布する営業誌「ぬくもり通信」に掲載するコンテンツ案、スリーハイオリジナルキャラクター、廃材活用イベントの案が実現。「総合的な探究の時間」を通じた高校生の柔軟な提案が中小企業の課題を解決。
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産業用ヒーターを製造・販売する株式会社スリーハイ(本社:横浜市都筑区、代表取締役:男澤 誠 以下、スリーハイ)は、2023年11月から2024年8月まで事例企業として協力を行った、神奈川県立綾瀬高等学校第46期生(2024年度3年次・323名)の「総合的な探究の時間」で、生徒から受けた55案の経営改善提案のうち一部を実現しましたので、お知らせいたします。
総合的な探究の時間とは
「総合的な探究の時間」とは、2022年度から高等学校で行われている、教科や科目の域を超えた横断的・総合的な学びの時間です。
これまで綾瀬高校が実施してきた「総合的な探究の時間」では、架空の課題設定が多く、生徒が解決策を考えても実現することが難しいという課題がありました。そこで、今回の「総合的な探究の時間」では優れた提案についてはスリーハイで実現することを前提に授業を進めました。
詳細はこちらのプレスリリースをご参照ください。
県立綾瀬高校 神奈川県のNPO&町工場と連携し“実現性の高い”「総合的な探究の時間」実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000100107.html
<開催レポート>神奈川県立綾瀬高校、横浜市の町工場・スリーハイに向けた経営改善アイデアのプレゼンテーションを実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000100107.html
今回実現した高校生の提案
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/26/100107-26-78747cf7fdf7251933f30f35db212fba-1106x608.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2023年度の「総合的な探究の時間」で、県立綾瀬高校の生徒が検討したスリーハイの経営課題の一覧
2023年11月27日から始まった2023年度の総合的な探究の時間では、「株式会社スリーハイ綾瀬高校支店」を立ち上げたと仮定して、スリーハイが実際に抱えている経営課題について、綾瀬高校の生徒達が解決策を検討しました。
今回実現したアイディアは、これら5つのテーマのうち、「営業部」と「広報部」に配属された生徒が考えたものです。
1.営業誌のアイデア(営業部)~高校生が考案したオリジナルキャラクターが誕生
営業部に配属された生徒は、「スリーハイの既存取引先に配布する営業誌の作成」というテーマに対する提案を検討しました。営業部に配属されたグループ全ての提案を吟味し、複数の提案を取り入れて営業誌「ぬくもり通信」創刊号が完成しました。今回取り入れた綾瀬高校生からの提案は以下の通りです。
1.スリーハイの新製品を紹介する
2.スリーハイのスタッフ紹介コーナーをつくる
3.スリーハイのオリジナルキャラクターをつくる
4.シリーズ化できるコーナーを掲載する
5.紙面に写真を多く取り入れる
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/26/100107-26-1d7c9d60dd40cba6659e25b48fcbdb81-595x842.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
営業誌「ぬくもり通信」表
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/26/100107-26-6ff570e4e52c0b01342cec69ccc2e2ed-595x842.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
営業誌「ぬくもり通信」裏
今回制作した2024年9月号では、綾瀬高校生徒の提案を生かし、以下のコンテンツを掲載しました。
1.スリーハイの新製品情報として、国産IBCコンテナ用ヒーター、新型GOEMON(仮)を紹介。
2.スリーハイのスタッフ紹介として「我が社の温人(ぬくびと)」コーナーを掲載。創刊号では製造部門の社員を取り上げました。
3.スリーハイのオリジナルキャラクターとして「どらむん」「どらみん」を考案。スリーハイの主な取引業界である食品製造業で使われるドラム缶をモチーフとし、スリーハイのシリコンラバーヒーターをお腹に巻いています。本キャラクターも綾瀬高校生徒からの提案が元になったもので、スリーハイ社員の間で可愛いと大好評。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/26/100107-26-e253cdd3bcf869ad7796ba10a422988b-394x470.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
オリジナルキャラクター「どらむん」
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/26/100107-26-3e02c6e708298bf89093c9daa64c61e5-314x470.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
オリジナルキャラクター「どらみん」
4.シリーズ化できるコーナーとして、上記1.~2.は今後シリーズ化します。
5.紙面に写真を多く取り入れ視覚的に伝わる紙面構成にしました。
本営業誌はあえて全文手書きで作成しており、スリーハイの社員から取引先へ直筆の手紙をお送りしているような、温かみを伝えることができるものになりました。
2.廃材を活用したアイディア(広報部)~廃材を活用した防災枕をつくるイベント
広報部に配属された生徒は、「廃材を利用したイベントの開催」というテーマに対する提案を検討しました。今回実現した提案は、「災害のときに使える防災用枕を廃材で作る」というアイディアです。スリーハイが2025年1月に出展する展示会内のイベント施策として、本アイディアの実現に向けて動いています。
今回高校生から受けた提案の内容は次のとおりです。
【災害のときに使える防災用枕を廃材で作るイベント案】
・スリーハイから出るシリコンラバーヒーターの廃材をはさみで切り、袋に詰める。はさみで切ってつめるだけなので、親子一緒に楽しんでもらえる作業になる。
・枕を作ることを通じ、いざというときに備えた防災の大切さについて学ぶことができる機会とする。廃材を活用することで、スリーハイの主力製品であるシリコンラバーヒーターについても理解を深めてもらえる。
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写真左:スリーハイの主力商品であるシリコンラバーヒーターの廃材を利用した災害用枕の試作品 写真右:枕カバー。スリーハイが取引のあるアパレル業者から廃材の布を譲っていただくことが実現。
スリーハイは、2025年1月に開催される中小企業展示会「たま未来・産業フェア」に出展いたします。この展示会は、金曜と土曜の2日間にわたって行われ、特に土曜日は一般消費者、特にファミリー層が7割を占める来場者が見込まれています。これに伴い、普段なかなか触れる機会の少ないスリーハイの産業用電熱製品を、一般消費者の方々にも体験していただけるコンテンツを検討していました。
今回綾瀬高校の生徒からあったこの「防災枕を廃材でつくるイベント」という企画は、大人も子どもも楽しめる内容であるとともに、本展示会が東京都、埼玉県、神奈川県、山梨県における生活に焦点を当てた安全・防犯・災害対策の展示会であることから、防災について親子で考えるきっかけを提供できるものとして、実現に向けて動き出すこととなりました。
今回試作品をつくるにあたり、「ビニール袋にいれた廃材をつつむ布」が必要であるという提案が社員からあがりました。そこで「綾瀬高校生徒からの提案」という点に共感いただいた、スリーハイと取引があるアパレル企業から、廃材の布を譲っていただくことができました。
スリーハイ社員から、県立綾瀬高等学校生徒へのコメント
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写真左:勝又(展示会担当) 写真右:幸村(営業誌担当)
株式会社スリーハイ 幸村(営業誌担当)
6月末の最終プレゼンテーションから、早くも3か月半が経ちました。当時営業部に配属された皆さんに、完成した営業誌を早くお見せしたいと思いながらも、試行錯誤を重ねて、ついにスリーハイの製品を購入してくださったお客様にお届けする営業誌「ぬくもり通信」第1号が完成しました。
代表の男澤から「手書きで仕上げる」というミッションをいただき、「ぬくもり通信」はすべて手書きで作成いたしました。
綾瀬高校の皆さんからいただいたたくさんのアイデアを取り入れたことで、お客様が毎号楽しみにしていただけるような紙面に仕上がったのではないかと思います。この場を借りて感謝申し上げます。
「ぬくもり通信」を通じて、今後もスリーハイのお取引先の皆様に「あたたかさ」をお届けできるよう、さらにブラッシュアップを図ってまいりたいと思います。
株式会社スリーハイ 勝又(展示会担当)
広報部に配属された皆さんからご提案いただいた様々なイベントについては、早速社内で協議し、実現可能性の高いものから優先的に取り組んでおります。その中でも最も早く実施できそうだったのが、今回の「災害のときに使える防災用枕を廃材で作る」アイデアでした。
枕を包む布については、スリーハイで準備が難しかったため、取引のあるアパレル業者様に相談しました。「これは綾瀬高校の皆さんが考えてくれたアイデアなんです!」と熱意を伝えたところ、快く布の廃材を譲っていただけました。おかげさまで、枕の中身から外側まで、すべて廃材を使って製作することができました。
綾瀬高校の皆さんには、一生懸命アイデアを考えていただき、本当に感謝しております。たくさんのアイデアをいただいたので、これからも実現可能なものから順次実現に向けて進めてまいります。
今回実現した提案については、当時参加した綾瀬高校生徒へ、web会議を通じてスリーハイ社員から説明しました。
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今回実現した提案について、オンライン会議で綾瀬高校生徒へ説明している様子1.(写真中央:株式会社スリーハイ 代表取締役 男澤 誠)
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今回実現した提案について、オンライン会議で綾瀬高校生徒へ説明している様子2.
株式会社スリーハイについて
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100107/26/100107-26-725cb57294973bb747672a9aec285bea-2302x1904.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社スリーハイは、「ものを想う。ひとを想う。」を企業理念に、産業用ヒーター及び温度コントローラ等の製造、販売をしています。結露・凍結防止、加熱、保温などお客様のご要望にあわせたオーダーメイドの製品をご提案し、国内・海外の企業様の「困った!」を熱のチカラで解決してきました。ヒーターのエキスパートが日本全国の現場に駆け付け、お客様に寄り添うサービスをご提供いたします。
会社名 :株式会社スリーハイ
代表者 :男澤 誠
所在地 :(本社)神奈川県横浜市都筑区東山田4-42-16
:(札幌営業所)札幌市中央区北4条西4丁目1-7
設立 :1990年5月24日
事業内容:産業用ヒーター及び温度コントローラ等の製造及び販売
公式サイト:https://www.threehigh.co.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/threehigh/
公式Instagram:https://www.instagram.com/threehigh.official/
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